覚王山フルーツ大福「弁才天」実食レポ! 2022.11.3(木)

コクハク編集部
更新日:2022-11-03 06:00
投稿日:2022-11-03 06:00

「餅切り糸」で断面美を楽しむ!

 弁才天オリジナルの「餅切り糸」が付いているので、綺麗な断面を楽しみつつ、シェアして食べる時にも便利です。

 大福の真下から糸を一周させて引っ張ります。小さいフルーツだとコロコロと動くのでコツが必要。大きめのフルーツからカットするのをお勧めします。

 店員さんにどれが人気か伺うと、「基本的に全部人気です」とのこと。定番だとマンゴー、ピオーネが人気だそう。

 マンゴーは通年食べられますが、ピオーネはそろそろシーズンオフなので、今回は後者を選択。

 求肥+白餡+フルーツといったシンプルな構成です。白餡がモリモリじゃないところが上品です。

 求肥がつきたてのような柔らかさです。皮と白餡は甘さ控えめで、フルーツとの相性も最高。絶妙な滑らかさとピオーネの瑞々しさで、もう他ではフルーツ大福を買えなくなりそう……。

 秋〜冬にかけて外せないのは、柿ですよね。隠れた人気商品です。

  ずっしりとした実が求肥に包まれています。完熟ではないのですが、程よい甘さと溢れ出る果汁がさっぱりとしていておいしいです。

 これは朝にみんなが並ぶ気持ちが分かりますね。だってすごくおいしいんですもの。柿の酸味と白餡が溶け合って、いくらでも食べられます。

 パクパク食べたらもったいないのですが、なるべく早く食べたほうがいいので仕方ないですね!

 無花果(いちじく)は、弁才天の一番人気。断面の映えっぷりがすごくないですか? 鮮やかでとっても綺麗です。

 最近のフルーツ大福は、見て楽しんで、食べておいしいといった趣がある食べ物なんですね。

 筆者は、生の無花果を食べたことがないので新鮮でした。中はプチプチしていて、瑞々しいです。独特な香りも楽しめます。

 ただ個性的な味わいなので、好き嫌いがあるかもしれません。お土産に持参する際は、スタンダードなフルーツも一緒に買ったほうが無難です◎

おわりに

 ひとつひとつの値が張るのですが、一度食べるとクセになるおいしさです。

 ほかにもまだまだ色んな種類があるので、またお店を見かけたら絶対に買いたいです。それぐらいおいしかったです。

 冬から春にかけて、王道のいちご大福も出てくるので、フルーツ好きな方はぜひ試してくださいね。

(編集S)

address:東京都港区南青山5丁目10−1二葉ビル1F

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

フード 新着一覧


「コチュマヨツナの味噌キャベツ」マッコリと一緒に韓国気分
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は横浜の焼肉店「そうる肉食堂 承」の三原承達さんに...
「山わさびのせ豚ロースステーキ」あくまでも中火でじっくり
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は北海道・札幌の居酒屋「澤」の西澤一暢さんに、さわ...
「長芋のチーズ焼き」意外な組み合わせとホクホク食感が新鮮
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新宿の海鮮居酒屋「よしだ海岸」村瀬文吾さん...
「定番のオム豚キムチ」ご飯が何杯でもいける“最強おかず”
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・千駄ヶ谷の和食店「台楽おおた」の今井恵子さ...
「トンビ豆腐」豚の尾を“野菜だし”と3種の唐辛子でコトコト
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・祐天寺のもつ焼き店「ばん」の小杉潔さんに、...
「シラス山椒」爽やかな山椒が香る和風マリアージュの王道
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座の割烹「銀座魚勝」の柳橋克彦さんに、和...
「ナスのひき肉詰めムサカ仕立て」余り食材がおしゃれに変身
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は広島市・鷹野橋駅の鉄板料理店「こぱん亭」の鬼頭典...
「ちくわの向こう側」えのき明太マヨがちくわにピッタリ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・五反田の小料理屋「きになる嫁デラックス」の...
黄身を崩して絡めたらも~最高! 絶品☆新玉ねぎのサラダ
 旬が短いからこそぜひ食べてほしい「新玉ねぎ」。通常の玉ねぎより水分を多く含んでいて辛みが少なく、柔らかな食感なので、生...
ぐっち夫婦 2020-04-28 15:10 フード
「クロスティーニ」あらびき肉とクリームチーズのハーモニー
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回はミシュランの「ビブグルマン」にも選ばれた、東京・...
「マラケシュのポテサラ」4種のスパイスが食欲を刺激する!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・神保町のバル「Bal Marrakech」...
「ナスの生姜焼き」甘じょっぱいタレはだれもが好きな味
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・渋谷の居酒屋「酒井商会」の酒井英彰さんに、...
「ハッスルたらこ」お酒と白飯がグイグイ進む危険なおつまみ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・外苑前の「ごはんやパロル」の桜井莞子さんに...
「チーズの葉わさび和え」ダイエット中の人にもお勧めしたい
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は北海道・札幌の和食店「酒と肴 類」の菊岡正輝さん...
「大山鶏山椒煮」抜群の素材の味を引き出すシンプルな味付け
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・赤坂の居酒屋「がっしょ出雲」の野津宏太さん...
「サバと大根の湯揚げ」醤油とバルサミコのポン酢ソースで
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は山形・鶴岡のイタリアン「アル・ケッチァーノ」の奥...