辛い冷え性に効くツボ6選!手軽なストレッチやマッサージも

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2020-11-25 06:00
投稿日:2020-11-25 06:00
 女性に多い「冷え性」。本当に辛いですよね。冷え性になると、冷え以外にも肩こりや頭痛、頻尿、不眠など、さまざまな症状を併発してしまうことがあります。そこで今回は、冷え性に効果的なツボやストレッチ、マッサージなどをご紹介します。ぜひ、チェックしてみてくださいね!

【基礎知識】知っておきたい冷え性のおもな原因

 冷え性と一口にいっても、その原因はさまざまです。まずは原因を知って、冷え性対策を行いましょう。

1. 自律神経の乱れが原因

 冷え性の原因で一番多いのが、自律神経の乱れによるものだと言われています。自律神経とは自分の意思とは無関係に1日中働き続けてくれている神経で、呼吸や体温調節、排泄などを調整しています。

 自律神経には交感神経と副交感神経という2つの神経がありますが、このバランスが崩れると体温調節の仕組みが上手く働かずに、手足の抹消血管まで血液を送ることができなくなり、手足が冷えてしまいます。

2. 低血圧&貧血が原因

 体の血液を全身に送る力が弱い「低血圧」の人や、血液の量が少ない「貧血」で血流が悪くなっている人も、冷え性になりやすい傾向にあるそうです。温かい血液を全身に送ることができないことで、体の末端が冷えてきます。

3. ホルモンバランスの乱れが原因

 女性ホルモンにはプロゲステロンとエストロゲンという2種類がありますが、思春期や妊娠・出産、更年期には、このホルモンのバランスが崩れやすく、冷え性になりやすいと言われています。特に、更年期には冷えとともにほてりを感じるのが特徴です。

 また、ホルモンバランスは、ストレスや不規則な生活によっても乱れやすいので注意が必要です。

即効性あり! 手で押せる冷え性のツボ3選

 それではさっそく、冷えに効くツボをご紹介しましょう! まずは、簡単に手で押せるツボからです。指でツボを押す時には、痛気持ちいいくらいの力加減で7秒かけてゆっくり押して離すのが基本。3〜5回程度、繰り返すと良いですよ。

1. 足腰の冷えに効くツボ「太谿(たいけい)」

【場所】「太谿」は、内くるぶしとアキレス腱の間にあるツボです。指を少しずつずらすと指が収まる窪みがあるので、探してみましょう。

【効果】足腰など、下半身の冷えに効果があります。また、若さを保つツボともいわれています。ほかにも、腎臓の機能を高める効果や、生理痛、生理不順の改善も期待できるでしょう。

2. 足の冷えに効くツボ「虎口(ここう)」

【場所】手の親指と人差し指の付け根、間にあるツボです。

【効果】足の冷えに効果的な「虎口」は自律神経を整えて血行を良くし、手足の冷えを改善する効果があります。不眠にも効果的なので、毎晩の習慣にすると良いですね。

3. 内臓の冷えに効くツボ「関元(かんげん)」

【場所】「関元」は、お腹の中心を縦になぞった線の上にあります。おへそから指4本分下のポイントを、ゆっくり押してみましょう。

【効果】体全身を温める効果があります。また冷え以外にも、月経不順や月経痛、頻尿や下腹部のハリなどにも効果的です。

お灸で本格的に刺激する冷え性のツボ3つ

 続いては、お灸を使って本格的に刺激する時におすすめのツボをご紹介します。お灸は、薬局などで買えるものを使うと便利。香りのするものや熱さの少ないものなど、いろいろな種類があります。

 一度に刺激するのは2〜3つくらいにして、深い熱さを感じたらすぐ外すようにしましょう。

血流から冷えを改善するツボ「太衝(たいしょう)」

【場所】「太衝」は、足の甲にあるツボです。足の親指と人差し指の間を甲のほうに撫でていくと、骨が交差する部分があります。そのあたりで、押すと痛いところが「太衝」です。

【効果】このツボは、血流を促しながら冷えを解消してくれるツボです。眼精疲労や肉体疲労、肝臓の疲れやストレスにも効果的です。ストレスによって、ホルモンバランスが乱れている人にもおすすめですよ。

