ペヤング獄激辛第4弾! 担々麺はどうなのよ? 2021.5.25(火)

コクハク編集部
更新日:2023-04-17 20:45
投稿日:2021-05-25 06:00
 まるか食品さんのペヤング獄激辛シリーズ第4弾。今度は担々麺です。新商品発表のペース早くないですか? 脳科学によると、ストレスから感じた心の痛みを舌の痛みで紛らわそうとして、辛いものが食べたくなるのだそう。立て続けの獄激辛シリーズ発売ってもしかして、世の中全体がストレス抱えてるってことなのかしらん?

3人目のいかついおっさん

眉間の皺とほうれい線がすごいよ!(C)コクハク
眉間の皺とほうれい線がすごいよ! (C)コクハク

 はい。相変わらずのいかついおっさんです。担々麺ということで、中国テイストですね。お帽子がかわいい。

 こちらは5月17日に発売。その日のうちにゲットするつもりが、私の住んでいる地域では全然売ってなくて(涙)。わざわざ都心のコンビニで購入したため、およそ1週間遅れの食レポになってしまいました。無念……。

 コンビニのお兄さん曰く「今までで一番おいしいですよ」とのこと。おお、いい情報をありがとう! 期待が高まります。

アシスト陣に新メンバー加入

糖質オフの飲むヨーグルトが売り切れだったんです(C)コクハク
糖質オフの飲むヨーグルトが売り切れだったんです (C)コクハク

 今回のアシストアイテムはこの3点。

 まずは、絶大な信頼を寄せる鉄板アイテムの「飲むヨーグルト」。

 そして担々麺ということで、キャベツではなくパクチー、マヨネーズではなくゴマだれに登場いただきました。一緒にがんばろうね!

ペヤングのおいしい食べ方を試してみる

「熱湯3分」をガン無視して茹でちゃいます(C)コクハク
「熱湯3分」をガン無視して茹でちゃいます (C)コクハク

 ペヤング獄激辛チャレンジも今回で3回目。

 せっかくなのでネットで見つけたおいしい食べ方を試してみようと思います。なんでも、2020年8月に放送された「ジョブチューン」(TBS系)で、まるか食品さんの社員の方がおススメしていたそう。

まるか社員直伝! ペヤングのおいしい食べ方

1. 沸騰したお湯に麺を入れて1分半茹でる

2. かやくを加えて、さらに1分茹でる

3. カップに移して湯切りをして完成

 一口食べてみたところ、食感が全然違う! もちもちしていてまるで生麺のようです。油っぽさも軽減され、かなりおいしいです。これからペヤングを食べる時はこの食べ方にしよう。

ソースというよりむしろラー油

カプサイシン効果で0キロカロリーにならないかな(C)コクハク
カプサイシン効果で0キロカロリーにならないかな (C)コクハク

 味の決め手となるソースですが、「獄激辛カレー」や「獄激辛やきそば」と比べると油分が多いのか、トロッとした感じ。ほぼラー油のような印象です。

 唐辛子の香りがかなり強く、吸い込んでしまうとむせますのでご注意を。

 香りだけでやられるとは、なんだか先が思いやられるぞ……。

 確認したところ、ペヤング獄激辛担々麺は579キロカロリー。ちなみに牛赤身(モモ肉)が400グラムで560キロカロリー(カロリーSlism調べ)でした。

 同じカロリーならお肉いっぱい食べたいな……。なんてね! 細かいことは気にしない。そこに獄激辛がある限り、私は食べるぞ!!

予想外の展開

赤いソースでおめかし(C)コクハク
赤いソースでおめかし (C)コクハク

 覚悟を決めて食べたのですが、あれ? 思ったより辛くない。

 いや、辛いことは辛い。

 汗が噴き出るし、舌も痛いです。でもね、全然余裕で食べられるんですよ。凶悪さがない。悪ぶってるけど、お年寄りには席を譲る高校生みたいな。優しさが見え隠れしています。なんだお前いいやつだな!

 ペヤング感はまったくありません。ソースの風味は皆無。そして、担々麺かどうかといわれると、それもまた微妙な感じ。でも、これはこれでとてもおいしい。コンビニのお兄ちゃんが言ってた通りです。

おいしいだけじゃ物足りないの

パクチー大好き♡(C)コクハク
パクチー大好き♡ (C)コクハク

 おいしいんだけど、うーん、刺激に慣れ過ぎてしまったのでしょうか。正直物足りない感じは否めません。「おいしい」ことにがっかりする日が来るとは……。

 アシストなしでも大丈夫とは思いましたが、せっかく準備したのでここで味変。

 パクチーとゴマだれを投入します。

 ゴマだれの甘みがソースの辛さを中和し、パクチーのシャキシャキ感が程よいアクセントに。ようやく担々麺っぽい味に近づいたような気がします。

 しかし、それでも何かが足りない。満たされない。私が欲しいのは痺れるような刺激なのに……。ん? 「痺れるような」?

