独りの夜を乗り越える! 孤独感に襲われがちな日々の戦い方

七味さや 漫画家・イラストレーター
更新日:2020-08-07 06:00
投稿日:2020-08-07 06:00
 突然強い孤独感に襲われる……。今後の人生も、ずっとこのまま独りなのではないかーーそんな漠然とした不安感で眠れない夜を過ごしている離婚経験者もたくさんいるのではないかと思います。離婚経験者に限らず、同じような経験をしたことのある方も多いのではないでしょうか。
 この漫画の主人公・リコちゃんも、焦る独りの夜を乗り越えられず苦しんでいるみたい……?

余計なことを考える時間を減らそう

 身も蓋もない言い方になってしまいますが、考えなくてもいいことは考えないようにするのが一番です。思うに、独りの時間が増えたことで余計なことを考える時間も増えてしまったんですよね。

 私も結婚生活がうまくいっていた頃は、不安なことがあっても元夫と話すことで気を紛らわせることができていました。独りだと話す相手もいないため、自分の中だけでぐるぐると悪い方向に考えてしまいがちです。

 頭ではわかっていても、ついつい余計なことを考えてしまうのが人間ですよね。そもそも普通に生きていても、お金のことや健康のこと、家族のことなど、なかなか将来への不安は尽きないもの。

 離婚で人生を強制リセットされるというイレギュラーなことが起きた場合、強烈な不安感に苛まれるのは当たり前と言えます。そしてその不安をすぐに吐き出せる相手もいないため、どんどん孤独の闇に飲み込まれていくという負のループ……。

 それでも当面は、孤独な夜を独りで乗り切っていかねばなりません。あまりに頻繁に孤独感に襲われる方は、余計なことを考えなくて済むよう、適度に予定を入れて忙しくすることをオススメします。

 孤独が襲ってくるのは、たいてい夜です。日中、適度に働いて人と話し、ほどよく疲れた体で布団に入って、孤独が襲ってくる前に眠りについてしまいましょう! ……なんて偉そうに書いている筆者も、PMSの時(生理前)はどうしても孤独に負けそうになるんですけどね。

登場人物紹介

リコ
離婚から立ち直りたいアラサー無職。最近、貯金が底を尽き始めた不安感からか、夜に孤独に襲われてやりきれなくなっている。色んな衝動が抑えられない!

ノラ
リコの高校時代からの友人。独身貴族なアラサーOL。朝型なのでいつも早めに布団に入るが、ここ数日は安眠を邪魔されて怒り心頭。でもほっとけないんだよなぁ、離婚直後の友人のこと。

七味さや
記事一覧
漫画家・イラストレーター
離婚済アラサー漫画家。不注意型ADHD傾向ありの綱渡り人生。世界中からゆるされたくて、「ゆるし系」漫画やキャラクターを描いています。やさしい世界をつくりたい。Xでも随時漫画更新中。お仕事実績はこちら:https://shichimin.com/

関連キーワード

ラブ 新着一覧


今では私が彼を追いかけている…好きが“逆転”してしまう理由
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。好きだ愛していると追いかけられて一緒になったはずなのに、ふと気がつけば愛が逆...
山崎世美子 2021-02-13 06:00 ラブ
結婚へと進みたいのに…彼氏の浮気に振り回される女性の苦悩
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-02-13 05:46 ラブ
交際6年の彼女がいても…浮気を繰り返してしまう男の言い分
「冷酷と激情のあいだvol.31〜女性編〜」では、浮気を繰り返す彼氏の真意が分からない女性・Aさんの苦悩をご紹介しました...
並木まき 2021-02-13 05:52 ラブ
ずるずるは嫌…不倫の上手なやめ方! やめる準備&注意点
「不倫がいけないこと」というのは、誰もがご存知の通り。しかし、人知れず不倫をはじめる人は、あとを断ちません。とはいえ、気...
リタ・トーコ 2021-02-12 06:00 ラブ
“長すぎた春”って交際歴何年? “長い春”に終止符を打つ方法
 長い間お付き合いしている人がいるものの、先が見えなくて悩んでいる方は多いでしょう。交際期間が長くとも、結婚に至らず破談...
恋バナ調査隊 2021-02-12 06:00 ラブ
「Clubhouse」に恋愛に発展する出会いはあるのか考えてみた
 会員制の音声SNS「Clubhouse(クラブハウス)」が話題です。招待制で、現段階ではiPhoneでしか使えないアプ...
内藤みか 2021-02-11 06:00 ラブ
男性は結婚相手に何を求める? 6つの条件&意識させる方法
 数年交際している彼氏がいるにも関わらず、結婚話がまったく出ないと不安になるものです。「私のこと、どう思っているのだろう...
恋バナ調査隊 2021-02-11 06:00 ラブ
もう限界!「コロナ破局」を迎えた男女にありがちな特徴3選
 コロナ禍によって、良くも悪くも男女間に潜在的に存在していた問題をあぶり出している話が多く聞こえています。これまで「だま...
並木まき 2021-02-10 06:00 ラブ
彼から連絡が来ない…私に飽きたの? 連絡しない男性の本音
 好きなカレから連絡が来ないと不安になりますよね。スマホを見るたびLINEの既読や未読などが分かったり、SNSではつぶや...
若林杏樹 2021-02-10 06:00 ラブ
彼に愛されているか不安…愛情の確かめ方&4つのNG行動
 交際期間が長くなると、ふとした瞬間に「彼にちゃんと愛されているのかな……」と不安を感じてしまうことがあります。男性は女...
恋バナ調査隊 2021-02-09 06:00 ラブ
結婚相手に経済力を求めて何が悪い?失敗と成功の境界線は…
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。インタビュアー・内埜(うちの)さくらが、40歳以上で結婚した男...
内埜さくら 2021-02-18 20:32 ラブ
なんで嫌がることするの…?共に暮らすために大切な基準とは
「私があんなに嫌がってたのに、全然やめてくれなかった……」そんなパートナーがいた経験、ありますか? もしくは今のパートナ...
七味さや 2021-02-09 06:01 ラブ
状況別“好きな人の忘れ方”!片思いの未練を断ち切るには?
 心がときめくような楽しい恋もあれば、胸が締め付けられるような切ない恋もありますよね。中には、なんらかの事情で「好きな人...
恋バナ調査隊 2021-02-07 06:00 ラブ
彼も男だったと再認識…浮気されて気付いた夫への愛情と後悔
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。長年連れ添うとお互い空気のような存在になってきます。  トキメキも薄れて相...
山崎世美子 2021-02-06 06:00 ラブ
信じていたのに…持病への理解がない夫と別居した妻の嘆き
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-02-06 04:42 ラブ
別れたらみっともない…別居には応じるも離婚を拒む夫の主張
「冷酷と激情のあいだvol.30〜女性編〜」では、持病を理解されずに夫への別居を突きつけた妻・Yさんの決断をご紹介しまし...
並木まき 2021-02-06 04:41 ラブ