不潔だからもう無理!別れがよぎる生理的な相性~お風呂編~

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2020-05-02 06:00
投稿日:2020-05-02 06:00

美容的には夜風呂派がベスト

 朝風呂派と夜風呂派の二人が同居を始めると、必ずや“夜風呂派”から「身体が汚い」「布団が汚れる」などのクレームが入ります。

 そこで“朝派”は今まで普通にしてきたことが否定され、相手を潔癖症だと言い出したりして、お互い主張を譲らないカップルもいます。

 今までの生活習慣はすんなりとは変えられないものですが、寝ている間に新陳代謝が活発になり、免疫細胞やホルモンによって髪や皮膚のダメージを修復してくれるのですから、汗をかいて汚れた身体をキレイにして寝る方が、美容的に良いのは間違いありません。

「えっ。私は“朝派”だけどお肌キレイです!」という女子さん、もう少し年を重ねると際立ってお肌に現れます。過信せずお気をつけくださいませ。

 論外なのは、たまにいらっしゃる、数日お風呂に入らなくても平気なタイプ。そんな人に限って「風呂に入らんでも死なん」と、わけがわらん言い訳をしています。

 こんな人はいくら性格がいい人でも、不潔で周りを不快にさせているわけですから、大人としてNGではないでしょうか。

習慣の違いが不満に変化していく

 お風呂がらみで言えば、同居がスタートすると勃発しやすい“バスタオルを何日置きに洗うか問題”。

「当然毎日洗うだろー派」と「キレイな身体を拭いているので数日に一回で充分派」「家族全員で一枚のバスタオルを使い回す派」など様々です。

 家事分担制で洗濯担当の新婚夫Aさん(28)も生活習慣の違いに悩んでいました。

「妻が洗濯機に毎日投げ込むバスタオルが週に6枚。一体どこに干すんですかっ!あんなかさばるもん。ボクは週に一回洗うだけで充分なんです」

 バスタオルの洗濯が苦痛だと訴えるAさんの言い分も、分からなくはありません。

どちらが正しく、どちらに合わせるべきか?

 不満が爆発する寸前に、奥様にバスタオルの話をさりげなく伝えることにしました。

「あのさ、バスタオル使うの、半分にしてくんない?」

 すると、返ってきた言葉が「そんなの無理!汚いじゃん」と速攻却下。おまけに、怠け者で不潔な男のレッテルまで貼られたそうです。

 平行線で話が交わらないAさんは、小さくて洗いやすいバスタオルを購入し、時々洗わずにたたんで置いておく工夫? いや、ずるい手段に出ることにしたそうです。

 奥様はまだ気付いていないそうですが、このご夫婦も先行き心配が残りますね。

まとめ

 このようなトラブルは、どちらがどう悪いということはありません。

 全くもっての生活習慣の違いからくるものですが、同居をはじめると、このような小競り合いが必ず大なり小なり起こりえます。

 世の流れとしても先進国に住んでいるなら、清潔だと思う方に生活スタイルは寄せていく方が円満です。もし居住地がジャングルなら川で水浴び程度でしょうから、何事も臨機応変に場を読み合わせていくことはとても大切です。

 生理的に受け付けなくなると、近い未来に別れが訪れる可能性は高くなります。

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

ラブ 新着一覧


妻から何度も「離婚」突きつけられ…ついに覚悟を決めた男性
「冷酷と激情のあいだvol.21〜女性編〜」では、夫に対してたびたび「離婚したい」と口にするものの、本心は揺れている妻の...
並木まき 2020-11-21 06:01 ラブ
妻と子供が溺れたら…夫は迷わず妻を助けるという衝撃の事実
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。「いい夫婦の日(11月22日)」に関するアンケート調査を明治安田生命が発表し...
山崎世美子 2020-11-21 06:00 ラブ
職場内離婚…どうやって後処理する!?速やかにやるべきこと
 出会いのきっかけランキングで必ずトップ3に入っている「職場での出会い」。そう、社内恋愛はとってもメジャーなものなんです...
七味さや 2020-11-20 07:06 ラブ
恋愛するなら冬♡ 恋の季節と言われる理由&おすすめデート
 美しい四季のある日本は、季節によって大きく雰囲気が異なりますよね。特に、冬は肌寒く人恋しくなるため、「恋愛したくなる」...
恋バナ調査隊 2020-11-20 06:00 ラブ
料金は?リスクは?「ママ活」と「出張ホスト」どう違うの?
 近ごろは、密を避けてマンツーマンで遊ぶ人が増えています。そんな時に便利なのが彼氏代行的な存在。けれど最近は「ママ活」と...
内藤みか 2020-11-19 06:00 ラブ
結婚すると苦労する男性の6つの特徴&男性選びのポイント
 日本の離婚率は現在35%ほどとも言われていますが、誰だって「離婚するかも?」なんて考えて、結婚をしているわけがありませ...
恋バナ調査隊 2020-11-19 06:00 ラブ
恋愛は焦ると失敗する!うまくいかない5つの原因&対処法♪
「恋愛に焦りは禁物」と言われますが、実際、恋愛中に焦って行動してしまい、うまくいかなかった経験がある人は多いでしょう。し...
恋バナ調査隊 2020-11-18 06:00 ラブ
ネットで話題 LINEのマッチングアプリ「HOP」を使ってみた
 コミュニケーションアプリの「LINE」を運営などを行うLINE株式会社が、2020年9月にマッチングアプリをリリース。...
久留米あぽろ 2024-02-19 12:33 ラブ
出会いがないと嘆く40代独女に気付いて欲しい12のこと。
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。インタビュアー・内埜(うちの)さくらが、40歳以上で結婚した男...
内埜さくら 2020-12-14 19:07 ラブ
面倒くさい? 男性から「重い女」認定される残念ポイント3つ
 綺麗でモテるはずの女性でも、知れば知るほど男性から「重い」と思われ、最終的には「ウザい」と敬遠されてしまう残念な女性が...
田中絵音 2020-11-17 06:00 ラブ
恋愛が上手くいく♡ 謙虚な女性になる4つの方法&メリット
 謙虚さを持ち合わせている人って、とても魅力的ですよね。普通の人間関係だけに限らず、謙虚な女性は男性にもモテます。そこで...
恋バナ調査隊 2020-11-16 06:22 ラブ
彼にとってタイプ圏外でも…距離を縮める“好み寄せ”のコツ
 気になる彼の好みのタイプが自分とかけ離れているという時、あなたならどうしますか? 男性にとって、見た目や性格のフィーリ...
ミクニシオリ 2020-11-16 06:00 ラブ
もう無駄に恋愛したくない…男性が最後に選ぶ女性の特徴とは
 アラサー以降の年齢になると「次の恋愛は絶対最後にしたい!」と一度は固く決心しますよね。今、気になるカレがいたり、すでに...
若林杏樹 2020-11-16 06:00 ラブ
群れない一匹狼女子がモテる理由5つ♡ “ぼっち”とは違う?
 似た髪型や服装、メイクの「量産系女子」なんて言葉が流行っていますよね。このように、女性はなにかと「みんなと同じ」を好み...
リタ・トーコ 2020-11-15 06:00 ラブ
結婚予定だった彼の態度が急変…身動きがとれず苦しむ女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2020-11-14 06:11 ラブ
コロナ禍のせいで全てが…婚約破棄を決めた男性が抱える事情
「冷酷と激情のあいだvol.20〜女性編〜」では、結婚の約束をした彼氏が自分を避けているように感じる女性・Tさんの心情を...
並木まき 2020-11-14 06:10 ラブ