ホルモンバランスや冷えに効くツボ「三陰交(さんいんこう)」

【場所】足の内くるぶしの骨から指4本文上にある、すねの骨のキワです。

【効果】「三陰交」は、婦人科系の万能のツボとも呼ばれています。冷えやむくみ改善、血流アップなど、婦人科系に役立つ嬉しい効果がたくさんあります。

全身の冷えに効くツボ「気海(きかい)」

【場所】「気海」は、おへそから指1本半下にあるツボです。

【効果】全身の冷えだけでなく、腰痛、生理痛、生理不順や便秘解消にも効果的です。両手の人指し指と中指の腹を添えて、ゆっくりじんわりと押し込みましょう。

ツボ以外にも! 冷えに効くマッサージ&ストレッチ

 最後に、冷えに効くマッサージ&ストレッチをご紹介します。どこでも簡単にできるので、覚えておくと役立ちますよ。

指組みマッサージ

 両手の親指以外の指を、第一関節のところで合わせます。そのまま親指を重ねてぎゅっと力を入れながら刺激しましょう。指先の血流がよくなると全身に血液が流れるため、体がポカポカしてきますよ。

つま先立ちストレッチ

 壁に両手を添えた状態で立ちます。かかとを上げてつま先立ちをしたら、10秒間キープして下ろしましょう。5回程度やるだけでふくらはぎの筋肉が収縮し、血液をポンプで送り出す力をアップします。

いつでも簡単! 手軽にできるツボ押しで冷えを解消♪

 ツボ押しは、仕事中や移動中、人と会話している時でもどこでも手軽にできるのが魅力です。ぜひ、普段の習慣にして、辛い冷えを改善してくださいね!

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

ビューティー 新着一覧


適当接客にイラッ…美容院を変えたいけどメリットはある?
 長年、同じ美容院に通っている人は多いですよね。でも、中にはだんだん違和感や不満を感じて美容院を変えたいと考えるようにな...
夫が求めても無理!倦怠感をなくす更年期の心得~専門家監修
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
「写真が苦手」を克服!デジタル時代を生き抜くちょい盛りメイク術
 デジタルが進化した今の時代、写真撮影はとても身近になっています。でも中には、「いつも写真写りが悪い」「顔に自信がないか...
“垂れ乳”は断固拒否! 簡単バストケアで40代でもふっくら美胸をキープ
 40代頃からだんだん、バストのハリが弱くなってきたと感じる人が増えてくるとか……。このまま50代になり、しょぼしょぼに...
加齢たるたるのあるある<2>お尻の下のそれはマイナーな悩み
 書店員として本を売りながら、踊り子として舞台に立つ。エッセイも書く。“三足の草鞋をガチで履く”新井見枝香さんのこじらせ...
輪郭すっきりで5歳若見え! 超簡単セルフ小顔マッサージ4選
 40代になると、だんだん顔がふっくらしてきたり、たるみが目立ってきたりと、フェイスラインの変化を実感しはじめますよね。...
美容オイルで保湿!アラフォーで凄さを実感、ガチ使い3品♡
 30代半ばまで肌のハリを気にしたことがなかったのですが、最近気になりだしました……。そこで乳液をオイルに変えたところ、...
疲れやすい、眠りにくい!“幸せホルモン”不足を解消するには
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
巨乳女子の攻防戦「今絶対見てたよね?」胸が大きいあるある
「胸が大きくて羨ましい」と言われるたびに、「いやいや結構ツラいんだよ」とため息をつく巨乳女子も多いはず。「大きな胸は男を...
プチプラ服ですが何か? 40代女性向け“高見え”のコツ6カ条
 40代を過ぎると「もう40代なんだから、プチプラ服は卒業しようかな」と思ってしまう人もいますよね。でも、できれば節約し...
40代女性は髪まで悩みだらけ ツヤサラ髪を取り戻すケア3選!
 女性にとって、髪は命とも言われるほど大切な部分です。でも、40代を超えてくると、さまざまな髪の悩みに直面するのが現実…...
プレ更年期?ホルモンバランスの乱れに働くエクオールって??
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
「テレワークのブス化」注意報! “上半身だけ”で本当にOK?
 コロナ禍でテレワークを導入する会社が多くなりました。出勤せずに自宅で仕事ができるテレワークは便利な反面、女性が「ブス化...
タレ目メイクは2工程で理想形!失敗しないコツは目尻にアリ
 みなさん、今日もアイラインは引いていますか? アイラインは、角度が少し変わるだけで顔の印象を大きく左右しますよね。 ...
残暑と湿気でムシムシ「メイク崩れ&顔汗を止める」方法9つ
 残暑とはいえ、まだまだ湿度が高く、女性のメイクをドロドロに崩してしまう「顔汗」に悩まされますよね。止めようにも勝手に出...