倦怠期なの?モラハラに豹変した結婚前提の彼氏に戸惑う女性

並木まき ライター・エディター
更新日:2021-07-03 06:13
投稿日:2021-07-03 06:00

友達は別れた方がいいと…

「そろそろ結婚かなって思っていた矢先にこんな感じになっちゃったので、途方に暮れています。以前なら、私が『こんなことを始めようかな』と話せば『いいね!頑張って!』と言ってくれていたのに、今では『そんなことをしても儲からないと思うよ』とか『考えが安直すぎて話にならない』とかってバカにしてきます。

 一時的にイラついているのかなって思って黙ってきましたが、もう数ヶ月もこんな調子なので、どうしたらいいのかと毎日考えているんです」

 Oさんと別れるつもりはなく、モラハラっぽい発言を控えて、もとのOさんに戻ってくれさえすればいいと願っているJさん。

 何度かOさんにそんな話をしようと試みたものの、機嫌が悪そうな顔をされるので、最後まで言いたいことを言えずにいるとのこと。

「こんな調子で結婚しても、夫婦生活がうまくいくわけがないし。なんだかわけがわかりません。

 友達に相談したら『別れた方がいいと思う』『そういう男性は、結婚するともっとひどくなるよ』と言われてしまい、それ以上の相談もしにくくて。暴力はなくて、あくまでも“言葉”がきついだけだから、そこを直してくれれば結婚の話も進めたいんですけど……」

厳しい発言の理由がわからない

 モラハラをする男性との結婚はしたくないけれど、Oさんは本来、モラハラをするタイプではないはずだと考えているJさん。Oさんが自分に対して厳しい発言を繰り返すには、なにか理由があるはずだと踏んでいます。

 しかしその理由が分からず、さらには見当もつかずに、困っているのだそう。

「本人に、さりげなく質問したことはあるけれど、ちゃんとした答えは聞けませんでした。

 もう少ししてから、また尋ねてみようと思っていますが……。このまま結婚できない、最悪は別れるなんてことになったら困るので、強い態度に出られないんです。

 彼はもう、私に冷めたってことなんでしょうか。単なる倦怠期ならいいのですが……」

 考えると不安ばかりが大きくなるので、今はできるだけ考えないようにしているというJさん。さて、交際中のOさんはいったい何を思っているのでしょう? 次回に続きます。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


洗面台にはAesopのソープ “美意識高すぎ男子”との疲れる恋
「インスタで見掛けるオシャレカップルに憧れる!」なんて言う女子も多い昨今。映える彼氏にも落とし穴が!? 日本合コン協会...
田中絵音 2019-03-27 06:00 ラブ
婚活女子の“落し穴” これが婚期を逃す「女子力」の上げ方
 結婚につながる恋コラム第2回は、付き合いたい男性をゲット出来ている女性と婚活が長引く女性の「女子力」の上げ方の違いにつ...
山本早織 2019-03-26 06:00 ラブ
彼が来ても安心 “お家デート”で好感度アップの必勝テク3選
 彼が初めてお家に来にくるというイベントは、きっとどこかのタイミングで訪れることでしょう。そんな時こそ、できるだけ彼のあ...
しめサバ子 2019-03-25 08:11 ラブ
女性はここに注意「SNSセクハラ」対策…曖昧な対応は逆効果
 ツイッターやフェイスブックなど、SNSをやっている女性に付き物なのが男性からのセクハラメッセージ。一体どうしたら来なく...
深志美由紀 2019-09-27 06:53 ラブ
おすすめ! FBS福岡放送の「イケメンに告白する」番組が熱い
 地方局の番組もネットで観られる時代となりました。熱の入った良い企画がいろいろありますが、おすすめはGYAO!で視聴でき...
内藤みか 2019-03-22 08:56 ラブ
男性を恐怖に陥れる…「メシマズ女」の背筋が凍る語録3選
 世の中には、いろんな意味での“怖い女”が存在するようです。悪い女なら「魔性の女」などと名誉な称号が与えられる余地もあり...
並木まき 2019-03-22 08:55 ラブ
男子の「支えたい」を刺激する ダメ恋愛エピソードの伝え方
 あなたの周りにもいませんか?「不幸な女子が好き」という男子。  ものすごく貧しかったり、不治の病に冒されたヒロイ...
しめサバ子 2019-03-20 06:00 ラブ
【渋谷編・下】すすきのボーイと二次会へ…男友達ゲット?
 すすきのボーイとスクランブル交差点のTSUTAYAで待ち合わせる。お腹が減っていたので、まずはご飯を食べることになった...
高輪らいあん 2019-05-13 16:26 ラブ
超年上女性を彼女にするのはこんなタイプの男性なんです!
 最近は男性が年上の女性と交際することが目につきます。女性が30〜40代で男性が20代というカップルなど、年の差が10歳...
内藤みか 2021-04-24 08:00 ラブ
高身長男性に惹かれる女性必読 「ウドの大木」にご注意を
 結婚相談所の書類にある「身長」を書く欄。相手を選ぶ時に、背の高さを条件にする女性がいまだ多いということでしょう。でも、...
孔井嘉乃 2019-03-18 17:24 ラブ
マンネリ解消にオススメ 照れずにできるスキンシップの方法
 パートナーに「くっつきたい」と思っているのに、スキンシップのタイミングが取れないまま日々が過ぎていく。そうしていつの間...
孔井嘉乃 2019-04-12 05:55 ラブ
市川海老蔵の変貌にみる 男が遊び人から「卒業」する日
 一時期は“稀代のプレイボーイ”として連日週刊誌に話題を振りまいた歌舞伎俳優の市川海老蔵さん。 「灰皿テキーラ」と...
しめサバ子 2019-03-15 08:19 ラブ
超年の差も…女性教師と中学男子が“禁断の恋”をする時代?
 先日、驚くような事件が起きました。中学生徒とテーマパークに出かけてキスをしたとして、千葉県の44歳の担任教師が懲戒免職...
内藤みか 2019-03-15 06:00 ラブ
果たして「男はオオカミ」なのか?全ては女性次第だったり?
 先日、久々に「男はオオカミなんだから」というセリフを聞きました。でも、「本当にそうかな?」と、ふと思った筆者です。実の...
孔井嘉乃 2019-10-31 16:11 ラブ
「失礼しました」多用の女性をハイスペ男子が選ばない理由
 昨今、「申し訳ありません」の代用として「失礼しました」を多用する風潮が強くなっている気がします。しかし、この「失礼しま...
並木まき 2019-04-17 03:29 ラブ
究極のモテは「わたし、気になります!」な好奇心旺盛女子
「わたし、気になります!」  こちら、大人気TVアニメ「氷菓」のヒロイン・千反田える (ちたんだえる)の決めゼリフ...
しめサバ子 2019-03-13 15:55 ラブ