1日3分で若返り♡顔のたるみを解消する簡単エクササイズ3選

山本茜 理学療法士・モテボディ専門家
更新日:2020-06-13 06:00
投稿日:2020-06-13 06:00
 第一印象を作るパーツの代表「顔」。年齢が10歳違って見えるというデータもあるくらい、顔にたるみがある人とない人では、見た目に大きな差が出ます。最近はマスクをつける機会も多いと思いますが、外した時に「なんか老けてる」と思われるのは避けたいですよね。
 そこで、魅力的で若々しくいるための「お顔のたるみ解消エクササイズ」をご紹介します。誰でも簡単にできるので、ぜひ日常生活に取り入れて見てくださいね♪

筋肉の衰え、老化、習慣…たるみの原因3つ

 まずは、たるみの原因を大きく分けて3つにまとめてみました。

1. 筋肉の衰え、表情の癖(無表情、しかめっ面、口元がゆるいなど)

 皮膚や脂肪を支えているのは「筋肉」です。顔の皮膚と皮下組織の下には、体に比べて小さな筋肉(表情筋)がたくさんあります。

 筋肉は、20代から衰え始めます。加齢や普段あまり使わない筋肉は、硬くなったり、徐々に衰えていき、フェイスラインや頬など顔がたるむ原因となります。また、日本人は欧米人などに比べ、表情筋を3割程度しか動かしていないといわれています。

2. 皮膚の老化、乾燥

 たるみがなく若々しい肌には「ハリ」がありますよね。お肌のハリは、皮膚のタンパク質であるコラーゲン、エラスチンにしっかり弾力があり、張っている状態で作られます。

 また、ヒアルロン酸などの水分をしっかり維持できる肌は、みずみずしく艶があります。加齢やお肌の乾燥により、保湿ができなくなると顔のたるみにつながってしまいます。

 加えて、乾燥により、皮膚の新陳代謝が低下し、角質が剥がれにくくなると、さらに乾燥が進むという悪循環に陥ってしまいます。

3. 日常生活習慣

 加齢のせいだけではなく、パソコンやスマホなどでの長時間の作業などに伴う猫背、首・肩凝り、無意識にしかめっ面や無表情でいたり、口が緩んでいる、睡眠不足によるお肌のダメージ蓄積、噛み癖やうつ伏せ姿勢などで寝るなど、いつもの生活習慣がたるみを作ってしまいます。いい習慣を身につけていきたいですね。

 気になる原因はありましたか? たるみ対策は様々あると思いますが、次項では、誰でも手軽にできる「たるみ解消エクササイズ」をご紹介します。

山本茜
記事一覧
理学療法士・モテボディ専門家
70kg超えの肥満体型から、20kg減量しバスト4カップUP。現在は、バストアップ講師として活動中。受講後、平均2カップUPする美バスト育成講座を開催中。30代女性の色気あるボディメイクが得意。女性医療、健康、美容を主に執筆。

ビューティー 新着一覧


去年の「日焼け止め」使っていい? 意外と知らない買い替え時期、あの場所での保管は極力避けて!/医師監修
 SNSやYouTubeにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマ...
「ジェネリック医薬品」って何が違うの? いまさら聞けないメリット・デメリット【薬剤師解説】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
紫外線は“顔のたるみ”の大敵です! 老化だから…って諦める前に試したい4つのこと【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ひぃ~! ツヤ肌ファンデ→数時間でドロドロに…。大人世代が「買って後悔する」コスメのポイント【美容家解説】
 炎天下でもドロドロ顔面を回避したい40代にとってファンデーション選びは死活問題。最近では比較的安価なツヤ肌ファンデーシ...
「化粧めんどい界隈」に伝えたい。ずぼらな私が発見した“ラクして可愛いを作れる”6つのウラ技
「あと15分で家を出なくちゃいけないのに、まだメイクできてない! 手抜き感は出さずにパパッと終わらせたい!」「出勤しなき...
えっ、食物繊維が逆に「便秘の原因」になるってホント? “正しい摂り方”を知っておかなきゃ【薬剤師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
痩せたい…でも食事制限は嫌! ダイエット中の間食、何時に何を食べればセーフなの?【医療従事者監修】
 ダイエットをしていると、厳しい食事制限をしがち。とはいえ、食事制限でストレスがたまって過食してしまっては、元も子もあり...
知ってた?「レチノール」に紫外線は大敵です。夏にヘビロテする前にちょっと待って!【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
大人だって「バブみメイク」をしてみたい! 童顔風になれる4つのコツ
 最近よく見聞きする、「バブみメイク」。「10代、20代の子がやる分には可愛いだろうけど、私の年齢ではちょっと…」なんて...
2025-05-28 22:04 ビューティー
昭和バブル→令和メイクに即変身!40代でもトレンド顔になれる簡単プチプラコスメ3品【美容家厳選】
「今どきらしさ」のあるトレンドメイクをしたいけれど、何を買ったらいいのかわからない…と感じているOVER40歳にこそ、プ...
雨の日の「頭痛」は水のせい? 梅雨の前に知っておきたい“気象病”の対策方法【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ケアしてるのに~! 40代の「イマイチ肌」を乗り切るアイテム3つ。日焼け止めから見直して【美容家厳選】
 今年は、5月から真夏のような暑さの日も多く、「ちゃんとケアをしているのに、なんだかイマイチ」の声もチラホラ。  物価...
対策は万全に!「水虫」に感染しやすい人の特徴って? 気温15度以上は要注意【医療従事者監修】
 夏になると、水虫になる人が増えるといわれています。「自分は大丈夫」と思っていても、プールや温泉などで知らない間に感染し...
物価高の今こそ「節約美容」を! プチプラでも満足度“1万円越え”のアイテム3つ【美容家厳選】
 長引く物価高の影響で、日々の美容にもこれまで以上に「コスパ」や「お得感」を求める声が高まっています。  節約しつつも...
性交痛がつらい…それって更年期のせいかも。医療関係者が教える“40代の悩み”対策は?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ツヤ肌メイクの“やりがち”NG3選。なんか脂っぽい…の原因はこれ! 成功するコツは?
 ツヤ肌メイクの、ちょうどいいツヤ感って意外と難しい…。やりすぎるとただのテカリに見えたり、毛穴が目立ったり。控えめすぎ...