“米ぬか”の美容法をご紹介! 知ってて良かったお米の秘密♡

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2021-02-22 06:00
投稿日:2021-02-22 06:00
 おばあちゃんから、「お米のとぎ汁はお肌にいいんだよ」という話を聞いたことがある方は多いのではないのでしょうか。それもそのはず、お米のとぎ汁には“米ぬか”に含まれている成分が溶け込んでいるんです。では、そもそも“米ぬか”ってなんのことでしょう? この記事では、“米ぬか”の成分から美容法までたっぷりご紹介していきます。

“米ぬか”とは? 美容にいいってほんと?

 私たちがスーパーで買う一般的な白米は、稲の果実の籾(もみ)から籾殻(もみがら)を除去した玄米をさらに精製したもの。この過程の中で、玄米から除去された果皮・種皮・糊粉層部分の粉末が、“米ぬか”と呼ばれます。

含まれている成分と効果

 簡単にいうと、“米ぬか”は白米の外側を包んでいた部分を削った粉にあたります。なので、栄養が豊富に含まれているのが特徴。

 たとえば、ビタミンB群、ビタミンE、セラミド、γ-オリザノール、フェルラ酸……など、私たち女性の体や肌にとって良い成分がたくさん含まれています。

米ぬかが入手できる場所

 今、注目されている「米ぬか美容」を試したい方は、事前に入手できる方法を知っておくといいですよ。米ぬかは、おもに以下のような場所で手に入ります。

・コイン精米機……無料で貰える場所もある
・お米屋さん……比較的安価で購入できる
・自宅で精米機を使う……玄米を精製するので新鮮な米ぬかが入手できる
・ネットショップ……大量に購入したいときに便利
・一部のスーパー……一部取り扱っている店もある

 ちなみに、白米の外側の米ぬかには農薬が付着しやすいと言われているので、肌が敏感な方や気になる方は無農薬のものを選ぶといいですね。

“米ぬか”の手作りアイテムで実践! 3つの美容法と作り方

 それでは、さっそく“米ぬか”の手作りアイテムを作っていきましょう!

【事前準備】パッチテスト

 “米ぬか”を美容に使う場合は、必ず事前にパッチテストを行って自分の体との相性(アレルギーを起こさないかどうか)をチェックしましょう。

【簡単なパッチテストのやり方】
1. 米ぬかを少量水に溶き、清潔な皮膚の上に1cm大ほど乗せます。
2. 30分経ったら洗い流して異常が無いか確認します。
3. 翌日の肌の様子を確認しましょう。

 これで、赤みやかゆみが出なければ、アレルギーではない可能性が高いでしょう。心配なようであれば、皮膚科などを受診してアレルギーの検査を受けることをおすすめします。

美容法1:米ぬかパック

 パックを作る時は、米ぬかに少量の水をまぜて練って作ります。

【材料】
・米ぬか 約30g
・水 少々
・小麦粉 必要に応じて粘度調整に入れる

 目分量でも大丈夫です。市販の泥パックのような質感を目安に、混ぜて練ります。目に入らないように、鼻や頬に乗せましょう。

美容法2:米ぬか入浴剤

 米ぬかの入浴剤も比較的材料がシンプルで、作るのも使うのも簡単です。お風呂に直接入れてしまうと排水溝が詰まってしまうので、ガーゼで包みましょう。

【材料】
・米ぬか 約50g(浴槽の大きさによって調整)
・ガーゼ 1枚(手ぬぐいでも代用可能)
・輪ゴム 1〜2本

 ガーゼで米ぬかを包んだら、輪ゴムで結んで留めます。これをお風呂の浴槽の中に入れると、お湯が乳白色になって肌がツヤツヤになりますよ。

美容法3:米ぬかの美容液(化粧水)

 少し手間がかかりますが、米ぬかを使ってローションタイプの美容液も作れるんです!

【材料】
・(A)米ぬか 20g〜
・(A)日本酒(もしくは酒粕) 大さじ1
・(A)ミネラルウォーター 150〜200ml(お好みで)
・(B)グリセリン 小さじ1

 まずは、(A)の材料を鍋に入れ、沸騰させて3分ほど煮ます。コーヒーフィルターで濾して冷ました液に、(B)のグリセリンを混ぜれば完成です。お好みによって米ぬかの量を調整してみてくださいね。保存料を入れることができないので、数日中に使い切りましょう。

【番外編】米ぬかを食べるには?

