「やみつき白菜」塩昆布&ゴマ油&にんにくの“最強トリオ”で

コクハク編集部
更新日:2021-04-05 06:00
投稿日:2021-04-05 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・四谷三丁目の「Beer, etc.」の鵜飼昌彦さんに、無限に食べ続けられる「やみつき白菜」のレシピを教えていただきました。

白菜のかわりに春キャベツでもOK

「ここに来たら絶対に注文するの」とささやく常連客の美女。メニュー名の下には「塩昆布とごま油がきいた無限野菜!」の説明書き。やみつきで無限って間違いないヤツですよ。

 そりゃあ、「パテ ド カンパーニュ」や「羊肉のラザニア」など、ほかのメニューと比べたら派手さはないけれど、野菜系のおつまみは“エンドレス”に寄り添いながら酒を誘うもの。ほらね、しゃっきしゃきの歯ごたえにパンチのある味わい。もしや今の季節だったら、春キャベツで作ってもイケますか?

「イケます(笑い)。ざく切りにしてレンチンし、軽く水気を切っていただければ簡単に作れるかと。塩昆布、ごま油、にんにくの“最強トリオ”がいい仕事をしてくれますよ」(鵜飼さん)

 市販の塩昆布の多くは1袋50グラムか60グラム入り。レシピは30グラムの表記となっていますが、50グラム入りを購入したら25グラムでもノープロブレム。1袋で2回分作れる柔軟かつ飲み助にやさしいレシピです。

材料

・白菜 4分の1株
・にんにく 1かけ
・鷹の爪 1本
・ごま油 大さじ2
・塩昆布 30グラム
・白ごま 適量

レシピ

(1)白菜は食べやすい大きさにカットし、塩(分量外)を軽く振って10分ほどおいてから、水気をしっかりと取る
(2)鷹の爪は輪切り、にんにくはすりおろす
(3)ボウルの中にごま油とにんにくを入れて、よく混ぜ合わせたのち、1と2の鷹の爪、塩昆布を入れて和える
(4)器に盛り、白ごまをふって出来上がり

本日のダンツマ達人…鵜飼昌彦さん

▽鵜飼昌彦(うかい・まさひこ)さん
 1975年、千葉県生まれ。全方位型のビールラバーだったが、ひょんなことからベルギービールの魅力にどっぷりとハマり、28歳の時、当時勤めていた会社を辞め、この世界へ飛び込んだアツい男。都内屈指の有名店「ブラッセルズ神楽坂」で7年半の店長経験を経て、満を持して独立。

▽ビア エトセトラ
 2015年2月オープン。生4種、ボトル100種のベルギービールを常時ラインアップしているが、目指すところは「ベルギービール以外のお酒が日本一揃っているベルギービール専門店」。焼酎や日本酒の珍しい銘柄も楽しめる。モットーは「心地よい時間と空間の提供」だ。東京都新宿区荒木町7―3 モンセラート四谷102。

(日刊ゲンダイ2021年3月30日付記事を再編集)

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