マスクでも潤いリップを保ちたい♡やって良いこと&悪いこと

時短美容協会 一般社団法人
更新日:2021-05-26 06:00
投稿日:2021-05-26 06:00
 ハリのあるふっくらとした唇は、女性の憧れ。しかし、「マスクを外したらガサガサ……」「マスクのせいで、縦ジワが目立つようになった」と悩む人も多いのではないでしょうか?
 理想のぷるぷるリップを手に入れるには、日頃からのこまめなケアが大切! 唇は皮が薄くデリケートな部分でもあるので、正しくケアをしていきましょう。時短美容協会でスキンケア研究を担当する筆者が、うるおいリップを手に入れるのにやって良いこと・悪いことを解説します。

ついやってない? 唇に悪影響のNG行為3つ

唇をなめたり噛んだりしちゃダメ(写真:iStock)
唇をなめたり噛んだりしちゃダメ (写真:iStock)

1. 舌で唇をなめる

 乾燥しているとやってしまいがちなのが、舌で唇を舐める動作。一見、唾液で潤ったように思えますが、唾液が乾くと同時に唇の内側の水分まで失われてしまいます。

「乾燥する→舐める」を繰り返すと、乾燥がさらにひどくなってしまうので、要注意です。

2. 指で口周りを擦る

 口元を擦ると摩擦で唇に負担がかかり、皮剥けや縦ジワの原因に。なるべく、刺激を与えないように気をつけましょう。

 また、皮膚が薄い口元への刺激は、たるみの原因にもなってしまいます。緊張していると口元に手を置きがちな人もいるので、触らないように意識しましょう。

3. 無意識に皮を剥く

 特にNG行為なのが、唇の皮を剥くこと。角質層までの皮が剥がれると唇のターンオーバーが崩れ、治るまで時間がかかってしまうこともあいrます。

 また、唇に傷がつくと、食事をしたり口紅をつけたりするだけで炎症が起きてしまうこともあります。皮が剥けた時は、剥がさずに保湿ケアをしましょう。

うるおいリップのためにやったほうが良いこと3つ

リップクリームでもUV対策(写真:iStock)
リップクリームでもUV対策 (写真:iStock)

1. 紫外線ケアを行う

 唇は、常に日光にさらされてしまう部分。もともと皮膚が薄い唇の日焼けは、くすみや乾燥の原因になることもあるので、日焼け止め効果のあるリップを使って対策しましょう。

「日焼けしてしまったかも?」という時には、医薬品表記のあるものや保湿力の高いリップクリームでのケアもおすすめですよ。

2. スクラブで角質ケア

 定期的にリップ用のスクラブを使って、ケアをしましょう。油分が多く含まれているアイテムがオススメです。唇はとにかくデリケートな部分ですので、粒子による過度な傷つきを予防できる製品がベターです。

 ただし、やりすぎは禁物。新しい角質まで剥がれてしまい、バリア機能の低下や乾燥につながるので注意しましょう。また、スクラブ後には保湿ケアを忘れず、行ってくださいね。

3. クレンジングはポイントリムーバーで

 唇は、クレンジングを怠るとくすみやすいパーツです。最近は、色素の強い落ちにくい口紅が流行っているので、普段以上にしっかりと落としましょう。

 コットンにたっぷりクレンジングリムーバーを含ませて縦ジワに沿ってゆっくり動かすと、刺激を抑えながらクレンジングしやすいですよ。

まとめ

毎日のお手入れでプルプルの唇を(写真:iStock)
毎日のお手入れでプルプルの唇を (写真:iStock)

 唇はデリケートなわりに、ケアを怠っている人も少なくありません。唇ケアとして、「やっては悪いこと」と「やって良いこと」を意識しながら、コツコツとお手入れを続けてみてくださいね。

