なぜ浮くの? 赤リップが似合わない原因&似合う色の選び方

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2020-11-17 06:00
投稿日:2020-11-17 06:00
 近年、トレンドになっている「赤リップ」。メイクに取り入れてみたものの、いざ鏡を見たら、「あれ?なんか浮いてる!?」という方もいるのではないでしょうか? この記事は「赤いリップが似合わないかも……」と不安になっている方のために、あなたに似合う赤リップを選ぶコツをご紹介していきます。

赤リップが似合わないのはなぜ? 原因をチェック

ちょっと浮いてる?(写真:iStock)
ちょっと浮いてる? (写真:iStock)

「赤リップが似合わない…」「肌から浮いているように見える……」と思った時に、まず振り返って欲しいのは、色の選び方を間違えていないかという点です。

赤リップが浮く原因は「間違った色選び」

 赤リップが浮いてしまうのは、ほとんどの場合、自分に合わない“赤”を選んでしまっているのが原因です。選ぶ時に、「赤ならどれも一緒だし、とりあえず安いのを探そう♪」という気持ちで選んでいませんか? 実は筆者も、はじめて赤リップを買った時には値段だけ見て購入して、失敗した経験があります。

 子どもの頃に使ったクレヨンは12色が主流でしたし、その中に赤は1色しかなかったものですから、たいていの人は“赤”と聞いたら1色しか思い浮かばないんですね。しかし実は、“赤”にはたくさんの種類があります。実際、“赤リップ”はブランドや商品ごとに少しずつ色味が違い、唇にのせた時の発色も違います。

「美人しか似合わないんでしょ?」は間違い

 よく「赤いリップは美人しか似合わない」と言われることがありますが、本当は「自分に似合う赤を知っている人が、美人に見える」というだけのことかもしれません。たとえば、普段「美人だなぁ」と思っているお友達でも、もし似合わない色をつけてメイクをしたら、きっと違和感を覚えるはずです。

 メイクは、その人の魅力を引き出すためのもの。自分に似合う色を知っているかどうかによって、その人が本来持つ良さを表現できるかどうかが、違ってくると思います。

いろんな「赤リップ」があることを知ろう♡

「赤」といっても色々あります(写真:iStock)
「赤」といっても色々あります (写真:iStock)

 店頭で赤リップを選ぶ時は、手の甲に複数のブランドの赤リップを何色か出して、数本の線を引くようにして発色を見比べてみてください。

 購入前にこの一手間を行うことで、「同じ“赤リップ”に見えてもまったく違う色だった」ということが分かるはず。さらに鏡を見ながら手の甲を顔の横に並べて、自分に似合うかどうかを確認できたら、さらにGOODです!

パーソナルカラー診断が役立ちます♡

 自分に似合う色を知るためには、「パーソナルカラー診断」も非常に役に立ちます。パーソナルカラー診断とは、その人の髪色、目の色、肌の色や印象などを見ながら、“ドレープ”という色の布を当てて、顔色と調和する色を確認しながら診断していくという方法です。

 色は、イエローベースの春・ブルーベースの夏・イエローベースの秋・ブルーベースの冬の、4つの群に分類されます(16の群で診断するサロンもあります)。服の上からドレープを当てて顔色を見てみると、同じ赤でも自分に似合う赤とそうでない赤があることが分かるはずです。

イエベの人、ブルベの人、馴染みやすい赤を知ろう!

 パーソナルカラーで自分の分類がわかったら、馴染みやすい赤を選んでいきましょう。分類別に馴染みやすいのは、以下の“赤”です。

・イエローベースの春→やや朱色に近い温かみのある赤
・イエローベースの秋→やや暗めのブラウン寄りの赤
・ブルーベースの夏→ローズピンクに近い強い爽やかな赤
・ブルーベースの冬→少し青みが強いボルドー寄りの赤

 一度自分に似合う赤色を見つけると、その色と重ねたり、混ぜたりして、新しい色を作っていくことができます。ほかの色のリップも、取り入れやすくなるはずですよ。

マット・ツヤ・シアーなどの質感も見極めて

 赤リップを選ぶ時に、口紅の質感を見極めるのも大切。たとえば、さらさらとしたマットタイプの赤リップはくっきりとした印象を与えるので、モード系のファッションに似合います。また、微細なパールが配合されていたり、油分が多めだったりするリップは、ツヤ感が出てフレッシュな印象になるので、コンサバファッションとの相性が良いでしょう。

