リピート率No.1「ミノ唐揚げ」 サクッと食感と独特の風味

コクハク編集部
更新日:2021-02-23 06:00
投稿日:2021-02-23 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・銀座の「牛肉割烹 汐華」の五味誠治さんに、ビールとの“無限ループ”が必至な「ミノ唐揚げ」のレシピを教えていただきました。

ミノは色鮮やかなものを選ぶ

合う酒=ビール(C)コクハク
合う酒=ビール (C)コクハク

 汐華のメニューには自慢の牛肉料理がズラリと並びます。

 その中で「リピート率ナンバーワン」とオーナーの中尾さんが自信を持って紹介してくれたのが、今回の一品です。

 カリッと揚がったミノをひと口噛めば、サクッとした歯切れのいい食感と独特の風味。自然とビールに手が伸びます。

 そこからは無限ループ。「おかわり!」となる客が多いというのも納得です。

「ミノは色鮮やかなものを選ぶこと。生のまま、しっかり水洗いすることで臭みが取れます。歯切れを良くするため店では身に複雑な隠し包丁を入れていますが、残念ながらこれは企業秘密。ご自宅では、横にした身に包丁で縦に切れ目を入れてください。ちょっと深めに入れるのがコツです」

材料

・ミノ 100グラム

※唐揚げ衣
・唐揚げ粉 100グラム
・小麦粉 30グラム
・塩 5グラム

レシピ

(1)唐揚げ衣の材料を混ぜ合わせる
(2)切れ目を入れたミノに唐揚げ衣をまぶし、175度の油で揚げる
(3)味が薄く感じるようなら、塩(分量外)を振って完成

本日のダンツマ達人…五味誠治さん

▽五味誠治(ごみ・せいじ)
 1980年、香川県生まれ。18歳から料理の道に入り、大阪・北新地の高級寿司店で9年間、腕を磨いた。その後、新大阪、西麻布の和食店で研さんを積み、その腕を見込まれ汐華の料理長に。

▽牛肉割烹 汐華
 兵庫県で牛肉の卸問屋を営むオーナーの中尾直哉氏が2017年11月にオープン。目利きのプロが厳選した新鮮な牛肉、希少部位をさまざまな調理法で提供する。
「ブランド牛にこだわらず、その日その日の最上のお肉を、それぞれの部位に合った調理法でおいしく召し上がっていただきたい。それも、リーズナブルに。問屋だからこそ、できることだと自負しています」(中尾さん)
中央区銀座8―5―10 金成ビル4階

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