残念とは言わせない!3分でおさらい「くるりんぱ」のコツ♪

時短美容協会 一般社団法人
更新日:2021-04-17 06:28
投稿日:2021-04-17 06:00
 SNSでヘアアレンジを検索すると、たくさんの「くるりんぱ」が出てきますよね。髪の毛を縛り、縛ったヘアゴムの上あたりに輪を作り、そこに髪の毛を入れて「くるりんぱ」とするだけの簡単ヘアアレンジですが、上手にできずに苦戦している人は少なくないのも実態。
 実際、時短美容協会でヘアアレンジを担当している筆者は、街中で、残念なくるりんぱをよく見かけます……。しかし、この記事に出会ったあなたはラッキーかもしれません! もう、「残念なくるりんぱ」だと思われることはないはず! 筆者のレクチャーに沿って、「美しいくるりんぱ」をマスターしましょう!

第1のコツ. 髪の毛を緩めに縛る!

 まずは、髪の毛をひとつにまとめます。この時、少し緩めに縛ると「くるりんぱ」がしやすくなります。

 大事なことなので、繰り返します。「少し緩め」に縛りましょう! きつく縛るのが好きな人でも、この後の工程できつくできるので、最初は緩めに縛るように心掛けてくださいね。

第二のコツ:綺麗な輪を作る!

 次に、縛った髪の毛のヘアゴムの上を綺麗に2つに分けて、輪を作ります。ここで、仕上がりが綺麗な輪になるようにイメージしておくことが大事です。この作業は、次の工程で作った輪に髪の毛を入れやすくするためですので、丁寧に行いましょう。以下の写真のように、真ん中が綺麗に空いている輪を作ります。

 そしていよいよ、ここで「くるりんぱ」する毛束を、輪の中に入れます。上からでも下からでもどちらでも構いませんが、一般的には上から下に入れることが多いので、まずはその動作に慣れておきましょう。

 写真では、上から下に入れています。輪の中に入れたら、髪の毛の束を2つに分けて左右に引っ張り、結び目をきつくします。この時、綺麗に輪の中に束が入っていることを確認してください。綺麗に輪の中に入っていない状態で髪の毛の束を引っ張ってキツくしても、見た目が汚くなるので要注意!

第3のコツ:細かく引き出す!

「くるりんぱ」をしただけで安心してはいけません。まだ、充分に可愛い髪型とは言い難いのです。ならば、何をどうすればいいのか!? その答えは……、細かく髪の束を取りながら髪の毛を引き出すことにあります。

 ただ髪の毛を引き出すだけだと、全体的に緩くなるだけで“こなれ感”や可愛さは作れません。引き出す部分を細かくして表面の髪の毛を取るイメージで行うと、立体感が生まれ、華やかに仕上がります。この“ひと手間”が、見た目の違いに大きく影響します。

 このとき「くるりんぱ」をする際にできた真ん中の分け目を隠すように、髪の毛を引き出すことも重要です。

【番外編】100円ショップに“神グッズ”あり!

 髪の毛が短かったり、不器用だったりでうまくできない人のために、“神グッズ”である「アレンジスティック」を使った方法もご紹介します。アレンジスティックは、100円ショップで簡単に購入できます。

 緩めに縛った髪の毛の結び目の奥に、アレンジスティックを差し込みます。この時、アレンジスティックの先を使って、つむじからゴムに向けて2つに分けるようにして差し込むと、この後の工程がやりやすくなります。

 そして、髪の毛の束を輪の中に入れて、そのまま、アレンジスティックを下に引っ張ります。少し引っ張りづらいですが、勢いよくやってしまって構いません。これだけで完成です!