<文・社>時短美容協会所属/星野真唯>

時短美容協会
記事一覧
一般社団法人
「時短美容」を単なる「省略美容」「ながら美容」ではないものと定義し、多忙な現代女性が「美容の時間を効率的に確保するため」に欠かせない正しい美容知識の普及に努めるとともに、美容にまつわる正確な時短知識を有する「時短美容家」「時短美容協会認定美容家」ならびに、薬機法(旧薬事法)を遵守する「美容ライター」の育成および普及活動を行っています。
WEB:https://fastbeauty.biz

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


更年期指数チェック(SIM)とは? 病院に行く前に自己診断できます
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
足元は遠慮なし!40代のペディキュアは“ひと癖”あるカラーとデザインで
 夏といえば、プールや温泉など足元を露出する機会が増えますよね! サンダルを履いた時に、汚い爪が見えてしまう失態は避けた...
2023-07-20 06:00 ビューティー
髪の毛、ボサボサ以上にチリチリの“急変”に悲しみ!主な原因と対処法
 毎日ケアしていたはずなのに「髪の毛がチリチリになってきた」とショックを受けている人もいるでしょう。髪質が悪化すると、気...
あれ?肩が上がらない…四十肩にならないための予防法3つ&おすすめ食材
 40代を過ぎると、健康上のトラブルが目立ってきますよね。特に、40代で悩む人が多いのが「四十肩」。痛みが走り、日常生活...
白い服着て「下着が丸見え」の大汗事態はイヤ!透け防止のコツ3つ
 白い服は、シンプルで幅広い着こなしができるため、誰もが一枚は持っている定番カラーですよね。でも街中を歩いていると、白い...
更年期からはじめる「VIO脱毛」サロン・病院の違い、回数、費用など解説
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
顔の印象9割アプデが叶う!? 40代向けのナチュラル眉毛で意識すべきこと
 顔の印象の9割を決めるといわれる超重要パーツが、眉毛。しかもトシを重ねれば重ねるほど、眉毛一つで老け見えしたり若見えし...
スカート丈って大事! 40代のやり過ぎ・頑張り過ぎなおしゃれにご用心
 おしゃれをしようとすると、ついついやり過ぎてしまう40代。頑張り過ぎて「痛いオバさん」なんて思われたくはないですよね。...
動画見たらやってみる? 40代でも-5歳若見え「詐欺メイク」のやり方
 YouTubeやTikTokなどでは、メイクに関する動画がとても人気ですよね。なかでも驚くのが、「詐欺メイク」です。メ...
40代こそナチュラルアイメイク!悩み解消&若い頃からの手癖を直す好機
 メイクに迷いが生じる40代。若い頃からの手癖メイクや若い子の間で流行っているメイクの真似だと、なんだか違和感があります...
おしゃれor気持ち悪い?女性が考えるメンズメイクの許容範囲
 人気の韓国男性アイドルは、メンズメイクをするのが定番です。そして今や、メンズメイクは一般の男性にも普及しはじめています...
ついに睡眠の悩みが襲ってきた!朝スッキリ起きるための改善法と漢方薬
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代、白髪染めの頻度はどのくらい?痛みにくい&簡単なごまかし方は
 40代になると悩む人が増えるのが「白髪」です。多くの人は、白髪染めでカバーしていると思いますが、すぐに生えてしまうため...
数量限定、急げ!コスメキッチン「サマートライアルバッグ」は断然買い
 コスメキッチンのセット「サマートライアルバッグ」がお得すぎました。  コスメキッチンのロングセラー商品からヒット...
ダイソーしか勝たん!40女の美髪キープ応援団2023.7.4(火)
 ヘアドネーションのため髪の毛を伸ばしています。もう3年になります。胸の下あたりまで伸びました。寄付する髪の毛の質は問わ...
40代のイメチェン願望を応援! 痛いデビューにならない成功例と失敗例
 家事に仕事に子育てに、バタバタな日々。ついいつも同じ髪型、同じメイクになってしまう時、ふと「イメチェンしたいな」と思う...