 また、主張の強い赤リップが苦手な方は、元の唇の色が透けるようなシアータイプのリップを選んでみるのもおすすめ。マットな赤リップよりは、比較的、肌に馴染みやすいです。迷った時は、口コミサイトでスウォッチ画像を見比べてみても良いですね。

赤リップを選ぶなら、似合う“赤”を知ることからはじめよう♡

自分に似合う1本を見つけたい(写真:iStock)
自分に似合う1本を見つけたい (写真:iStock)

 この記事では、赤リップが似合わないと感じた時に振り返って欲しいことと、自分に似合う“赤”を見つけるコツをお届けしました。

 同じ赤色のリップなのにこんなにたくさんの色があるなんて、なんだか奥深さを感じますね。ぜひ、楽しみながら、あなたに合った色を選んでみてください♡

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

ビューティー 新着一覧


不器用な人こそ試して!「ヘアアレンジが苦手」でも“おしゃれ髪”は叶う
 おしゃれな女性を見ていると、ファッションだけでなくヘアスタイルもセンスよくアレンジしている人が多いですよね! でも、ヘ...
冷えとの戦いは夏も続く! 30代からの「つらい下痢」改善対策ガイド
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
Over30歳向け・アイシャドウの掟…パウダーとクリームのどう使い分ける
 美しいアイメイクを完成させる手順は、アイシャドウの選び方から始まります。  アイシャドウにはさまざまなテクスチャ...
年1アプデの「セルフネイルとフェイスパウダー」はご褒美ブランドで!
 ネイルリムーバーとネイルポリッシュ、フェイスパウダーを年に1回のペースで最新アイテムに買い替えています。  長年...
見るだけでもツボ!? 平成vs令和「ギャルメイク」を再現→比較してみた
 ギャルアイメイクは、ガッツリとアイラインを引き、涙袋をくっきりと目立たせたうえに、まつげも盛りまくってぱっちりとした大...
サラダチキンそのままは飽きた…ダイエッター向きレシピ&代用食材3つ
 高タンパクで低カロリーな食材としてダイエッターに人気なのが「サラダチキン」ですよね! コンビニで簡単に手に入るだけでな...
「夏老け」って嫌な響きだな…40代を悩ませる5つの原因と対策を解説
 40代になってから「夏が過ぎると、一気に老けた気がする」と感じている人はいませんか。ジリジリと紫外線が肌を焦がす夏は、...
出た、ショッカーママ!紫外線対策やりすぎは女性として何かを失うかも
 暑い夏。女性の大敵といえば「紫外線」ですよね。40代を超えたら、しっかり紫外線対策をしたいところですが、たまに街中で見...
スプーンを活用!?「夏も崩れないアイメイク」を叶えるマル秘テク5つ
 夏は特に、アイメイクがうまくいかないと悩む声が聞こえてきます。粉末のアイシャドウが肌に密着してくれずに粉飛びしてしまっ...
性交痛の記憶がちらつく…セカンドバージンは“3つの戦法”で乗り越える!
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
また黒ずんでる!夏に毛穴が目立つ理由&引き締めるために有効なケア4つ
 夏の肌悩みの代表格といえば、毛穴の目立ち。夏になると一段と毛穴が開いたり黒ずんだりするので、「なんとか毛穴を引き締めて...
家の中でも日焼け止めはしっかりと必要です! その理由と4つの対策
 本格的な夏を前に、外での紫外線対策グッズをしっかり買い込んだ人も多いでしょう。でも油断してはいけません。実は、紫外線は...
鏡で見てギョッ! メイクでもカバー困難な「顔色悪い」改善法5選
 しっかり隠したつもりなのに、周りから「顔色悪いけど大丈夫?」なんて心配されるとショックですよね。メイクでカバーしようと...
韓国DJセクハラ訴え、藤川らるむの露出が物議…下品とセクシーの境界線
 韓国出身の人気DJ、DJ SODA(35)が、今月13日に大阪府内で行われた音楽フェス「MUSIC CIRCUS'23...
アラフォーの全部盛りがホラー級! 20代が指摘するNGアイメイク5選
 アラフォー女子のアイメイクは、年齢に合った上品さと魅力を引き出すことが重要です。残念かつ恐縮ながら、時代の変化や肌の変...
誰でもない、自分の枕が臭い!「頭皮の汗の悩み」を解決するケア方法3つ
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...