“白髪染め”と“カラー”の違いは?自宅で染める4つのコツ

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2021-01-13 06:37
投稿日:2021-01-13 06:00
 少しずつ顔周りの白髪が気になり始めると、「白髪染め」と「ヘアカラー」どちらが良いのか悩んでしまいますよね? 実際、白髪染めに抵抗があり、カラーを選んでいる女性も多いでしょう。そこで今回は、白髪染めとヘアカラーの違いや、自宅でキレイに染めるポイントをご紹介します。ぜひ、あなたにぴったりの染め方を見つけてくださいね。

白髪染めとヘアカラーの4つの違い

 白髪が目立ってくると、「どのタイミングで白髪染めに変えるべき?」「ヘアカラーでは白髪は染まらないの?」など、迷ってしまう人は多いようです。そこでまずはじめに、白髪染めとヘアカラーの違いを見ていきましょう。

1. 「染色力」と「ブリーチ力」が違う

 白髪染めもヘアカラーも、“アクリル剤で髪の毛のキューティクルを開いて、もともとの髪色を脱色してからカラーを入れる”というメカニズムは同じ。二つの大きな違いは、「染色力」と「ブリーチ力」の、バランスです。

 白髪染めは、黒髪と白髪の色合いを合わせるように作られているので「染色力」が高くなります。一方、ヘアカラーはもともとの黒髪を明るくするために作られているので、「ブリーチ力」が強いのが特徴です。 

2. カラーバリエーションが違う

 白髪染めに比べて、ヘアカラーのほうがカラーバリエーションが豊富です。ドラッグストアのヘアカラーコーナーを見ても、「明るい髪色」が数多く陳列されていますよね。

 また、白髪染めは「ライトブラウン」や「ダークブラウン」といったカラー表示が多いのに比べて、ヘアカラーは「アッシュ系」「ベージュ系」「ピンク系」など、かなり細かく分類されているのが特徴です。

3. ダメージ力が違う

 白髪染めもヘアカラー、どちらも「ブリーチしてから染色する」という工程は同じですが、明るい髪色を選んだ場合はどうしても「ブリーチ力」が強くなるため、ヘアカラーのほうがダメージが強くなってしまう傾向があります。

 ただし、白髪染めにもダメージはあるため、どちらにせよ、しっかりアフターケアすることが大切です。

4. 色持ちが違う

 「染色力」が強い白髪染めのほうが、ヘアカラーに比べて色持ちが良いと言われています。そもそも、メラニン色素がほとんどない「白髪」を染めるくらいの染色力があるわけですから、色持ちが良いのも当然だと言えるでしょう。

 白髪の量や髪質によっても変わりますが、白髪染めは約2カ月以上はキレイな髪色をキープできます。反対に、ヘアカラーの色持ちはやや短く、1カ月ほどで褪色を感じてしまう人が多いでしょう。

白髪染めとヘアカラー♡ 自宅でキレイに染める4つのコツ

 コスパ最高で手軽なセルフカラーですが、キレイに染めるためにはいくつかのルールを守る必要があります。続いては、自宅でキレイに髪の毛を染める4つのコツをご紹介します。しっかりマスターすれば、驚くほど仕上がりが変わるはずですよ。

1. 事前に必要なアイテムを準備する

 ほとんどの白髪染めやヘアカラーには、手袋などが同梱されているので特別な準備は不要です。手軽にできるのも、セルフカラーの良いところではありますよね。しかし、ものによっては同梱されていないものもあるので、事前にしっかりチェックしましょう。

 そのほか、ケープやイヤーキャップ、コームやブロッキング用のヘアクリップ、生え際に塗るコールドクリームがあると便利です。イヤーキャップがない場合は、ラップでも代用できますよ。

2. キレイな状態の髪の毛に塗る

 白髪染めやヘアカラーは、基本的に乾いた髪の毛に使用するものですが、ただ単に「乾いていれば良い」というわけではありません。

 ヘアワックスなどの整髪料が付いていたり、頭皮に皮脂が多く残っていると、色ムラの原因になってしまうことも。セルフカラーをする前はしっかりシャンプーをして、よく乾かしてから行うようにしましょう。

3. しっかりブロッキングする

 カラーリングする前に髪をしっかりブラッシングして、キレイにブロッキングすることもキレイに染めるためには大事な工程です。

 髪の毛の量によっても違いますが、前髪と耳の上、後頭部は2〜3カ所に分けて留めておくとカラーリングしやすくなりますよ。

4. 塗る順番を間違えない

 白髪染めの場合は、生え際や分け目などの白髪が目立つ部分から先に塗り、うなじから後頭部、両サイドからトップと進めていきましょう。

 対して、ヘアカラーの場合は、染まりにくいうなじ部分から染めていきます。その後は、白髪染めの順番と同じです。塗る順番ひとつで仕上がりが大きく変わるので、しっかり確認してくださいね。

