“飲み会でカシオレを頼むとモテる”は古い? 都市伝説を検証

孔井嘉乃 作詞作曲家・ライター
更新日:2019-04-19 06:00
投稿日:2019-04-19 06:00
「飲み会でカシオレを頼むとモテる」そんな、カシオレ神話を知っていますか?調べたら「カシオレは古い!時代はカルアミルクだ!」なんて、より珍妙な説もありましたが。真偽の程はさて置いておき、本当にカシオレはモテと関係しているのか、独自検証してみました。

カシオレ女子は本当にモテる?

 言わずと知れた「カシオレ=カシスオレンジ」。ほとんどの居酒屋メニューに載っていて、お酒に詳しくない方でも頼みやすいカクテルですね。

 そんな「カシオレ」を頼む女性は、同性から見ても確かになんだか可愛い!「お酒が苦手なのかな?」「ビール嫌いかな?」と、ついつい気になる男性心理も分からなくはありません。

 とはいえ、カシオレを頼んだからといってモテるの?と、考えてみます。

「カシオレ=女性の象徴」なんて思う男性が作った都市伝説

 数々の飲み会を思い返すと、確かにいますね。カシオレ女子好きな男性。独断と偏見ですが、40歳以上、気前が良い、ノリが良い、飲み会好き、お酒に酔うと絡みがち。なんというか「昔っぽい、そして妙にオレ様男性」が多いような気がします。

 可愛くカシオレを頼み、1杯目にして「酔っ払っちゃった」なんて言って欲しい。女性はお酒に弱くいてほしい。そんな感じなのですか?(と、聞きたい。)

 もしも、「カシオレ=女性の象徴」とでも思っている男性がいるのであれば、「女性=スカート」と思うくらいくだらなく。カシオレ神話は女性に理想を描く一昔前の男性が作った、都市伝説ではないかと思うのです。

でも、未だカシオレ神話を信じる女子もいる

 合コンに行った酒好きの友人が、「やっぱりカシオレだったかな」と。なんでも、日本酒を飲み続けた結果、潰れたらしく。彼女に関しては、アルコール度数の低いものを頼めばよかったかな、という意味合いだと思いますが。

 でも、一緒に行った女子達は、やっぱりカシオレなど甘いカクテルを頼んでいたそう。時代は変わっても、カシオレ神話を気に留める女性は未だいるのかもしれません。

 でも、なんとなくですが、今、筆者の周りの素敵女子はカシオレよりサングリアやフルーツ入りの果実酒を頼んでいる気がします。ごろっとしたフルーツがキモなのでしょうか。どちらにせよ、やっぱりおしゃれで女子力高い感じはしますね。

お酒とモテるを絡ませるなんて、お酒に失礼

 カシオレのようなカクテルは、必ずしも全ての料理に合うというわけではありませんが、ジュースのように飲みやすく、渋めのお酒が苦手な方、アルコールに弱い方にとっては嬉しい存在なんですよね。

 結局のところ、お酒なんてその日の気分で好きなものを自分のペースで頼めば良いと思うのです。モテと絡ませるなんて、お酒に失礼!(ウィスキーをロックで頼み、明らかに男性に引かれる筆者の言い訳として。)

【結論】「カシオレ女子好きな男性は古い」で良いですか?

 数年前、バーのカウンターで1人で飲んでいたら「あちらのお客様から」と、カシスオレンジが届きました。見ると、色黒で50〜60代くらいの男性が。

 どうしたかというと、丁重にお断りしました。だって、甘いお酒な気分ではなかったですし、見知らぬ方におごってもらう理由はないですし。

 とはいえ、後にも先にも「あちらの〜」は1回だけ。ウィスキーだったらいただいたかもなぁ。そんなことを思い出しつつ、でも、どちらにせよこの時代に「あちらのお客様から」はないですよね。

 つまりは、「カシオレ好きな男性は古い」、そして、「そこに合わせる必要はない」と結論を出して良いかと思うのですが、どうでしょうか。

孔井嘉乃
記事一覧
作詞作曲家・ライター
3歳からピアノを始め、現在は作詞作曲家&シンガーソングライターとして活動中。2014年からウェブライターとしての活動を開始。得意ジャンルは美容、恋愛、ライフスタイル。コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定1級、ベビーマッサージ資格、乳児心理+児童心理資格取得。
2016年、ママユニット「mamakanon」を結成。活動5年目にして、YouTube再生回数1,200万回達成。2020年、フレンチシンガーバイオリニストソングライターとのDuo「ellipsis」を結成。両者の絶対音感を活かしてカバー演奏などを行う。
1児のママ。特技は早起き。ウィスキーが好き。

◇孔井嘉乃公式サイトmamakanon公式 YouTubeチャンネルellipsis公式 YouTubeチャンネル

関連キーワード

ラブ 新着一覧


モテないから? カラダ目当てで相談所に来る男性にご用心
 相談所で、よそに所属していた女性からこんな質問があったそう。 「あの……、いつも会って2回目には男性のお部屋に...
態度も悪ければ言葉のセンスも…女性に“逢いたい”は絶対NG
 目も合わせずたばこをふかし、婚活パーティーなのにお酒で赤ら顔……JR保線部署に勤める45歳の男性。2次会に行くと外国人...
プチモテ期がきたと思ったのに…2次会で見えた男のウツワ
 前回のパーティーでの取材を生かして、オーバー40歳のパーティーに参加。グループトークのおかげであまり話さずにニコニコし...
やっぱり直接会わなきゃ!40代向けパーティーに潜入したら
 パソコンで婚活相手を探すのと違い、ジカ当たりできるパーティーは好感触だったので、今度は40代メーンのパーティーに参加し...
個性派気取り? パーティー会場にいた残念すぎる服の男性
 会員限定の大きなパーティーに行くと、ちょっと地味だけどマジメそうな男性がいっぱい。なぜか身長の低い人が目立ちます。 ...
会員制パーティー初参加も…アピールタイムはたったの3分
 せっかく結婚相談所に入会したのにまともな男性に会えないのでは意味がないと、今度は会員限定のパーティーにチャレンジです。...
街コンで一目惚れした福山似イケメンにドン引きした理由
 婚活中と公言すると、さまざまな経験談が耳に入るようになります。街コンに行った友人(美容業・34歳)からこんな話を聞きま...
趣味は「絵画鑑賞」 ハイソで知的なメンズだと思ったのに
 第1弾の紹介書にあった男性陣の容貌にゲンナリして、その後コンタクトを断念。新たなアクションは、会員サイトからの相手探し...
見た目が全てじゃないけど…ありのまますぎる男性陣に落胆
 16人分の紹介書が届きました。年齢は49歳6人、48歳4人、47歳2人、46歳1人、44歳2人、43歳1人。年齢50歳...
今度はどんな男性が…大手企業と契約している2社目に挑戦
 相手の写真を見るまでに時間をかけている余裕はないので、今回は、紹介資料が月に2回届くというB社に入会しました。ここは大...
“アラフォー女子”がネックなの? メール返信はまさかの1人
「会員数日本最大」の言葉に引かれて入会したA社。インターネットの会員専用画面から文字情報が気になった3人に早速アクセスし...
いざ、パートナー探し…初期投資は締めて「12万円」ナリ
 独身崖っぷち、アラフォー女性記者が果敢に(?)潜入取材した結婚相談所の生態をリポートしていきます。  1回目は...