会員制パフェバー「Remake easy」がすごい!2022.12.1(木)

コクハク編集部
更新日:2022-12-01 18:57
投稿日:2022-12-01 06:00
 みなさん、今どきの若者はどこでデートしているか知っていますか? コロナの影響で、飲食店や居酒屋などは閉店時間がめっぽう早くなりましたよね。
 今回は人混みを避けながら、非日常体験ができるとっておきの穴場デートスポットをご紹介します。

大人の秘密の隠れ家

 2020年9月にオープンした「Remake easy」は、月額3,000円(税込=以下同)で利用できる住所非公開の「会員制パフェバー」です。

 住所非公開という甘美な響きが、より一層興味を引き立てます。一体どんなお店なのか、Remake easy CEOの林巨樹さん(27)に聞いてみました。

Remake easy CEO 兼 パティシエ・林巨樹さん

 パフェやペアリングカクテル、店舗の演出などをデザインしているのは林巨樹さん。

 有名どころでは、完全栄養食BASE FOODの「BASE BREAD」を監修するなど、今引っ張りだこのパティシエ起業家なのです。

「何でも聞いてください!」とのことで、お店について色々聞いちゃいました。

――どのような方が会員なのでしょうか?

「ミレニアル世代の女性がターゲットでしたが、蓋を空けてみると会員さんの男女比率は1:1。40代男性やパフェ好きなアラサー女子が、仕事終わりにフラッといらっしゃいます。

 カップル利用が一番多く、デートで使いたい男性が『食事のあとに、甘いものはどうですか?』と誘うパターンが多くみられますね。

 ユニークなのは、甘いもの好きな男性が1人で来店されること。流行りのアフタヌーンティーは女性客が9割で、男性は浮いてしまいがちです。うちはバーの要素が強いので、抵抗なく入っていただけるようです。

 また、コロナ禍で大人数の女子会ができなくなり、しっぽりとした女子会も増えてきています」

パーフェクトであること、サスティナブルであること

――パフェへのこだわりを教えてください。

「もともとフランスに『パルフェ(Parfait)』というお菓子があり、それが日本に伝わってガラスに盛り付けられる独自のデザートになりました。この60年間、日本にしかないスイーツなんですよ。

 パルフェは日本語に直すとパーフェクト、完全を意味するスイーツです。なのでポリシーは、“完全体なスイーツ”であること。 

 Remake easyでは、売り上げのために『おいしくない=原価を下げる』作業は一切しません。

 会員制パフェバーとして会費をいただいてるので、原材料にお金をかけられます。

 ひとつひとつの素材をサスティナブルな観点から選び、本当に良いものを使えばスタッフも自信をもって提供ができます。

 働き手のやりがいを搾取せず、持続可能性も同時に追求しています」

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

フード 新着一覧


ピリ辛ネバネ~バ!絶品のオクラキムチ 2021.7.18(日)
 一年中手に入るオクラですが、旬は夏。それはもう別格ですよね。大きいのに硬くなく、張りやつやもしっかりあって。種類もスー...
ジップロックを使って蒸す「鶏もも肉とニラのスタミナ蒸し」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、奈良・北葛城郡のアジア料理店「Asian Ga...
夏野菜たっぷり「中国風冷ややっこ」 食欲減退気味な時にも
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、奈良・北葛城郡のアジア料理店「Asian Ga...
「ナスと豚ひき肉の甘味噌炒め」白ご飯にのせても美味しい!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、奈良・北葛城郡のアジア料理店「Asian Ga...
「スルメイカの香り揚げ」紹興酒と醤油で味と香りが引き立つ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、奈良・北葛城郡のアジア料理店「Asian Ga...
「エビとトウモロコシの春巻き」旬の素材の味を引き出して
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、奈良・北葛城郡のアジア料理店「Asian Ga...
「京漬物のカプレーゼ風」かぶ&モッツァレラの絶妙コラボ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・門前仲町の居酒屋「酒亭 二ぶん半」の武井...
「納豆工房 せんだい屋」で納豆愛に溺れる 2021.7.9(金)
 納豆が好きです。かれこれ3年くらい毎朝納豆を食べています。たいていの不調は納豆を食べておけば何とかなる! と思っていま...
「つぶ貝 酒盗和え」スーパーのつぶ貝にひと手間加えるだけ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・門前仲町の居酒屋「酒亭 二ぶん半」の武井...
目玉焼きが簡単に驚くほどおいしくなる魔法!2021.7.8(木)
 目玉焼き。それは卵を割って焼くだけという実にシンプルなお料理ですが、何個、何十個、何百個、何万個(!)と焼いても「これ...
材料は2つだけ!「セロリゆかり漬け」セロリ漬けの新定番に
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・門前仲町の居酒屋「酒亭 二ぶん半」の武井...
手軽で簡単! お味噌汁のついでに作れる「アサリ醤油漬け」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・門前仲町の居酒屋「酒亭 二ぶん半」の武井...
「〆サバ天婦羅 甘酢あんかけ」つゆも塩も不要でおいしい!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・門前仲町の居酒屋「酒亭 二ぶん半」の武井...
甘いおつまみ「紹興酒漬けレーズンとバニラアイス山椒かけ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、神奈川・鎌倉の創作中華料理店「かかん」の小出幸...
「茹で鳥のネギソース」ゴマ油が香る“万能ダレ”で夏バテ予防
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、神奈川・鎌倉の創作中華料理店「かかん」の小出幸...
梅シロップでスペシャルドリンクを作ってみた 2021.7.2(金)
 地元の食材シリーズ第4弾は「青梅」。「梅仕事」に憧れつつも、毎年スルーしてしまっていたけれど、今年は一念発起! 梅シロ...