 実は、「くるりんぱ」をマスターするためのコツは、たったの3つしかありません。不器用でも大丈夫! 綺麗に仕上げるコツは、とにかく美しい完成に向けて、自分がどれだけ丁寧に向き合えるかにかかっているのです。

 みなさんも決意を新たに、美しい「くるりんぱ」で周囲を魅了してみてくださいね。

(時短美容協会所属/鈴木友香)

時短美容協会
記事一覧
一般社団法人
「時短美容」を単なる「省略美容」「ながら美容」ではないものと定義し、多忙な現代女性が「美容の時間を効率的に確保するため」に欠かせない正しい美容知識の普及に努めるとともに、美容にまつわる正確な時短知識を有する「時短美容家」「時短美容協会認定美容家」ならびに、薬機法(旧薬事法)を遵守する「美容ライター」の育成および普及活動を行っています。
WEB:https://fastbeauty.biz

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


どうしてる? 30代40代にも多い「外出先での尿もれ」対策6つ
「尿もれなんて、年を取ってからの悩みでしょ?」と、思っている人は多いかもしれません。でも実は、出産や病気などが原因で30...
プレ更年期って何?デリケートゾーンが痒い!【薬剤師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
痛くない&疲れないサンダルの選び方 試着時のポイント4つ
 夏になると履きたくなるのがサンダル! デザインも可愛いものが多いですし、なにより通気性が良いので涼しく夏を過ごせますよ...
話題のオールインワンサプリ「TRIPLE ONE(トリプル・ワン)」を試してみた♡ 魅力&最新レビュー
「もっとキレイになりたい」「いつまでも若々しくいたい」と、美を追求する世の女性たち。美肌、美髪を目指すのはもちろん、スタ...
地雷メイクで警官から職質された!? 盛りすぎ失敗エピソード
「私の顔に何か付いてる?」と、気になってトイレに駆け込むと、とんでもないメイクの状態になっていたー! なんて経験は誰しも...
本当に「白髪を抜く」のはNG?黒髪に戻る可能性ってあるの?
アラサー&アラフォー世代になると、目立ちはじめる白髪。世間では「白髪を抜くと増える」「白髪を抜いたら禿げる」なんて噂もあ...
“小さめプチ子”でも谷間が出現! 自然な胸の盛り方&裏技7選
 夏は海や温泉などに行く機会も多く、肌の露出が増える時期です。しかし、この季節、小さな胸にコンプレックスを抱える女性を悩...
憧れの二重まぶたに!身近なアイテムで大きくする“裏技”6選
 大きくてぱっちりとした印象的な目に憧れる女性は多いでしょう。特に、一重がコンプレックスになっている人にとっては、二重が...
40代からの「目力アップメイク」髪型ひとつで変わる裏テクも
 40代になると、まぶたのたるみが気になったり、まつげが細くなったりと、今まで通りのアイメイクでは、なかなか目力アップが...
40代からのほぼゼロ円「バストアップ体操」垂れ胸よ、さらば
 40代を過ぎると、ふとした瞬間に「なんか最近、胸にハリがないな……」「なんだか位置が下がってきてる?」と、垂れ胸に気づ...
「バーム」ならリップ、ハンド、ボディなど全身使えて便利!
 マルチに使用できる「保湿バーム」。ひとつ持っていると大活躍してくれます。今回は、自然派のナチュラルブランドから3点をピ...
美容家の私物公開♡ NOエステでも美を格上げできる3つの方法
 季節の変わり目は、肌や髪の不調を感じる人も多いですよね。気温や湿度の変化に加え、環境の変化が訪れる人も多いシーズンだけ...
諦めるな!「赤メイク」不器用でも自然な血色に仕上げるテク
 地雷メイクやメンヘラメイクなど、名前を変えながらも2022年にもまたトレンド入りしている「赤メイク」。赤色のパワーは女...
黒髪だから似合うメイク♡赤リップで決めたら目元はどうする
 明るい色の髪の毛はおしゃれで若々しく、外国人風にもなれるため人気ですよね。でも、ある程度年齢を重ねた大人女子になると、...
“大人の薄眉”簡単カバーメイク!まろ眉、海苔眉は卒業しよう
 薄眉がコンプレックスになっている人は意外と多いようです。でも、大丈夫! 薄眉はメイク次第で簡単にカバーできるんですよ。...
出産前に髪を切るのはなぜ?お手入れ楽ちんの意外な落とし穴
 出産を間近に控えた女性で、突然髪の毛を短く切る人は多いですよね。でも、「なんで髪を切るんだろう?」「短いほうが良い理由...