「トウモロコシの棒寿司」巻くだけ簡単!大人も子供も大好き

コクハク編集部
更新日:2022-09-16 06:00
投稿日:2022-09-16 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・四谷の和食店「さわ野」の澤野万作さんに、100円ショップの茹でトウモロコシを使って簡単に作れる「トウモロコシの棒寿司」のレシピを教えていただきました。

トウモロコシと酢飯って相性いいのね

 食材は100円ショップで売っている茹でたトウモロコシと、余ったご飯だけ。完成までに5分足らずです。

「安いし、カンタンですよ。トウモロコシは、100円ショップで買ったモノです。まず、横半分に切った後、縦に4つに分け、身の部分だけ切り離して下さい。酢飯も、余ったご飯に酢飯のもとを入れただけ。後は、酢飯の上にトウモロコシをのせ、すだれで巻くだけです」

 口に放り込むと、これが絶品。意外にも、トウモロコシの甘さと酢飯の相性がバツグンです。自然の甘さと、酢飯の組み合わせが後をひき、あっと言う間に、2個、3個と平らげてしまいました。トウモロコシに醤油をつけ、火であぶってもおいしいとのこと。

「ツマミにもなりますが、小腹がすいたお客さんに出すと喜ばれます。お通しの一品にもなります」

 小さな子供に作ってあげれば、喜ぶこと間違いなしです。

【材料】

・茹でトウモロコシ 半分
・寿司飯 半合
・ナスの漬物

【レシピ】

(1)トウモロコシを横半分に切った後、縦4つに切り、身の部分を切り離す。

(2)巻きすだれに、ラップを敷き、寿司飯の上にトウモロコシをのせ、巻き寿司にする。

(3)ラップを取り、器に盛る。

本日のダンツマ達人…澤野万作さん

▽澤野万作(さわの・まんさく)
 1949年、静岡県生まれ。20歳の時、上京。都内の料亭をはじめ、和食店で修業。著書に、鬼平犯科帳由来の長谷川平蔵に食べさせたい料理を書いた「鬼平舌つづみ」(文春文庫)や、「ワイルドにいこう!アウトドアクッキング」(永岡書店)。趣味はサーフィン、キャンプ。

▽さわ野
 2019年6月にオープン。四谷周辺で35年間、和食店を開いていることもあって昔からの馴染み客で賑わう。常連客は落ち着いたサラリーマンが多い。日本酒、焼酎の品揃えも豊富だ。

東京都新宿区荒木町3-19桑沢四ツ谷ビル1階

(日刊ゲンダイ2020年7月2日付記事を再編集)

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