鍋や包丁は不要♪ もやし効果を活かす時短ダイエットレシピ

時短美容協会 一般社団法人
更新日:2020-12-30 06:00
投稿日:2020-12-30 06:00
 お手頃価格で手に入れやすい「もやし」。シャキシャキとした歯ごたえでカロリーも少なめという魅力的な食材ですが、そのまま食べると味気ないものですよね。でも、上手に味付けして日々の食生活に取り入れれば、ローコストなダイエット食になるんですよ。そこで今回は、ダイエット食・もやしの魅力とカンタンレシピをご紹介します。「お金はあまりかけたくないけど、満腹感も感じられる我慢なしのダイエットがしたい!」という欲張りな方にもおすすめです!

安定した生産量と価格で手に入りやすい「もやし」

 もやしは、和洋中のほか、エスニックなど、さまざまな料理に使われている便利な食材のひとつ。室内で人工的に発芽させるため、生産量と価格が安定しています。スーパーでは1袋(約250g)が約30円前後で売られており、とってもリーズナブル! おもに緑豆や大豆、ブラックマッペという豆を発芽させたものが流通されていますが、その中でも生産量が多いのが“緑豆(りょくとう)もやし”。

 緑豆もやしの場合、100gあたりのカロリーは12kcal。1袋(250g)あたり、約35kcalと低カロリー!また、もやしを食べると小腸での栄養素の吸収速度が穏やかになるため、急な血糖値の上昇を抑える効果があると言われているんですよ。

レンチンでOK! お鍋も包丁も使わないレシピを公開

「サラダやスープを作るのは面倒くさいけれど、メインのほかにもう一品欲しい!」。そんな時は、お鍋も包丁も使わずにできる、もやしの時短レシピを参考にしてみてください。

【材料】

◎もやし/1袋(250g)
★白だし/大さじ1
★ごま油/大さじ1
★白ごま/大さじ2
★塩/小さじ1(なくてもOK)

【作り方】

1. ボウルに★を入れてよく混ぜ合わせておく。
2. 水洗いしたもやしを耐熱容器に入れ、ラップをかけて電子レンジ(600W)で2分程度加熱し、取り出したら水気をよく取ります。

3. ★が入ったボウルにもやしを入れ、よく和えたら完成! お好みで、ラー油や塩昆布を混ぜたりしても美味しいですよ!

爆食い予防にも◎! 前菜として食べるのもおすすめ

 ついつい食べ過ぎてしまいがちな生理前の1週間、筆者は夕食の前菜として、もやしを200gほどを毎日食べています。もやしは胃腸の中をゆっくりと動くからか自然と爆食いが抑えられ、“生理前に1〜2kg体重が増えて後悔する”という、残念な事態を繰り返さなくなりました。

 ただし、もやしは9割近くが水分であるため、もやしだけを食べるダイエットはとても危険です。栄養不足や貧血、生理不順になり、健康を害してしまうことも起こり得ます。あくまでも前菜として食べることを、心がけてみてくださいね。

まとめ

 ローコストなうえ、時短で調理できる「もやし」。爆食いを抑制してくれる効果が期待できることから、「ついつい食べ過ぎてしまう」という方にもおすすめの食材です。食費を抑えれば、気になっていたデパコスやファッションにお金を使うこともできますし、女性には一石二鳥ですよね! ぜひ、毎日の食卓に加えてみてください。

〈文・社〉時短美容協会所属/松本かおり・管理栄養士〉

時短美容協会
記事一覧
一般社団法人
「時短美容」を単なる「省略美容」「ながら美容」ではないものと定義し、多忙な現代女性が「美容の時間を効率的に確保するため」に欠かせない正しい美容知識の普及に努めるとともに、美容にまつわる正確な時短知識を有する「時短美容家」「時短美容協会認定美容家」ならびに、薬機法(旧薬事法)を遵守する「美容ライター」の育成および普及活動を行っています。
WEB:https://fastbeauty.biz

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


30代でもう更年期?【薬剤師監修】原因不明のイライラモヤモヤ…「プレ更年期」の症状と軽減方法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
聞こえづらさの“元凶”はあのイヤホン!? 【薬剤師監修】老化以外に考えられる意外な原因の正体
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代の“愛されボディ”ってなに? 自分をもっと好きになるための美習慣&エクササイズ
 40代になると、どうしても筋肉量が落ちてきたり、たるみが気になったりと20代と同じにはいきません。  でも、40代な...
40代の“好印象デート”はスニーカーorヒール、どっちが正解? 賢い選び方と注意点
 40代女性がデートをする時、スニーカーとヒール、どちらが男性から好印象を抱いてもらえるのでしょうか?「デートといえばヒ...
あー、「髪のうねり」で見た目も不満も爆発寸前! 薬剤師が紹介する毎日の簡単ヘアケア&セットテク
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
毛剃りといえば貝印!VIO専用電動シェーバー2種を徹底比較。本田真凜のように肌の上を美しく滑るのか?
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
JK界隈で流行りの「seju顔」とは何ぞ? アラフォーでも“違和感ゼロ”なメイクのコツ
 seju顔とは、インフルエンサーやタレント、モデルなどが所属する芸能事務所「Seju」が由来になっている言葉。元テレビ...
キスに集中できん!彼氏の塩対応はいやーな口臭のせい?【薬剤師監修】口の臭いの原因・セルフチェック・対策
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
老け疲れ顔の原因No.1目の下のクマ! 種類別、ヒアル顔回避の治療法は?【目元の美容専門医師が解説】
 東京・赤坂にある「イートップクリニック」院長の増田えりかと申します。この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、...
【美容のウソ・ホント】ほうれい線がマッサージで消えるって本当? 医師3人の答えは/専門家監修
 SNSやYouTubeにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマ...
更年期のセックス「痛いから演技しちゃう…」【薬剤師監修】性交痛対処のイロハ&おすすめの漢方薬
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
運動不足を5つの工夫で解消! 忙しいワーママの美BODYゲット大作戦
 体を動かすのが好きな人やダイエットをしたい人、健康になりたい人にとって、運動はとても大切ですよね。でも「忙しいワーママ...
「目が死んでる」アラフォー女性の“大損”アイメイク。20代女性が僭越ながら再現してみました
「目は口ほどに物を言う」ということわざの通り、目元が周りに与える印象は大きいですよね。  ですが、アイメイクのせい...
食欲の秋ですが! ダイエット失敗談“あるある”6連発、そりゃ痩せないよね…
「ダイエットをしても、いつも必ず失敗してしまう」と、痩せられないことに悩む人は多いようです。なぜ、みんななかなか痩せられ...
歳は取るもの、尿はちょい漏れるもの!? 40代向け尿漏れ対策に取り入れたいセルフケア【薬剤師解説】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...