そもそも「カラーリップ」と「口紅」の違いとは?
まずは、カラーリップと口紅の違いや特徴をチェックしていきましょう! 原料の違いや、おもな役割に注目してみてくださいね♡
「カラーリップ」は唇を保湿するアイテム
「カラーリップ」とは、保湿がメインの役割であるリップクリームに色がついたもの。おもに、蜜蝋やワセリン、植物油脂などを原料としていて、保湿効果が高いのが特徴です。
保湿がメインのリップクリームに色がついた程度なので、口紅のようにくっきりと色づける力は弱いです。
「口紅」は色をつけるためのアイテム
「口紅」のおもな役割とは、唇に色をつけるということ。唇の血色をよく見せるために、植物性の天然色素や顔料、合成着色料などを配合して、唇の輪郭をくっきりと見せてくれます。
ただ、色をつけるということがメインの役割なので、単体で使うと乾燥しやすいのが難点です。乾燥を予防するため、下地に保湿用のリップクリームなどを使ってから塗っている人も多いようです。
「グロス」「ティントリップ」にもこんな違いが
ちなみに、似たようなアイテムに、「グロス」や「ティントリップ」もありますよね。まず、「グロス」は、唇に光沢を与えるためのアイテム。そして「ティントリップ」は、唇に色をのせるのではなく“染めるためのもの”です。
この微妙な違いを知ると、上手にリップコスメを使い分けることができますよ♡
違いがわかったら…カラーリップと口紅の上手な使い分け方
カラーリップと口紅の違いがわかったところで、上手なリップコスメの使い分け方もチェックしていきましょう!
「口紅」を使うのにおすすめのシーン
まず、口紅を使うのにおすすめなのは、以下のようなシーンです。
・豊富な色の中から、自分に合った色を選びたい時
・唇の血色が悪く、しっかり色づけたい時
・フォーマルシーンなどできちんとメイクしたい時
・マットな仕上がりにしたい時
カラーリップに比べて、口紅は豊富な色があるのが魅力。理想の色を見つけたい時には、口紅から選んだほうがいいでしょう。また、カラーリップよりも口紅のほうが色づきがいいので、血色の悪い人にも◎。
メイク感を出したい、フォーマルな場にも向いていますね! そして、カラーリップよりもマットな仕上がりになるものも多いので、仕上がりの質感でも使い分けてみると良いでしょう。
「カラーリップ」を使うのにおすすめのシーン
続いては、カラーリップを使うのにおすすめのシーンをチェックしてみましょう。
・唇の乾燥が気になる時
・唇をケアしながら色もつけたい時
・外出先でさっとメイク直しがしたい時
・ふんわりした印象にしたい時
カラーリップは、保湿がメインの役割なので、唇の乾燥がひどい人にはとても便利なアイテムです。色をつけながら唇のケアができるので、一石二鳥ですよね。
また、口紅より色づきが弱いので、顔を見ずに適当に塗っても違和感なく使えます。外出先でメイク直しをするなら、カラーリップのほうが便利だといえるでしょう。また、口紅よりも色づきが優しいので、ナチュラルメイクにも向いていますね。
カラーリップと口紅の違いを知るととても便利!
フォーマルでしっかりメイクをしたいなら「口紅」、唇をケアしながらナチュラルに仕上げたいなら「カラーリップ」、光沢を出したいなら「グロス」、口紅よりも色味が落ちにくくしたいなら染めるタイプの「ティントリップ」。
このように、リップコスメの役割や、使用するベストシーンを知っておけば、購入する時にも悩むことがなくなるでしょう♡ ぜひ、この記事を参考にして、もっとリップメイクを楽しんでくださいね!
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