篠原涼子の凛とした透明感に憧れる! 美容家おすすめテク3選

並木まき ライター・エディター
更新日:2021-09-17 06:00
投稿日:2021-09-17 06:00
 雑誌やテレビで見かける芸能人や有名人に「なれるものなら、あの顔になりたい!」と憧れる女性は多いもの。すべてのパーツを、まるっと取り替えることはできなくても、メイクによって憧れの顔に近づけることは可能です。「ものまねメイクは難しい」。そんなふうに思っている人も大丈夫! パーツメイクで憧れの顔を意識すれば、時短で“なりたいイメージ“に。
 時短美容家の並木まきが、時短で憧れパーツメイクを叶えるテクニックをお話しします。今回は、アラサー・アラフォー女性から憧れの対象として常連である、篠原涼子さんの透明感を手に入れるメイクです。

「篠原涼子さんの抜け感」は足し算と引き算のバランスが重要

 篠原涼子さんのような絶妙な抜け感と透明感のあるメイクは、足し算と引き算のバランスが重要。全体的にトゥーマッチにならないよう、アイメイクとリップメイクで調整します。

 目もとは控えめながら強さを意識し、その分、口もとは控えめに主張させると、凛とした透明感のあるムードに仕上がります。

1.淡いアイシャドウでグラデーションを

 篠原さんの目もとは、一見するとアイシャドウを塗っていないように見えるほど淡い色使いのアイメイクも印象的。実際には「塗っていない」のではなく、繊細なグラデーションのアイシャドウ使いになっていることが多いです。

 軽いつけ心地で、繊細なパールがしっとりとした大人の色気を演出。重ねても厚塗り感が出にくく、トレンドのカーキカラーが控えめながらも強さを感じさせる目もとに。

2.アイラインはしっかりめに

 アイシャドウは主張を少なくした分だけ、アイラインは、しっかりめに。ただし、いかにも「描きました!」となる直線的なアイラインだと、ひたすらに古くさいイメージになってしまうので、“ぼかし”の仕上げを入れて今っぽく。

 今っぽカラー展開の「アピュー BORN TO BE マッドプルーフ アイペンシル」は、太めにラインを描いても、トレンド感のある目もとになりやすい優秀コスメ。汗、皮脂、涙に強いので、長時間メイク直しができない日でも安心です。

「03 マットオークル」は肌色やアイシャドウのカラーを選ばずに使いやすく、目もとになめらかにフィット。乾く前に指や綿棒でそっとぼかして、篠原さんのような意思のあるアイメイクに。

3.口もとはほんのり色づかせて

 口もとは、思い切ってカラーレスにして引き算メイクを楽しんで。ただし、ぼやけた印象や生活感を払拭するべく、ツヤ感は守ったメイクがポイントです。

 クールなトーンのピンクベージュで、きちんと感を出しつつも主張しすぎない口もとに見せましょう。唇そのものに血色感を加えたように見えるリップアイテムで、ナチュラルなメイクに仕上げます。こちらのリップアイテムは、見た目よりも軽やかな発色。透明感のあるやさしげな色を選べば、アイメイクとぶつかりにくく、控えめな主張に仕上がります。

 ☆  ☆  ☆

 篠原さんのように、凛とした強さを感じさせる透明感メイクは、ビジネスシーンにもぴったり。足し算と引き算を上手に組み合わせて、今っぽさを出しつつもトゥーマッチにならないメイクを心がけてみてください。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


シミ!シワ!鏡見て溜息…老化を予防するアスタキサンチン!?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ドライシャンプーは毎日使ってOK?意外なデメリットを解説
 入院中や災害時に役立つ「ドライシャンプー」は、汗をかく仕事の人や多忙を極める人に「とても便利!」と大人気ですよね。でも...
年間100種類超を使用!時短美容家「ガチ推し」シャントリ3選
 おさまらない物価高への悲鳴が、あちらこちらから聞こえている昨今。日用品に、これまで以上の節約意識を向けている人も少なく...
こんなご時世こそ…40代必見「お金をかけない美容法」総点検
 40代女性は、仕事、家事、育児と本当に多忙ですよね。エステに行く時間もないので、気がつけば自分の美容なんてほったらかし...
今こそ一点投入!アラフォーに推す「刺激少なめコスメ」2品
 気候が安定しないと、お肌の調子も狂いますよね。大事な予定を控えているのに肌荒れやくすみが消えないままだとテンションもダ...
自分のカラダを「がん」から守るために正しい情報を知ること、備えること、できていますか?
 日本人女性が生涯に患う最も多いがんは何だと思いますか。「乳がん」です。2018年には新たに約9万4000人が罹患し、全...
そりゃ痩せないわ! ダイエット失敗談から学ぶ「2つの原因」
「ダイエットをしても、いつも必ず失敗してしまう」と、痩せられないことに悩んでいる人は多いようです。なぜ、みんななかなか痩...
体臭・香水など職場のスメハラ問題 賢く解消する4つの対策
 〇〇ハラスメントという言葉が流行っていますが、中でも臭いで周囲を不快にさせる「スメルハラスメント」は、センシティブな内...
「前髪切りたい」衝動の理由…伸ばしたい人必見“対処法”4選
 前髪をある日突然、切りたくなる人って案外多いと思います。伸ばしかけていたとしても、計画的ではなく「衝動的」に切ってしま...
夫が求めても無理!倦怠感をなくす更年期の心得~専門家監修
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
適当接客にイラッ…美容院を変えたいけどメリットはある?
 長年、同じ美容院に通っている人は多いですよね。でも、中にはだんだん違和感や不満を感じて美容院を変えたいと考えるようにな...
「写真が苦手」を克服!デジタル時代を生き抜くちょい盛りメイク術
 デジタルが進化した今の時代、写真撮影はとても身近になっています。でも中には、「いつも写真写りが悪い」「顔に自信がないか...
“垂れ乳”は断固拒否! 簡単バストケアで40代でもふっくら美胸をキープ
 40代頃からだんだん、バストのハリが弱くなってきたと感じる人が増えてくるとか……。このまま50代になり、しょぼしょぼに...
加齢たるたるのあるある<2>お尻の下のそれはマイナーな悩み
 書店員として本を売りながら、踊り子として舞台に立つ。エッセイも書く。“三足の草鞋をガチで履く”新井見枝香さんのこじらせ...
輪郭すっきりで5歳若見え! 超簡単セルフ小顔マッサージ4選
 40代になると、だんだん顔がふっくらしてきたり、たるみが目立ってきたりと、フェイスラインの変化を実感しはじめますよね。...
美容オイルで保湿!アラフォーで凄さを実感、ガチ使い3品♡
 30代半ばまで肌のハリを気にしたことがなかったのですが、最近気になりだしました……。そこで乳液をオイルに変えたところ、...