プチプラ化粧水にプラスして♡ 満足度をUPさせるデパコス3選

並木まき ライター・エディター
更新日:2021-06-03 06:11
投稿日:2021-06-03 06:00
 最近では「プチプラスキンケアコスメも名品揃い」ではあるものの、プチプラだけじゃなく、デパコスや高級コスメを上手に組み合わせることができれば、日々のスキンケアがもっと楽しくなります。
 スキンケア初心者ほど陥りがちなのが、「プチプラ化粧水を使っていたら、思うような肌にならなかった」「やっぱり安かろう、悪かろうなのでは?」と感じる落とし穴。そんなふうに思ったときには、いつものお手入れにプラスアルファできる製品を組み込んでいきましょう。
 時短美容家の並木まきが、プチプラスキンケアコスメにプラスアルファで足すとお手入れの楽しみが広がるデパコスの選びかたをお話しします。

プチプラ化粧水の成果が得られない?…諦めるのはまだ早い!

プチプラだって使い方次第ですごいんです!(写真:iStock)
プチプラだって使い方次第ですごいんです! (写真:iStock)

 インターネットや雑誌で評判のプチプラスキンケアコスメを買ったものの、使ってみたら「思ったほどの成果が出ない」「なんか違う」となると、「自分の肌には合わないのかも。諦めるしかないのかな〜」と、思ってしまいがちですよね。

 けれど、ここで諦めるのはまだ早い! そんなときこそ、デパコスやEC高級コスメを上手に組み合わせて、自分好みのお手入れを叶えましょう。

 実は、プチプラ化粧水の満足度を上げるなら、積極的に取り入れたいアイテムもあるのです。

化粧水前に使う「ブースター」を取り入れて皮脂バランスケアに注目

筆者が使っているプチプラ化粧水。左から「セザンヌ 濃密スキンコンディショナー」「リッツ モイストローション」。どちらも保湿力が高めの製品。
筆者が使っているプチプラ化粧水。左から「セザンヌ 濃密スキンコンディショナー」「リッツ モイストローション」。どちらも保湿力が高めの製品。

 プチプラ化粧水を使って「なんだか違う」と感じる原因の多くは、皮脂バランスの乱れも関係しています。そのため、手軽にスキンケアの満足度を上げたいのであれば、化粧水を変えるよりも先に、“ブースター”を取り入れて、肌の皮脂バランスを整えるお手入れを心がけてみてください。

 昨今のプチプラ化粧水は、少し前とは比べものにならないくらい高品質なものも多く、「プチプラだから、効果がイマイチ」なのではなく「肌の皮脂バランスが崩れているから、効果を感じにくい」が、スキンケアの満足度を下げている原因である例も少なくないのです。

時短美容家が常備するブースターコスメ2品

左から「タカミスキンピール」、「トリロジー ローズヒップオイル」。どちらもブースターとしてロングセラーの名品。
左から「タカミスキンピール」、「トリロジー ローズヒップオイル」。どちらもブースターとしてロングセラーの名品。

 角質美容水の「タカミスキンピール」は、美肌サイクルに着目した製品。洗顔後の肌になじませるだけの手軽さながら、角質層を整え、そのあとのスキンケアの手応えが上がると、数々のアワードを入賞している実力派アイテムです。

 また、「トリロジー ローズヒップオイル」は、香料、着色料、防腐剤を使わない100%ピュアなオイルで、80%以上の必須脂肪酸を含む高品質な美容オイル。油分バランスだけでなく、肌の柔軟性やバリア機能の正常化にもアプローチし、ブースターとして使用すれば、化粧水などの浸透をサポートします。

 この2品は、どちらも私が長年にわたって、常備しているブースターコスメ。化粧水を変えたタイミングなど、「なにかが足りない」と思うときにプラスする製品としてもイチオシです。

マスクライフの毛穴悩みに加えるなら「ビタミン系コスメ」を

「タカミエッセンスCE」。リニューアルで、さらなる実力を備えたコスメにアップデート。
「タカミエッセンスCE」。リニューアルで、さらなる実力を備えたコスメにアップデート。

 さらに、長引くコロナ禍のマスク生活で毛穴まわりの悩みも増えている今は、「プチプラ化粧水を使いたいけれど、毛穴ケアにアプローチできないから困る」なんてお悩みもありがち。

 そんなときには、美容液で「ビタミン」に注目して選ぶのも、今の時期におすすめです。「ビタミン」は、即効性が期待しやすい成分ですので、乾燥やごわつきが気になる肌にも積極的に試して損はないでしょう。

 5月11日にリニューアル発売の「タカミエッセンスCE」は、プチプラ化粧水に加えるお手入れにも好相性で、大人の毛穴悩みに集中的にアプローチできる美容液。

 毛穴まわりのお悩みにはおなじみの成分「ビタミンC」の配合量を従来品より増やし、毛穴だけでなく「くすみ」にもフォーカスした高機能処方へと生まれ変わった新製品です。

 ◇  ◇  ◇

 スキンケアコスメはメーカーが推奨するラインづかいがベストだと言われますが、予算の兼ね合いなどから、惜しげなく使いたい化粧水だけでも、プチプラに頼りたいという女性も少なくありませんよね。「だけど、効果がそれなりかも」なんて思ったのならば、諦める前に、ぜひプラスアルファのコスメ選びを工夫してみてください。

(※筆者注:掲載している画像は筆者の私物です。文中の効果は、筆者の個人的な感想です。)

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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