「山椒」の実力に酔いしれる

早速の登場です(C)コクハク
早速の登場です (C)コクハク

 そこで思い出したのが、先日仕込んだ山椒。そうです、足りなかったのは「痺れ」だったのです。

 早速、冷凍庫から取り出してパラパラーっとかけます。

 これが大正解でした。

 山椒のピリッと痺れる風味が、唐辛子一辺倒だった辛みにぐっと奥行きを与えてくれました。山椒の実が口の中で弾けるたびに、一回リセットされるかのような清涼感が広がります。わー、これだよ、こういうのを待ってたんだよ! 実山椒の代わりに市販の山椒パウダーを振りかけてもいいかもしれません。

おわりに

ごちそうさまでした(C)コクハク
ごちそうさまでした (C)コクハク

 ごちそうさまでした。

 ペロっと完食してしまいました。チャレンジ後に必ず襲ってくる胃の痛みも今回はナシ。辛さより「おいしい」を追求したように感じました。すごいぞ! まるか食品さん。あの手この手で激辛マニアの心を掴んでくる。第5弾も待ってますよ~♡

(編集K)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

フード 新着一覧


茅場町「BANK」のクロワッサンを買うには?2023.1.14(土)
 人生思い通りにならないことだらけだし、物価高で家計もきゅうきゅうですが、たまには好きな食べ物をたらふくいただき、お腹も...
混ぜるだけ「甘エビのチリソース」はサルサソースがいい仕事
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・学芸大学の「farm studio #20...
ビール一択から卒業!鶏の唐揚げに辛口の白ワインが合うワケ
 フリーアナウンサーの市野瀬瞳です。ワイン好きが高じて猛勉強の末、ワインエキスパートと世界共通のワインの国際資格である「...
市野瀬瞳 2023-01-11 06:00 フード
「暗殺者のパスタ」はお出汁が飛ぶけど激旨 2023.1.5(木)
 運動不足改善&腰痛対策で縄跳びを始めたのですが(80回も飛べば息ゼェゼェ)、飛び終わると「腹が、減った……!」(byゴ...
【2022年アツかった記事】ひとりランチにお金はかけられない!卵かけご飯をチンして「即席チャーハン」に
【およねの爆速!女ひとり飯】 (2022年12月に公開したものを一部変更し、再掲した記事となります)   ※  ...
およね 2023-01-27 19:59 フード
【2022年アツかった記事】吉野家待望の親子丼 不適切発言にマジ切れした40女の食ルポ
(2022年4月に公開したものを一部変更し、再掲した記事となります)  ※  ※  ※
「鶏ハツ焼きとイチジク山椒風味」フルーツとハツと赤ワイン
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・中目黒の「Bar à Vin ムッシュヨー...
KALDIで1年間リピートしまくった食品5つ 2022.12.29(木)
 今年も残すところあと3日。1年間お世話になったKALDIで、リピートしまくった商品を5つピックアップしました。  人...
年越し蕎麦はワインで決まり!「辛口カヴァ」が超絶合うワケ
 フリーアナウンサーの市野瀬瞳です。ワイン好きが高じて猛勉強の末、ワインエキスパートと世界共通のワインの国際資格である「...
市野瀬瞳 2022-12-28 06:00 フード
団子が焼ける! コメダ和喫茶おかげ庵ルポ 2022.12.27(火)
 みなさま、コメダ珈琲店でお好きなメニューは何ですか? クリームたっぷりの看板メニューシロノワール? それともメニューよ...
クリスマスイブにぴったり! ラム酒を利かせた「生チョコ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は京都・梅小路京都西の「西洋茶屋 山本」の山本智弘...
「焼きカチョカバロと洋ナシ」洋ナシのコンポートに七味の妙!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は京都・梅小路京都西の「西洋茶屋 山本」の山本智弘...
新大久保で流行りの屋台グルメを食べ歩き 2022.12.20(火)
 いまや渋谷や原宿と並んで、流行の最先端の街といわれる新大久保。コロナ禍もあって、食べ歩きがなかなかできていなかったので...
ゾンビのように疲れた日に「レンジであったかチゲうどん」
 2022年も残すところ2週間弱。世間はクリスマスモード一色だけどさ……。今年中に納めなくちゃいけない仕事はまだまだある...
およね 2023-05-31 14:56 フード
山口下関「大衆酒場 三枡」で旬のふくを!2022.12.17(土)
 山口県の下関といえば、やっぱり「ふぐ」(※)。今が旬の高級魚を求めて、東京駅始発の「のぞみ」に飛び乗りました。 ...
「マッシュルームのひと皿」生と焼きで味も食感も全然ちがう
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・中目黒の「Bar à Vin ムッシュヨー...