顔色が悪いのはなぜ?4つの原因&血色感アップのメイク方法

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2020-12-03 06:00
投稿日:2020-12-03 06:00
 顔色は、健康のバロメーターと言われています。そのため、普段から顔色が悪いと「どこか悪いのかな?」なんて、原因が気になってしまいますよね。そこで今回は、顔色が悪くなってしまう原因や、日常生活の中でできる対処法、さらにメイクでのカバー方法までをご紹介します。

顔色が悪いおもな4つの原因

 まずは、顔色が悪くなってしまうおもな原因をチェックしてみましょう! 最近顔色が悪いと感じている人は、こちらの内容を参考にして、心配なことがあればお医者さんに相談するようにしてくださいね。

1. 疲れやストレスが溜まっている

 寝不足や疲労、ストレスが重なると血行が悪くなります。血行不良が起こると、本来血液と一緒に運ばれる酸素や栄養が体全体に行き渡らず、老廃物や水分の排出も滞ってしまうのです。

 そのため、顔色が悪くなり、疲れて老けた顔に。血行を良くするためにも、規則正しい生活や十分な睡眠を取るように心がけることが大切です。

2. 体が冷えている

 体温が低い人は顔の血管が冷えによって収縮するため、顔色が悪く見えてしまいがち。特に、バスタイムの際に湯船に浸からずにシャワーで済ませていたり、運動したりなど体を温める習慣がない人は、体温が低くなりやすいでしょう。特に平熱が35度台の人は、体を冷やす飲み物や食べ物の摂取を控え、生姜や白湯など体を温めるものを摂るようにしてくださいね。

3. 貧血体質

 貧血も、顔色を悪くする原因の一つだと言われます。貧血は、血液中の「赤血球」や「ヘモグロビン」が減少する病気です。赤血球やヘモグロビンの少ない血液が流れると、顔の赤みがなくなり、青白い顔色になってしまうのです。

 一概には言えませんが、貧血の多くが鉄分不足による「鉄欠乏性貧血」だと言われているので、日頃から鉄分を摂取するようにしましょう。

4. 何らかの病気になっている

 顔色が黄色っぽかったり、どす黒かったりする場合には、何らかの病気になっている可能性も考えられるでしょう。たとえば、肝臓の機能が低下すると黄色っぽい顔色、腎臓の機能が低下すると黒ずんだ顔色になることが多いようです。

 いつもとは違う顔色や、体調の異変を感じた場合にはすぐに病院を受診するようにしましょう。

顔色が悪い人におすすめ! 血色感がアップするメイク法

 顔色の悪さは日々の生活習慣が原因になっていることもあるため、すぐには改善しない場合もあるでしょう。でも、初対面の人と会う時に、老けた印象になってしまうのは嫌……。そんな人には、顔色をよく見せるメイク方法がおすすめです。

 ちなみに、顔色の悪さで病院を受診する際には、顔色を判断してもらえるようにできるだけメイクをせずに病院を受診するようにするようにしましょう。

1. コントロールカラーで血色感をアップ

 ベースの顔色に血色感をプラスするには、コントロールカラーを使うのがおすすめです。青白い顔色の人には、ピンク色のコントロールカラーがベスト。血色をよく見せてくれます。

 黄色味がかっている顔色や、くすんだ顔色の悪さなら、ブルーやパープルのコントロールカラーを使ってみましょう。内側からくすみを飛ばしてくれますよ。

2. リキッドファンデーションで顔色をカバー

 コンロトールカラーでベースを作ったら、全体の顔色をしっかりカバーしていきましょう。おすすめなのは、リキッドファンデーションです。くすんで見えがちな顔色に程よいツヤ感と透明感を与えるため、顔色の悪さをカバーしてくれます。

3. チークはクリームタイプで内側から滲むように

 血色メイクで一番ポイントとなるのが、チークです。チークは顔の高めの位置に逆三角形になるように入れましょう。パウダーよりもクリームチークを使うことで、内側からじゅわっと滲むような自然な血色感を演出できます。

4. リップは発色の良いカラーをチョイス

 血色が悪い場合、淡い色だとくすみをカバーできないことがあるので、発色の良いリップを用いるのがおすすめです。特に、唇自体を染めるティントリップは、しっかりくすみをカバーしてくれるのでいざという時に重宝しますよ。

顔色が悪いのを改善する3つの方法

 最後に、顔色の悪さを改善する方法をご紹介します。まずは、病院を受診して病気が隠れいないか診察してもらい、その上で問題がなければ日常生活を見直してみましょう。

1. 体を冷やさない

 平熱が35度台で体が冷えている人は、とにかく体を温めることをおすすめします。お風呂ではしっかり浴槽に浸かり、毎日少しでも運動するように心がけましょう。靴下や腹巻きなどの、あたためグッズを活用するのも有効ですよ。