 米ぬかを肌につけることに抵抗がある方は、食品として取り入れてインナーケアをしてみてはいかがでしょうか。

 たとえば、オーソドックスに糠漬けにしたり、クッキーやハンバーグに入れたりして、美味しくいただきましょう。米ぬかに含まれているビタミンB群や食物繊維を丸ごと摂れるので、とってもヘルシーですね!

“米ぬか”は使い道がたくさん♡ 美容法も侮ることなかれ

 江戸時代には、スキンケアにも使われていた“米ぬか”。「お米のとぎ汁がお肌にいい」というおばあちゃんの知恵袋も、科学的に的を射ていたことが分かっていただけたのではないでしょうか。

 精製された白米からは摂れない成分も“米ぬか”なら摂ることができるので、女性の強い味方になってくれるはずです! ぜひ、あなたも生活の中に取り入れてみてくださいね♡

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


7700円の費用対効果は?DIOR「ジャドール」で洗体→フェロモン放出!
 1本(200ml)7700円のボディソープを購入しました。200mlといえば、水コップ1杯分の量です。もちろん、こんな...
特別なオトコしか知らない♡ 実は気に入ってる顔や体のパーツ8選
 絶世の美女ではなくても、どこか一つ自分の顔や体に気に入っているパーツがあると自信がつきますよね! 自分の魅力を知って大...
サウナは美の宝庫♡ 綺麗になりたい女性に嬉しいメリット5選
 近年大ブームが再到来している、サウナ。主に社会人の男性から人気のサウナですが、女性にとっても嬉しいメリットがたくさんあ...
秋はやっぱりチェック柄!40代でも痛見えしない4種類と着こなしルール
 猛暑から、一気に秋めいてきましたね! 秋になると気になるのがチェック柄の洋服。カジュアルにもクラシカルにも着こなせるチ...
声枯れからの声老け!?【専門家監修】今すぐできる簡単な対策法&漢方薬
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
黒髪が似合う人は永遠の憧れ…自分はムリ?しっくりこない時の処方箋
 黒髪が綺麗に映えるアンニュイな印象の女性、憧れてしまいますよね。そんな女性にはいくつか共通点があります。今回は黒髪が似...
40代寒さ対策に使える“下半身のあいつ”…レギンスとスパッツの違いは?
 肌寒くなってきたこの頃、足元も冷えてきますよね! 秋冬の冷たい足元に活躍するのが、レギンスとスパッツです。でも、「そも...
ネット通販たとえ安価でも1着だって失敗したくない! 守るべき5つの鉄則
 なかなか自分の時間がとれない40代女性に人気なのが、洋服のネット通販ですが、届いた洋服が紹介されていたものと違いすぎて...
ハードルは低く!40代から10年後に差がつく「ついで美容」ポイント3つ
 美容というと、エステに行ったり、高級なスキンケアアイテムを購入したりといったイメージがありますよね。でも、本当に美しい...
白髪、薄毛、パサつき…40代はショートヘア? デメリットをおさらい
 40代を過ぎると、白髪やパサつき、薄毛などいろいろな髪の悩みが出てきますよね。ケアやメンテナンスが楽な「ショートヘア」...
運動習慣がものをいう!40代からでも始めやすいスポーツ5つ
 若い時に比べて、筋力や代謝が落ちてくる40代。「いい加減健康やダイエットのために、運動でもはじめようかな」と考えている...
【節約】ホームケアで輝く髪へ!40代でもサロン級のツヤ髪に
 美容院に行くたびに、できるならトリートメントを追加でお願いしたいところです。  しかし最近は節約モードに入ってい...
今すぐできる糖質対策!【専門家監修】意外と知らない糖質のキと摂取法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ちょっとの油断で眉頭が大惨事に…こっそり笑われてるかも!? 眉メイク3選
 眉メイクは自由自在に雰囲気を変えることができる一方で、一歩間違えるとせっかくのメイクが台無しになってしまいますよね。 ...
うっわ…どこまでOK?男性がつけるアクセサリー“ありorなし”の境界線
 女性にとっては、おしゃれに欠かせないアクセサリーですが、男性がつけると賛否両論あるようです。やはりチャラいイメージを持...
不安定な「40代秋肌」は洗顔を見直す!美容家激推し“裏ワザ”グッズ3選
 夏から秋へと季節が変わる今は、40代の肌はどうしても不安定になりやすいもの。部分的に脂っぽかったり毛穴が気になったり、...