誰にも言えない…デリケートゾーンの臭いに悩み続けた話

リサ&モニ 美容研究マニア
更新日:2020-10-13 14:36
投稿日:2020-08-30 06:00
 ずっと、誰にも言えなかった悩みがあるんです。それは、「デリケートゾーンの臭い」。最近、ずっと一緒にいたいと思える彼氏ができたので、なおさら気になってしまって……。特に、生理中やおりものが多い日などは強く臭うので、同じトイレを使う時にはドキドキしています。
 そんなわけで私、モニは、彼氏への想いを胸にデリケートゾーンの臭いについて徹底リサーチ。正しいケアを続けてみた結果……? 今回は、そんなお話です。

デリケートゾーンの臭いが気になりだしたあの日

 赤裸々な話をしますね。高校生の頃、休み時間にトイレに行った時のことです。ちょうど生理も終わりかけで、ナプキンの交換頻度が下がっていました。入れ替わりで女子グループが入ってきたのですが、私の次にトイレに入った子が「なんか臭うんだけど〜!」と叫んで……。

 今、思うと、その子もきっと友達同士でいたから気が大きくなっての発言だと思うのですが、とにかく傷つきました。そして、その頃から、お風呂でひたすらデリケートゾーンを洗いまくる日々が始まったのです。

デリケートゾーンの臭いは外側のケアで十分

 近年、市販で内部を洗えるウォシュレットがたくさん販売されていますよね。私もあの日から、デリケートゾーンの外側はもちろん、中までウォシュレットで洗いまくってきました。でも、やっぱり臭いが気になる……。そこで調べてみると、デリケートゾーンの内部には自浄作用があって、洗い過ぎでその作用が壊れることがあると知ったのです……!

 ちなみに、デリケートゾーンの臭いのほとんどは外側の汚れからくるものだそう。私の場合、外側は隅々まで洗っていたので、その可能性は薄いと思いました。

 ということは、おそらく、洗い過ぎたことでデリケートゾーン内部の肌に必要な菌がいなくなり、雑菌が繁殖してしまった可能性があります。しかも、洗浄力が高い一般的なボディソープを使っていたのも、原因だったのかもしれません。

デリケートゾーンは弱酸性に保たれている

 デリケートゾーンは正常な状態だと、内部がpH3.5〜4.5の弱酸性に保たれているんだそう。常在菌である乳酸菌が正常に働いていると弱酸性が保たれ、臭いの原因である雑菌からデリケートゾーンを守ってくれます。

 デリケートゾーンを洗う石けんは、ボディソープのような洗浄力の強いものではなく、弱酸性でナチュラルな成分のものが良いそうです。うーん、気にし過ぎたがゆえに、逆のことをしてしまっていたわけですね……。

【モニが試した4つの対策】デリケートゾーンの臭いは全方向からケアするべし!

 そこで私は、デリケートゾーンの内部を洗うことを思い切ってやめてみました。それからいくつかのケアを続けてみたんです。

1. デリケートゾーン専用の石鹸を使ってみた

 まずは、ボディソープで洗うのをやめて、デリケートゾーン専用石鹸を購入。今まではゴシゴシ擦るように強めに洗っていたけれど、泡でふんわり優しく外側だけ丁寧に洗うようにしました。すると、普通のボディソープを使っていたころよりも、臭うまでの時間が長くなった感じがしたんです。

 体感としては、やはり消臭効果のある成分が配合された石けんの方が、臭いケアに効果があったように思います。また、デリケートゾーンは特に皮膚が薄い部位。肌にも優しい処方の専用石鹸は、心強い味方となりました♡

2. IOラインを脱毛してみた

 下着のない時代には必要だったかもしれないアンダーヘアは、もはや過去の産物!? とはいえ、つるつるのハイジニーナは見た目が気になるので、Vラインは残してIOラインを思い切って脱毛。これは、かなり効果を感じました! なにより清潔だし、快適!

 生理の時も血液が絡まないので、臭いは確実に減りました。なぜ、このことに早く気づかなかったのか……。ただ、代わりにデリケートゾーンに黒ずみがあることを知ってしまったのも事実ですが( ;∀;)

3. 乾燥対策に保湿クリームを塗ってみた

 調べたところ、デリケートゾーンは年齢とともに潤いがなくなってくることが判明。実は、デリケートゾーンの乾燥も肌のバリア機能に影響して、雑菌繁殖をさせる原因になるそうです。

 そこで、デリケートゾーン専用の保湿クリームを購入してみました。これは「まぁ、潤っているかな」というくらいの体感でしたね。年齢を増すごとに乾燥するらしいので、あとから効果を実感できるのかもしれません。

4. 発生してしまった臭いケアにはデオスプレーを使ってみた

 ケアしても臭いが気になった時には、デリケートゾーンの臭いケア専用のデオスプレーを使ってみました。直接吹き付けて、ティッシュなどで拭き取るだけ。外出時に持っていると、すごく安心できましたよ♡

 保湿成分や臭いケア成分も入っているので、臭いにはかなり即効性があったように思います。

臭いから黒ずみ・保湿までまとめてケアできる便利な石鹸

 参考までに、私モニが使っているデリケートゾーン専用の石鹸をご紹介しますね。

ジャムウピュアバージンソープ

 これがお気に入りの「ジャムウピュアバージンソープ」。臭い対策と黒ずみ対策、保湿対策が同時にできる石鹸なんです。ドクダミやお茶のエキスが効くのかあまり臭わなくなったし、ハトムギが配合されているので保湿ケアもできます。
 プラセンタエキスが入っているらしく、黒ずみケアにも良いと聞いてこれに決めました! 効果は、かなり実感しています。個人的には、香りがとても好きです♡

公式サイトで詳細を見る

デリケートゾーンの悩みには正しい知識が必要!

