未来の義兄に抱かれても止まらない実姉へのマウンティング#2

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2022-07-08 11:18
投稿日:2022-07-01 06:00

誰よりも深い場所まで…鋭い挿入に衝撃

 やがて、正常位での挿入体勢になったんです。

 夜景がきらめくホテルの一室で私を見下ろす彼の瞳は興奮に潤み、たまらなくセクシーで……。

『入れるよ』

 彼の亀頭がワレメにあてがわれました。2、3度ワレメを往復し、愛液をまぶすと、そのままズブズブッ……と私の中へと沈み込んできたんです。

『あああっ!』

 私は彼の二の腕を掴みながら、体をのけぞらせました。

 今まで体験したどの男性よりも深い場所まで届いた気がしたんです。

 子宮口付近まで達したかもと思えるほど深く、鋭い挿入の衝撃でした」

言葉で言い表せないほどの快楽

――続けてください。

「彼は『ああ、すごいよH子ちゃん』と囁いて……。その艶っぽい声に、彼の満足が伝わってきました。私自身も深く挿入されたペニスがあまりにも気持ちよくて……『もっと奥まで』と言わんばかりに、思わず腰をせり上げていましたね。

 彼はゆっくりと腰を前後させてきました。

 そのたび、ペニスの圧迫と摩擦が気持ちよすぎて……特に腰を引く際にGスポットを逆なでされる瞬間は、言葉で言い表せないほど気持ちよかった。

 そして、整った顔立ちの彼の表情が、快楽に歪んでいる――そんな無防備なオスの姿も魅力的でした。

 私は彼のペニスを叩きこまれながらも、決して受け身には徹することなく、手を伸ばして結合部を触ったり、陰嚢に触れたりしましたよ。

 私の手は2人の愛液でねっとりと濡れましたが、彼は陰嚢に触れられて気持ちいいらしく、『うっ、こんないやらしいこともするなんて……』なんて、感嘆の呻きをあげてくれましたね」

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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