夫は激怒…鬼嫁が放った姑にまつわるアンビリバボー語録3選

並木まき ライター・エディター
更新日:2019-04-04 06:00
投稿日:2019-04-04 06:00
「鬼嫁」と呼ばれる妻たちは、夫や親族に対してアンビリバボーな発言を浴びせる人も少なくありません。一般的には、妻が気を使う相手である“姑”にまつわる会話でも、驚くような罵りかたをする人もいるようです。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな鬼嫁の発言を3選ご紹介します。

1:「お義母さんくるのはいいけど、ウチには絶対に入れないでね」

「元妻は、結婚と同時に鬼嫁に豹変。

 それまでは、まぁ普通の人だと思っていたのに、とんだ誤算でした。

 田舎に住んでいる母が上京するたびに、家に入れるのも許してくれず、俺はほとほと困ってましたね…。

 毎度、母が来ると伝えるたびに『お義母さんが東京にくるのは勝手だけど、ウチには入れないでね』と釘をさされる始末。

 一度、なぜ家に入れるのをそんなに嫌がるのかを聞いたら『他人だから』と返ってきました。

 そういう意味では、ぶっちゃけ俺だって妻とは他人だし、めちゃくちゃな理屈を押し通そうとする姿勢に、本気でウンザリでした」(42歳男性/情報通信)

 ◇  ◇  ◇
 
 パーソナルなスペースに姑を招き入れることを大歓迎できない妻心も理解できなくはないものの、鬼嫁となると、ここまでズバッと拒絶するようです。

2:「帰ってせいせいした!」

「元妻が、僕の母親のことをよく思っていなかったのは知っています。

 けれど、大人として最低限の付き合いはしてくれるよう、約束していました。

 ところが、結婚期間が長くなるにつれ、暴言はエスカレート。

 ついには、母が遊びにきて帰ると『あー。せいせいした!』だの『よかったよかった。お祝いしなくちゃ〜』だのって、あからさまに失礼な言葉を発するように。

 自分の母親を、まるで疫病神みたいな言い方をする元妻には、愛情だって冷めましたし、それ以上に、人間性を疑いましたね」(46歳男性/福祉)

 ◇  ◇  ◇

 遊びに来ていた姑が帰るとホッとする妻も決して少なくはないとは思いますが、ここまで過激な喜びかたをされれば、夫は複雑な心情になって当然。

3:「お義母さんのせいで離婚に至りました」

「元妻と、離婚の話し合いを進めているときの話です。

 結婚期間中、元妻の鬼嫁っぷりに嫌気がさした俺から、別れを切り出しました。

 俺の母親に対しても目に余る行動が多く、さらには毎日のように俺に母親の文句を言ってくるようなところがイヤで…、それも離婚を決意した原因のひとつでした。

 ある日、あれだけ毛嫌いしていた母親に元妻が電話をかけ『あなたのせいで、私が離婚するハメになった』、『あなたさえいなければ、うまくいっていたのに』と、恨みつらみを母親に一方的にぶつけたそうです。

 さらには『だから、あなたから離婚を考え直すよう、息子に言ってくれ』とまで懇願したのだとか。

 はっきり言って、自分都合すぎるし、そんな女だから離婚したいのに、何もわかってないんだな…と呆れました」(45歳男性/保険)

 ◇  ◇  ◇

 鬼嫁は、常に自分中心に世界が動くのも特徴かもしれません。

 離婚協議中にこんなことが起きれば、むしろ離婚することへの罪悪感が薄れ、離婚回避には逆効果な気がします。

 姑にまつわるアンビリバボーな発言をする鬼嫁には、夫から離婚を突きつけられるタイプも珍しくなさそうです。

 今回話を聞いた3つのケースでは、いずれも男性側から離婚を切り出しているのも特徴的でした。

 こんな鬼嫁なら、不本意な離婚に至っても、自業自得と言えそうですが……。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