白髪染めとヘアカラーを上手に使い分けてキレイな髪色に♡

 最近ではドラッグストアやスーパーでも、手軽に白髪染めやヘアカラーが購入できるため、自宅で髪を染める人も増加傾向にあるようです。

 どんな仕上がりにしたいのかを事前に決め、白髪染めとヘアカラーを上手に使い分けて、理想の髪色を目指してくださいね♡

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


太って見える「白コーデ」膨張色でもテク次第で細見え可能!
「白」を格好良く着こなす大人女子になりたいと思っていても、いざ買い物に行くと「太って見えるかも……」と諦めてしまう人が多...
プレ更年期でニキビ?女性ホルモンの乱れが…【薬剤師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
【夏の脇汗】毎シーズン悩む…洋服の黄ばみ&ニオイどう防ぐ
 夏になると多くの人を悩ませるのが「脇汗」ですよね。洋服の種類によっては、くっきりと脇汗部分だけ色が変わって、黄ばみやニ...
2022-06-15 06:00 ビューティー
実感!偉大なる“おばあちゃんの3大教え” 2022.6.14(火)
 おばあちゃんっ子です。母が病弱だったこともあり、小さな頃からしょっちゅう祖母の家に預けられていました。大学も祖母の家か...
梅雨・台風の不快を減らしたい!1日1分の耳穴ストレッチ<前>
「梅雨の時期や台風が多い時期は、なぜかカラダの具合が悪い……」という人は、意外と多いのではないでしょうか。それは自律神経...
疲れ目対策&美鼻狙いで「耳穴ストレッチ」1日2分でOK<後>
 前編では、骨格矯正士の清水ろっかん氏の著書「『聞こえ』がよくなる! 耳穴スイッチ」(世界文化社)から、「気象病」を治せ...
髪色より眉色チェンジ!垢抜け狙いの時短メイクは目元がカギ
 メイクのテイストを変えるなら、“眉色”に変化をつけるのも人気ではあるけれど、せっかく眉を変えても「なんだか垢抜けないか...
やせたいのに食べてしまう!脱・過食は歯磨き粉を味方にする
 ダイエット中、やせたい気持ちとは裏腹に食べてしまった経験はありませんか? そのたびに自己嫌悪に陥り、さらにストレスで過...
低用量ピル愛用歴10年でドクターストップが!2022.6.9(木)
 ここ数年ですっかり身近になった低用量ピル。周囲にも「飲み始めたんだ~」と気軽に話してくれる友人が増えてきました。しかし...
梅雨の湿気で髪ボンバー!「ボサこ&ぺたんこ」お悩み別対策
 湿気の多い梅雨の季節は、髪に関する悩みが尽きませんよね。ボサボサになって広がってしまう人、うねってしまう人、ぺたんこに...
「黒目を大きく見せるメイク」習得すべし!やりがちNGも紹介
 ポイントメイクの中でも、多くの女性が重要視しているアイメイク。アイメイクのトレンドは変わっていくものの、黒目の部分が大...
万年ダイエッター卒業? 夏までに無理せず緊急ダイエット5選
 ダイエットは、女性にとって永遠のテーマです。「年中、ダイエットをしている」なんて人もいれば、なんらかの理由で「すぐに痩...
2022-06-04 06:00 ビューティー
【ドラコス3選】ギョッ!シミ・シワのケアは毎日の習慣に
 久しぶりにデパートのコスメカウンターに座って鏡を見た時に、自分の目元のくすみにギョッとしてしまいました。デパコスを買う...
「本気デートに合うバッグ」男性は金銭感覚も見てるんだと!
 大好きな彼とデートに行く時、メイクや洋服のコーディネートはばっちり決めていくのに、バッグに関してはいつもの使い慣れたも...
痩せられる人と痩せられない人には明確な“境界線”があります
 女性の多くは、ダイエットを経験しているでしょう。でも、「結果を出せた!」という人は、意外と少ないもの。どうして同じよう...
「刈り上げ女子」への疑問 伸びてきたらメンテどうしてる?
 最近増えている「刈り上げ女子」。下ろしていればいつも通りのスタイル、アップにすればクールな印象になり、2WAYのスタイ...