 以上のケアを続けてみた結果、実は今ではかなり臭いが抑えられてきました! 誰でもそうだと思うのですが、コンプレックスがあるとつい過剰にケアしてしまうんですよね。私、モニも、ついつい突き詰めてケアしまくり、その結果大間違いをしちゃいましたから、気持ちはすごくわかります……。

 でも、今回のようにやっぱり正しい知識は必要! これからも気づいた情報をシェアしていけたらと思います♡

リサ&モニ
記事一覧
美容研究マニア
美容研究マニアのリサ&モニ(アラサー女子)が、自分たちの体験をもとに気になる事柄について徹底調査♡ 時々、辛口。体を張って、正しい情報をシェア。黒ずみ、バストケア、スキンケア……興味のままに調査しまくります!

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


20代が実例チェック! アラフォー女性がハマる“逆パンダ”アイメイクの罠
 アラフォー世代のみなさ~ん。若々しさを意識して華やかなメイクをしたつもりなのに、気づけば目元が浮き上がり、さながら“逆...
夫がハゲてきた…プライドも頭皮も傷つけない伝え方と妻にできること3つ
 夫婦の間でも、デリケートで伝えにくいのが「夫のハゲ問題」です。ハゲてきたと感じても正しい伝え方をしない場合、夫を傷つけ...
ダイエット成功の秘訣は「楽痩せ」【薬剤師監修】過去の失敗は“宝”。本当に好相性な超簡単ダイエットは?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
「なんだかキマらない…」【美容家厳選】“メイク下手”40代こそ使いたい! 優秀プチプラ3選
 40代以上の自称「メイク下手」女性の多くが悩む「昔と同じようにメイクをしても、なんだかキマらない」問題。きちんとメイク...
「膣トレ」きちんと知りたい!インナーボール、膣ハイフ、膣ヒアルロン酸はwinwinな治療法!?
 この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、テッパンの不安や疑問を分かりやすく“一発回答”。美容外科医の増田えり...
20代女子が再現する「昭和のリバイバルメイク」の落とし穴。黒のリキッドアイライナーは“鬼門”です
 リバイバルメイクは懐かしさと同時に、どこか新しさを感じさせる魅力がありますよね。しかし40代が昭和メイクをそのまま再現...
ブラの跡が消えないんだけど…! 年齢のせいだと諦める前に知っておきたい原因と対策
 着替えようとした時、背中や肩にブラの跡がしっかりついて消えないことはありませんか? 放っておくとかぶれて赤くなったり、...
40手前で老眼疑惑!?【薬剤師監修】目がかすむ…酷使による「アイフレイル」ってなに?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代の「顔色悪い」問題を救う2アイテム! C塗りとW塗りをお試しあれ♡
 新年は、メイクにも変化を取り入れたくなるもの! 大人世代が簡単に、かつ瞬時に垢抜けを狙うなら、ベースメイクにおけるカラ...
眼瞼下垂を治したい! 美容外科界隈で「世紀の大発明」と呼ばれる手術とは?【目元の美容専門医師が解説】
 この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、テッパンの不安や疑問を分かりやすく“一発回答”。今回は『眼瞼下垂につ...
白髪以上に40代のパサパサ髪は老けて見える説…【薬剤師監修】更年期の“老け髪”対策
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ウン十年生きてもメイクが苦手! おてもやん、人食いおばば…勇気が出る!? メイク失敗あるある6選
 メイクが上手にできなくて、「自信がない」「もうノーメイクでいいや」と諦めていませんか? でも実は、メイク上手に見える女...
前髪がぁぁぁぁ!伸ばしかけのイライラを軽減、40代に似合うアレンジ術
 前髪を伸ばしたい時、伸ばしかけの期間の煩わしさに耐えられず、結局前髪を切ってしまった経験のある人は多いはず。でも、この...
年間1,000以上の化粧品類を試して実感!忖度ナシで美容家が溺愛する部門別「超厳選4アイテム」
 みなさんは今年、どんな美容アイテムとの出合いがありましたか? 仕事柄月に100以上、年間では軽く1,000を超える国内...
初めてのTバック。冬でも履くのがおすすめな6つの理由、汚れとか気にならない?
 女性がTバックを履く時といえば、下着のラインが透けやすい夏場や、彼氏とのデートの時が多いですよね。冬にまでTバックを履...
なぜ人は酒に酔うのか?【薬剤師監修】さらば泥酔! 酒好きのための「上手な飲み方」完全ガイド
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...