恋人じゃダメ? “都合のいい女”から昇格できない女性の叫び

並木まき ライター・エディター
更新日:2020-11-07 06:06
投稿日:2020-11-07 06:00

彼の本心が分からない

 そんな関係だから、「そろそろ、彼もちゃんとしてくれるんじゃないか」とUさんに期待をしてしまい、ズルズルと曖昧な関係が続いてしまっているのだそうです。

「私はバツイチだけどそろそろ再婚もしたいし、Uが私ときちんと付き合う気がないなら、Uとの関係は終えて、婚活を始めないと……って気持ちもあります。だけど、Uと会って顔を見れば、やっぱり好きだなぁって思ってしまうし、自分から別れを告げることもできず。かと言って、Uに真面目な話をもちかけると適当にはぐらかされてしまうし、身動きが取れなくなっています…」

 40代になり、「好き」だけでは、結婚できないんじゃないかと思っていると語るUさん。結婚するなら、もっと信頼できる男性と……とも考えているそうです。しかし理屈ではそう思っても、感情をうまく抑えることができず、どうしてもUさんへの想いを立ちきれずに苦しい毎日が続いているとのこと。

「だけど、もう40代ですし、再婚するならここ数年かなって気がしています。だからUに結婚する気がないなら、どんなに好きでも関係を終えなくてはって想いが、日に日に強まっているんですよね。核心に迫ろうとすると、話をはぐらかされてばかりで、Uが本当は何を考えているのかがわからないのが苦しいです」

彼と別れて婚活した方がいい?

 今年はコロナ禍に突入し、結婚など環境の変化に踏ん切りがつきにくい時流だったのではないかと自分なりに考えていると言うRさんは、コロナ禍が明けたら、速やかに婚活を始めたいと話します。そのためにも、Uさんが何を考えているのか、今のうちに本心を知りたいと強く願っているとのことでした。

 では、女性から見て優柔不断な態度を続けているように見えるUさんの本心とは……? 次回は、Uさんの心情をお届けします。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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