「新ショウガのマリネ~きんぴら風~」ピリ辛がくせになる

コクハク編集部
更新日:2020-05-28 06:00
投稿日:2020-05-28 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・荻窪のフレンチ「Petit」の千葉良太さんに、旬をいただく「新ショウガのマリネ~きんぴら風~」のレシピを教えていただきました。

ショウガで代謝アップ!

 ピリッとした辛味がくせになる。ジメジメした梅雨でテンションが低下気味の時にはもってこいのおツマミです。

「根ショウガだと硬いので、新ショウガを使って下さい。辛さの中にも甘味があり、軟らかいです。ガリでも代用可能です」

 ショウガには体を温める効果もあります。

「オフィスでずっと冷房に当たって体が冷えている人には特にお勧めですね。汗も適度にかくので代謝がよくなります」

 冷蔵庫で保存すると1週間はもつようなので、まとめて作っておくのもベター。日本酒でチビチビやるのもいいですが、ビールでグビグビやるのもよさそう!

【材料】

・新ショウガ 100グラム
・オリーブオイル 少々
・みりん 30ミリリットル
・酒 30ミリリットル
・濃い口醤油 50ミリリットル
・ハチミツ 10グラム
・バルサミコ酢 15ミリリットル

【レシピ】

1. 新ショウガの皮をスプーンなどで剥く。
2. ショウガを湯通しして、流水にさらして辛味を抜く。
3. 薄くスライスしてオリーブオイルでじっくり炒める。
4. 炒めたショウガに残りの材料を入れ煮詰めれば完成。

本日のダンツマ達人…千葉良太さん

▽ちば・りょうた
 1987年、東京都生まれ。東京農業大学卒業。大学の授業で、無農薬農家の畑作りを手伝った経験が料理の世界に飛び込んだきっかけ。大学卒業後にダイニングバーに就職し、料理と接客を学ぶ。26歳から3年間ビストロで勤務。2018年からPetitの料理長を務める。

▽プティ
 都内で飲食店を経営する株式会社ソーシャルエピセの2号店として、2013年に誕生。お客さんがホッコリできるように日本の食材をふんだんに使ったフランス料理を提供。季節の料理に力を入れ、フルコース(全7品)が4000円からとリーズナブル。東京都杉並区西荻南2―20―4 恵荘1F。

(日刊ゲンダイ2019年6月26日付記事を再編集)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

フード 新着一覧


香りや食感まで美味しい「焼き長芋の酒盗、ホタルイカのせ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・六本木の日本料理店「器ながや」の北田昌利...
無印良品で始める“ぬか漬け生活” 2021.4.30(金)
 子どものころは苦手だったけど、大人になると好きになる――。ぬか漬けはその代表的な食べ物ではないでしょうか。友人に勧めら...
「筍木の芽焼き」水煮のタケノコにタレで香ばしさをプラス
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・六本木の日本料理店「器ながや」の北田昌利...
「白魚と根三つ葉の卵締め」出汁さえ丁寧に取れば3分で完成
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・六本木の日本料理店「器ながや」の北田昌利...
「イワシのかば焼きサラダ仕立て」ご飯にのせれば最高の丼に
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・六本木の日本料理店「器ながや」の北田昌利...
「空豆のチーズ寄せ」市販のプロセスチーズをチンして巻く!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・六本木の日本料理店「器ながや」の北田昌利...
今度は「ペヤングW獄激辛」を食べてみた 2021.4.25(日)
 また、まるか食品さんがやってくれました。激辛シリーズ第3弾は、2020年2月に登場した「ペヤング 獄激辛やきそば」と2...
ビールのおつまみに最高!「肉ジャガのスパイシーコロッケ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・新橋の割烹「銘酒処 木曽路」の丸山陽三さ...
赤味噌とバターの絶品コラボ料理「鶏ジャガのバター味噌煮」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・新橋の割烹「銘酒処 木曽路」の丸山陽三さ...
「サワラと季節野菜のみぞれあん」野菜は生のままでOK!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・新橋の割烹「銘酒処 木曽路」の丸山陽三さ...
「ポパイエッグ」ホウレンソウをソテーして卵で包むだけ!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・新橋の割烹「銘酒処 木曽路」の丸山陽三さ...
蔵前の出来立てほやほや名物! 2021.4.19(月)
「東京のブルックリン」などといわれる街、蔵前(台東区)。数年前からそう呼ばれることが多くなり、雑誌の街歩きやオシャレスポ...
「豚肉のネギまみれ」ネギの辛味が豚肉のウマ味を引き立てる
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・新橋の割烹「銘酒処 木曽路」の丸山陽三さ...
「ホタルイカのふきのとう味噌」旬の素材爆発の究極のツマミ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、大阪・福島の割烹「お酒とさかな かけはし」の梯...
スーパーの安価なマグロが早変わり!「ねっとり漬けマグロ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、大阪・福島の割烹「お酒とさかな かけはし」の梯...
「空豆のからすみはさみ揚げ」一品で2つの風味が味わえる!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、大阪・福島の割烹「お酒とさかな かけはし」の梯...