2. ストレスや疲れをためない

 ストレスや疲れがたまっていると感じたら、しっかり休憩を取るようにしましょう。寝不足や働きすぎなどの生活習慣は、顔色を悪くさせ、老け顔に繋がります。早寝早起きを心がけ、体や心に無理のない生活を送るようにしてくださいね。

3. サプリや漢方を取り入れる

 サプリや漢方を摂り入れてみるのも一つの方法です。漢方なら、啓脾湯(けいひとう)、四君子湯(しくんしとう)、七物降下湯(しちもつこうかとう)などが顔色の悪さを改善するために効果的だと言われています。(参考:漢方ライフ )

 貧血気味の人は、食生活を基本にしながら鉄分のサプリを摂り入れるのも有効です。詳しくは、医師に相談してみてくださいね。

顔色が悪い人は原因を知ることから始めよう♪

 健康のバロメーターとも言われる顔色が悪い場合は、まず病気が隠れていないかしっかり原因を突き止めることが先決です。その上で、メイクやサプリ、漢方や食生活の見直しなどを心がけて、血色の良い健康的な顔色を取り戻してくださいね!

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

ビューティー 新着一覧


「鏡を見てもやる気出ない…」自分磨きのモチベをアップさせる対処法5つ
「アラフォーにもなって見た目を磨いたところで、何になるんだろう…?」「自分が思っている以上に周りは自分に興味がないはずな...
40代でも胸は大きくなる? 垂れるのはまだ嫌!アラフォー世代向け「美胸キープ術」【薬剤師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代でもチュールコーデを楽しむ!“赤ちゃんおばさんみたい”って…残念エピ&オバ見え回避術
 おしゃれ好きには市民権を得た感のあるチュール素材ですが、40代女性としては「甘すぎるコーデになりそう」「オバ見えしない...
ピルは避妊薬だけではない。まだまだ誤解ばかりのピルの効能と「ホルモンバランスの乱れ」
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
顔の輪郭たるたる、ぼや~ん。アラフォーから始めるシェーディングのコツ&失敗例
 アラフォーになってから痛感する肌悩みが、たるみで輪郭がぼやけて見える問題です。そこで大事になるのが「シェーディング」。...
40代美容家愛用“パサつき髪撃退”ヘアケア3選 夏のお疲れ顔に投入中!
 猛暑にウンザリしつつも、仕事や家事、子育てに介護に…と何かと忙しい毎日を送っているみなさん! ふと鏡を見た瞬間に「なん...
「カジュアルおばさん」驚異のトレンド入り 40代女性の“イタイ&ダサ見え”回避テク3つ
 2024年6月。突然Xのトレンドに入った「カジュアルおばさん」というキーワード。皆さんはご存じですか? 今回は、40...
漢方薬を飲むだけで痩せる?【薬剤師監修】この夏話題の“漢方ダイエット”「防風通聖散」を味方に
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
【韓国美容ルポ】6項目8万4000円。閲覧注意!リジュラン注射から3週間後の私は…
 韓国美容ルポ、3本目。いつもありがとうございます!
47歳で医師から「閉経診断」。その話を更年期世代の女友達にして返ってきた「私の場合はね…」の中身
 47歳になる今年の春、気が付くと生理が来なくなりました。初診の婦人科のクリニックで血液検査を受け、ホルモン値を測ってみ...
「輪郭・頬・まつ毛」の“プチプラ補正”で夏のお疲れ顔を救済! 美容家が愛用するアイテム3選
 大人世代の顔には、暑さによる疲れがにじみやすいもの。今年は例年以上に真夏日が続き、夜でも気温が下がらない熱帯夜も多いこ...
ユニクロ「リブスクエアネックブラT」の理想と現実。鏡の前でボー然!
 梅雨も明け、いよいよ夏本番! 旅行の計画を立てている人も多いのでは? 筆者もこの原稿が公開される頃には、ハッピーなサマ...
美容医療は不要かも!40代美容家の肌悩みを救う“夏ガチ愛用コスメ”3選
 毎年、梅雨入り前後から「毛穴」「くすみ」「部分テカリ」の三重苦に悩む私は、夏本番に備え、デイリーコスメを見直しています...
遠心顔さんも大人っぽく…!コンプレックスを解消する4つのメイクテク
 第一印象の決め手となる顔は、パーツの特徴や位置で大きく雰囲気が変わりますよね。でも、大人っぽく見える「求心顔」や幼く見...
生理が来ない47歳女、婦人科で「閉経診断」。更年期の揺らぎって何?
 今年に入って生理が来ない月が増え(どちらかといえば順調に来ているほうでした)、婦人科クリニックで血液検査を行ったところ...