「浮気したくせに私は抱けない?」夜の生活を拒む夫と憤る妻

並木まき ライター・エディター
更新日:2022-09-03 06:00
投稿日:2022-09-03 06:00
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷”“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。

浮気していたくせに!

「ウチの夫はついこの前まで浮気をしていたくせに、私が相手だと『もう年だし、無理』って言うんですよ!!!」

 こう語気を強めて話すのは、42歳の美保さん(仮名)。1カ月半ほど前に夫・マサシさん(仮名)の浮気が判明し、夫婦の再構築を目指しているところです。

ようやく女の影が消えたのに

「その前から、薄々は浮気をしているんじゃないかって思っていたんですよね。ある日、買い物に出た私が忘れ物を取りに戻ったときに、夫が電話で相手女性と話しているところに私がたまたま居合わせることになり、会話を聞いて浮気の証拠を掴みました。

 すでにその時点で相手の女性とは1年近く付き合っていたみたいで、私が“別れろ”と言ってからも何度かは会い続けていたようです。

 最近になって、夫から女性の影が消えたので、ぼちぼち正式に浮気相手と縁を切ったんじゃないかと思っています」

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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