運命の人と出会えない…婚活女子が気づくべき“盲点”とは?
「いい人そうだったけど、断った。『学歴も会社も申し分ないのに、なんであんな良い物件断るの!』と紹介してくれた友達に非難さ...
七海 2019-08-29 06:00 ラブ
愛人顔だから既婚男性にモテるの? 愛人気質女性の4つの特徴
 一見美人なのに、なぜか「愛人顔」と呼ばれてしまう女性っていますよね。「好きになってくれるのは、なぜかいつも既婚男性……...
リタ・トーコ 2020-02-26 20:27 ラブ
テストステロンvsエストロゲン 男女の仁義なきホルモン戦争
 さて、恋愛感情とは、身もふたもない言い方をすれば「ホルモン」による化学的作用です。  こうした感情に作用するホル...
しめサバ子 2019-08-28 14:39 ラブ
「高嶺の花」だと思われる…ハイスペ女子が恋愛を楽しむ方法
 あなたの周りにもいませんか? 学歴が高くて、英語もペラペラで、仕事も男性顔負けで活躍していて、もちろんルックスはモデル...
七海 2019-08-28 06:00 ラブ
朝6時にカーテンOPEN 健康的すぎる彼女と迎える“恐怖の朝”
 嫁にするなら「健康的な女子がいい」と、きっと多くの男性が思うはず。規則正しい生活をしている元気ハツラツな女性の方が、家...
田中絵音 2020-02-21 18:27 ラブ
夫を嫌いになる前に!出産前からやるべき産後クライシス対策
 子どもが生まれる前は仲良し夫婦だったのに、子どもが生まれたら冷めきった関係になってしまった……。そんな悩みを抱える夫婦...
孔井嘉乃 2019-08-27 06:00 ラブ
「バリキャリが好き」の甘い言葉に気をつけろ! 3つの注意点
「俺、バリバリ働いている子が好きなんだよね」――。バリキャリ女子にとっては日ごろの苦労が報われる、男性からのありがたいお...
伊藤早紀 2019-08-26 06:00 ラブ
女性向けビデオの人気男優が教える「セックスレス」脱出法
 一徹さんという男優さんは、女性向けアダルトビデオでトップランクの人気があるすごいかた。女性から見て「こんな風に愛された...
内藤みか 2019-08-26 12:41 ラブ
夫が怒っている原因と“なぜか夫が不機嫌なとき”の対処法4つ
 いつもとは違う夫の態度に「私、怒らせるようなことしたかなぁ」と悩む妻は多いものです。これといった喧嘩はしていないものの...
東城ゆず 2019-08-26 06:00 ラブ
恋愛のリミットは3年!? ドキドキを持続させる6つの方法♡
 大好きな彼にドキドキしている時って、本当に幸せですよね。「この気持ちが永遠に続きそう!」なんて思ってしまうのが乙女心で...
孔井嘉乃 2019-08-25 06:00 ラブ
女性は敬遠しがちも…ケチな割り勘男こそ“優良物件”のワケ
 独身の女性はよく「いい男はみんな結婚しちゃって……」と嘆きます。そういう女性が求める「いい男」の条件は、背が高い、顔立...
山崎世美子 2019-11-14 19:23 ラブ
深夜いきなりアポも…イケメンからの“要注意LINE”の特徴3つ
 イケメンは国宝、天然記念物。イケメンからのLINEは、たとえ目の前にそのイケメンがいるわけでもなくとも胸が高なるのが女...
ミクニシオリ 2020-02-26 20:23 ラブ
最強の婚活戦略は「私、結婚しなくてもいっか!」から始まる
 男性が結婚相手に求める条件で、この数年で最も変わったものはなんだと思いますか?  それは「自立した女性」です。「...
しめサバ子 2019-08-23 06:00 ラブ
離婚後に正体を現したモラハラ夫…志穂さんのケース#5
 こうして志穂さんは引っ越し、就職活動を始め、小さな広告代理店にコピーライターの職を得ました。何が何だかわからないままに...
神田つばき 2020-01-11 07:02 ラブ
これって潮時? 別れを考え始めたら確認すべき5つのポイント
「半年付き合ってきたけど、なんだか最初に思っていた人とはだいぶ中身が違った……でもせっかくスペックが高い人と付き合えたの...
七海 2019-08-23 06:00 ラブ
セクシーか?NGか? 男性の心をつかむ夏のモテファッション
 連日30℃を超える夏の暑さは憂うつですが、それでも夏にしかできないことは盛りだくさん。せっかくだから、楽しみたいですよ...
七海 2019-08-22 06:00 ラブ