おうちで「ニードル美容」のメリット&アンダーマスク活用術

並木まき ライター・エディター
更新日:2020-07-03 06:00
投稿日:2020-07-03 06:00
 数年前からじわりとブームになっている「ニードル美容」。今はサロンに行かなくても、自宅で手軽に楽しめる時代になりました。
 おうちで美容を楽しむ時間が増えているうえに、マスクと肌の摩擦が気になる今は、ニードル美容にトライする最適なタイミング! 時短美容家の並木まきが、“ニードル美容”のメリットやマスク下に仕込む意外な活用術をご紹介します。

「ニードル美容」って何? 怖くないの?

 おうちで行う「ニードル美容」は、簡単に言ってしまえば「マイクロニードル美容液」を使ったお手入れのこと。塗るタイプと貼るタイプがありますが、時短美容的には、より手軽な貼るタイプがぴったりのアイテムです。

 美容液を含ませた、または美容液でできている極細針が付いているパッチをペタッと貼るだけの手軽さなので、誰でも気軽にできます。目元や口元、ほうれい線など「気になるパーツ」に貼るだけ。美容初心者でも、スペシャルケアに取り入れやすいでしょう。

「ニードル」と聞くと、鋭くてチクチクした針を連想する人もいるかもしれませんが、セルフ美容で使うニードルパッチは角質層に美容成分が浸透するように作られたものなので、多くの人は痛みも感じません。もちろん、剥がした箇所に針の跡がボコボコと付くこともなし。安心して使えるように、工夫して作られている製品ばかりです。

ニードル美容のメリットは?

 ニードル美容をセルフでするメリットは、時間をかけてじんわりと角質層に美容成分を浸透させやすいこと。クリームや普通の美容液などで保湿するお手入れに比べて、高い保湿力を実感する人も多いようです。

 そして、そんなニードル美容パッチは、おうち美容を充実させたい今のタイミングにこそ、ぜひ使いたい製品です。

寝る前のケアだけでなく、マスク下美容の裏ワザにも!

 こちらは、私が実際に使っているニードルパッチ。左が製薬会社がつくっているマイクロニードルの「spherly」、右が資生堂の「ナビジョン HA フィルパッチ B」です。どちらもヒアルロン酸で作られたニードルで、チクチク感も少なめ。つるんとした肌になるのが気に入っています。

 ニードル美容は貼ってから5〜6時間放置するお手入れなので、私は、マスク下の“摩擦防止兼保湿ケア”として試してみたところ、マスクが肌に擦れていた部分が気にならなくなりました。

 夜用ケアとして、寝る前にニードルパッチを貼ってベッドに入る人も多いと思いますが、顔に何かを貼っていると気になって眠れない人も、マスクを着用する日に使ってみるといいかもしれません。

 季節の変わり目は、お肌の不調に悩まされる人も多い時期。今年はマスクの着用により、例年以上に肌不調に頭を抱えている女性も多いようです。おうちでできる美容をブラッシュアップして、すこやかな肌を育んでいきたいですよね。これまでニードル美容をしたことのないかたも、ぜひこの機会にトライしてみてはいかがでしょうか?

(※筆者注:掲載している画像は筆者の私物です。文中の効果は、筆者の個人的な感想です)

【募集】在宅しながら副業で稼げる人になりませんか?

 コクハクの「並木まき公式オンラインサロン」では、ライターになるためのポイントを惜しげなくレクチャー。

 新人にも最低文字単価1円を保証したライター案件を斡旋し、学びと実践の両輪でプロのWebライターになる最短の道を教えています。

 業界人を招いたオンラインオフ会も開催。地方や海外在住でも、必要な人脈づくりが叶います。

 詳細はこちら→ https://salon.kokuhaku.love/namikimaki

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


奇抜とは限らない!40代加齢のドヨーン顔回避に「アシメ前髪」はいかが
 左右非対称の「アシメ前髪」は、少し個性的で奇抜だというイメージを持っている人もいるかもしれませんね。ましてや、若い子が...
ガタガタ眉でも諦めない!たった2分で誰でも左右対称の美眉になれるテク
 眉毛メイク、左右対称に描けていますか?  筆者は、メイクの中で眉毛に一番時間がかかってしまい、なかなか納...
チョロっと出てたら恥部!鼻毛のお手入れ頻度は?抜いたらダメ??
 日常生活で、見られたら絶対に恥ずかしいのが「鼻毛」です。見られた本人も恥ずかしいし、見てしまった人も指摘しにくい! で...
【2023年人気記事】尿のニオイでわかるサインと対処法(専門家監修)
 2023年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記事を再掲載します。こちらの記事初...
【2023年人気記事】たかがパンツされどパンツ、30年ぶりのTバックで…
 あけましておめでとうございます。2023年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記...
サマンサタバサ、4℃大量閉店 エビちゃんOL系が令和世代にウケない背景
 これも時代か…。かつて若者の人気ブランドだった「Samantha Thavasa(サマンサタバサ)」の経営危機が報じら...
31歳女が勇気を出して「人生初まつげパーマ」に挑戦してみた
 恥ずかしながら、30代になってもまつげパーマをした経験がありませんでした。そんな私がまつげパーマに挑戦したきっかけは、...
自分の顔見てぎょ!「まぶたのたるみ」すっきり見せるケア&メイク法
 自分の顔を鏡で見たとき「アイメイクしているのに目元に元気がない…」と感じたことがあるアラフォー、正直に挙手!  そ...
意外と見られてる!“愛の証”キスマークの消し方と隠し方…安心してつけて
 大好きな彼との熱い時間に、ついてしまったキスマーク…。会社に行くのも気まずいし、友達に見られるのも嫌! と悩む人もいる...
盛りブラよりスポブラ! 貧乳40女が直面したブラジャー問題
 自他ともに認める貧乳です。ええトシこいて、あばら浮いてます。  よって筆者のブラジャーは盛り重視。「寄せて上げる」ど...
おならが臭う、げっぷが出る!【医療専門家監修】腸活から知るセルフケア
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
廃盤になったら外出できない!? 40代美容家愛用「底見えコスメ」厳選2品
 物価高に苦しむ今は「本当に使えるもの」に厳選して、コスメ選びをしたい人も増えていますよね。  40代のメイクでは、ア...
「膣が乾いて痛い…」40代、夜の生活で実感した老い問題どうしてる?
 40代女性の悩みの一つとして、「夜の生活で感じる老い」があります。若い頃とは違い、老いを感じはじめる年齢でもありますよ...
双子級にそっくり!レブロンがボビィブラウンの名品ハイライターを食った
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
そのふらつきは脳の病気?自律神経の乱れ?【医療専門家監修】5つの整う
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
コンプレックスが悪目立ち!今すぐ見直したい残念メイクテク3選
 コンプレックスを解消するためのメイクが、実は逆効果になってしまっていたら悲しいですよね。  メイク手法が定着している...