そんな悩みにおすすめなのが、近年話題の「乳液先行型美容」。どんな美容法なのか、ぜひチェックしてみてください。
話題の「乳液先行型美容」ってどんな美容法? 効果は?
まずは基礎知識!乳液先行型美容について、ご紹介します。
乳液先行型美容とは
スキンケアというと「化粧水→美容液→乳液」の順ですが、乳液先行型美容は「乳液→化粧水→美容液」の順にスキンケアを行うことを言います。
乳液先行型美容の効果
乳液先行型美容は、化粧水の効果を上げる「ヴィークル効果」があると言われています。 ヴィークル効果とは、化粧水の成分を肌内部に浸透するように、助ける効果のこと。肌が乾燥しがちな方は、皮脂量&水分量共に低下している状態のため、肌が硬い状態になっていることが多く、どんなに化粧水を浸透させようとしても十分に浸透せず、効果が半減してしまうのです。
しかし肌には、水分は浸透しにくくても、油分は浸透しやすいという特徴があります。つまり、乳液先行型美容を行うことで肌に油分が浸透して肌が柔らかくなり、化粧水をはじめとしたスキンケアの効果をアップさせてくれるのです。
どんな乳液でも良いわけではない
乳液先行型美容に使う乳液は、どんな乳液でも良いわけではありません。一般的な乳液は、化粧水や美容液の成分を肌に閉じ込める油分としての役割が主とされているため、乳液先行型美容には向かないのです。
「乳液先行型」として販売されている乳液は、導入化粧水などには含まれていない保湿成分などが配合されており、乾燥した肌にも馴染みやすく、その後の化粧水をはじめとしたスキンケアアイテムの浸透を高める仕様になっています。
乳液先行型美容の効果を高める5つの方法!
せっかく乳液先行型美容を行うのであれば、より効果を高める方法を知っておきましょう。
適量を守って使う
乳液先行型仕様の乳液は、各メーカーによって適量が違います。少なすぎると肌とコットンとの間で摩擦が起こりやすくなりますし、逆に多すぎると油分が多すぎてしまい、肌トラブルの原因になることも。必ず、適量を守って使用するようにしましょう。
コットンを使用する
乳液先行型美容は、基本的にコットンに乳液を出して使います。もちろん手で広げても良いですが、均等に浸透させるためにはコットンがベストです。額・左右の頬・鼻・顎の5カ所に乳液をのせて、顔の中心から外側に滑らせるようにしてゆっくり馴染ませましょう。
目元・口元など皮膚が薄い部分はとてもデリケートです。肌負担にならないように、特に優しく念入りに行うことが肝心ですよ。
その後の化粧水・美容液はハンドプレスで
先行乳液をしっかり浸透させて肌が柔らかくなったら、その後の化粧水・美容液はハンドプレスで行うのがおすすめ。ハンドプレスは、化粧水などを置いた手のひらを肌にプレスするように密着させる美容方法です。手のひらの体温で成分が浸透しやすく、摩擦が少ないため肌にも優しいのがメリット。
ハンドプレス美容については、以前コクハクで紹介したこちらの記事で(→ハンドプレス美容でもち肌 プチプラ化粧水でも確実に変わる)やり方が詳しく書いています。ぜひ、チェックしてみてくださいね。
乾燥が気になる時にはスチーマーを併用すると◎
乳液先行型美容は秋冬の乾燥対策にもおすすめですが、特に外気の乾燥が気になる時や、肌がゴワゴワとこわばってコンディションが悪い時には、スチーマーを併用すると◎。肌を柔らかくすることができるため、先行乳液だけではなく、化粧水や美容液を肌の奥まで浸透させやすくなりますよ。
また、そのほか毛穴ケアや保湿ケアにおいてもスチーマーは役立ちます。比較的リーズナブルなものも増えているので、この機会に購入を検討してみると良いかもしれません。
できれば同じメーカーのラインで揃える
多くのメーカーのスキンケアは、基本的に化粧水から始めるものが多いです。乳液先行型美容を提唱するメーカーは限られているため、できれば同じメーカーのラインでスキンケアアイテムを揃えるのがおすすめ。
たとえば、美容液などは一般的な美容液とは違って、肌内部の水分を閉じ込めるフタの役割を兼ねているものなど、先行乳液に合わせた仕様になっているものもあります。もしも、肌に合うのかが不安であれば、まずはサンプルなどをもらって試してから始めると、肌に合うかを事前に確認することができますよ。
乳液先行型美容で驚きのもちもち肌に♪ 秋冬のケアにいかが?
乳液先行型美容を提唱する有名メーカーとして有名なのが、アルビオンやコスメデコルテ、イグニスなど。ラインで揃えるとなると金銭的な負担になってしまうのが一番の難点とも言えますが、秋冬など特に乾燥が気になる時だけでも試してみる価値はあると思います!
ぜひ、乳液先行型美容で、乾燥知らずのもちもち肌を保ってくださいね♪
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