更新日:2021-12-04 06:12
投稿日:2021-12-04 06:00
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、想いを告白してきた男性と交際に至らずに不信感を募らせている女性のエピソードをお届けします。
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好意は薄々感じていた
彩花さん(仮名・34歳女性)は、半年ほど前に共通の知人を介して知り合った男性のユウタさん(仮名・36歳男性)から想いを告げられました。3ヶ月前のことです。しかし、その告白の内容は「好きだ」ということを伝えられただけで終わっていて、その後の交際には至っていないことに苛立ちと戸惑いを覚えています。
「その日は電話で話していて、お互いにお酒も飲んでいました。ユウタさんからはいきなり『君のことが好きだよ』って言われたんですけど、彼が私に好意を抱いているんだろうなというのは、それまでの態度などからも薄々は気づいていましたね。
なので、告白をされたときには(いよいよきたか……!)と嬉しかったです。
でも……、その後の関係がまったく動かないまま、もう3ヶ月が過ぎようとしていて、なんで?って感じなんですよ。
その電話でも、彼が『好き』って言ってくれたあとは、いつもの雑談に戻ってしまって(あれ?)って感じでしたし」