シリコン製グッズを制する者がしっとり肌に!手持ちの化粧品も使える

並木まき ライター・エディター
更新日:2023-02-14 06:00
投稿日:2023-02-14 06:00
 しっとりとした肌を育むために、どんなことをしていますか? 乾燥が気になる秋冬シーズンには、普段より高保湿のコスメに変えるケアが定番でもあるけれど、手持ちの化粧品を使って今より「しっとり」を向上させたいならば、ぜひ試してみてもらいたいことがあるのです……!
 時短美容家の並木まきが「意外なもの」を活用する化粧品の“しっとり”向上テクをお話していきます。

「シリコン」をデイリー美容に取り入れると“しっとり”が狙える!

 調理器具ではおなじみの「シリコン」。まさか美容に使うなんて……と思う人もいるかもですが、最近では、美容グッズにもシリコンを使ったもののバリエーションが増えてきました。

 シリコン製グッズのいいところは、耐久性と衛生面。使い捨ての美容グッズと長く使えるので、結果的にエコにも経済面でも優秀なグッズが少なくないのです。

 いつもの化粧品にプラスしてシリコングッズを使うと、スペシャルケアになるんですよ〜! さっそく、私が実際に使用して「おぉ!」と感じたユニークなグッズの数々を紹介しますね。

1:「KISS NEW YORKシリコンブラシ」

 手を汚さずに均一に肌に化粧品を塗りやすい「シリコンブラシ」は、手持ちのクリームでマスクケアをしたいときに便利なグッズ。肌ざわりがやわらかなので摩擦の心配も少なく、手で塗るときと比べて薄く均一に伸ばしやすいので、クリームを使う量も調整できて経済的です。

 うるおい不足を感じるときにはシート状の使い捨てマスクが定番だけれど、手持ちのクリームを顔いっぱいにしっかり塗るだけでも、しっとり感を向上させるお手入れが叶います。シリコンの肌ざわりがとにかくやわらかく、クリームを塗っている間は、ちょっと贅沢な気分にもなるので不思議です。

 使い終わったらウェットティッシュで拭き取るか水洗いをするだけで衛生的に使いやすいのも◎。

2:「プリンクル うるおい集中シリコーンパック」

 目もとまわりは、湿度が低い時期に特に乾燥によるダメージが気になりやすいパーツ。でも目もと用のパックを買ってもなかなか使いきれずに結局捨ててしまう……なんていう声も聞こえてきます。

 そんなときにも、シリコングッズ!「うるおい集中シリコーンパック」は、手持ちの化粧水や美容液を不織布シートに塗布して、上からシリコンパッドをかぶせて保湿します。

 シリコン素材なので目のまわりにフィットしやすく、いつも使っている化粧品でしっとり向上のお手入れが叶うところが手軽でいいですよね。

 普段使っている化粧品でスペシャルケアが可能。デリケートな目まわりにも、自分に合う化粧品でスペシャルなお手入れができるお得感は魅力的であり、かつ優秀ですよね。

 とりわけ私が気に入っている使い方は、いつものケアに化粧水で数分間のパックを加える方法。かなりひたひたになるまで化粧水を不織布に含ませます。

 時間がないときでも「やるとやらないでは変わる」のを実感できていて、目まわりの小じわが目立ちにくくなる気がしているので、メイク前の保湿にもおすすめです。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


オールインワンより超優秀!時短美容の最新“2ステップケア”
 新年を迎え、新しい美容法への関心が高まってはいませんか?「何か新しいことをしたい。でもあまり時間はかけたくない!」とい...
1週間で効果を実感!? 禁酒ダイエットに無理なく取り組むコツ
 ダイエットといえば、食事制限や運動などが一般的ですが、今「禁酒ダイエット」が話題なのをご存知ですか? もし毎晩お酒を飲...
【2022年アツかった記事】アラフォーの性交痛 相性悪いから濡れない?(薬剤師監修)
【えりのボスの「あと半歩で幸せ」】 (2022年7月に公開したものを一部変更し、再掲した記事となります)  ※ ...
膣から湯が漏れる!女力を取り戻す膣トレ講座【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
隈取になってない!? “メイク下手”アラフォーあるあるを再現
 年齢を重ねていくにつれてシミやシワ、くすみが気になるのは普通のこと。でも、コンプレックスなどを隠すためにメイクをしたの...
ピルの「オンライン処方」ってどうなのよ? PMSと生理痛に悩むコクハク編集部員が“不安あるある”の疑問をぶつけてみた
 東京・中央区にあるコクハク編集部。「あー寒い、寒い」とひざを突き合わせ、ああだこうだと談議するのは、『ピルのオンライン...
40代のすっぴん外出を考えてみた! 距離、手抜きNGパーツは
 コロナ禍でマスク生活が長引く中、「これを機に美肌を目指そう!」とすっぴん生活を送る人は増えているようです。ただ、世間の...
デリケートゾーン洗うとしみるんですけど!2022.12.26(月)
 私のデリケートゾーン(外陰部)に起きた“異変”は、ある日突然、何の前触れもなくやってきました。  いつものように...
カシミヤは自宅で洗濯できる? お手入れ方法や洗い方のコツ
 軽くて暖かくて着心地の良いカシミヤは、マフラーやセーターなど冬にとても重宝する素材ですよね!  でも気になるのがお...
安っぽいクシ&ブラシから卒業! 買って大正解だった3タイプ
 ショートカットにしてから、クシがスタイリングの必須アイテムになりました。アホ毛や髪の絡まりなどを整え、スムーズな手触り...
ついに下の毛にも白髪が! 4つの原因と今すぐやりたい対策法
 年齢を重ねていくと生えてくる白髪。女性は老けて見られないように抜いたり染めたり、さまざまな対策をしているでしょう。でも...
3,030円の努力!健康ランドを朝に晩に美容的に活用してみた
 書店員として本を売りながら、踊り子として舞台に立つ。エッセイも書く。“三足の草鞋をガチで履く”新井見枝香さんの月イチ連...
性交痛の原因は膣の乾燥?レスを防ぐ保湿方法【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
20代が残念に思う アラフォーの「残念チーク」を画像で解説
 チークは、アラフォーになったら絶対に使ったほうがいいコスメだと、筆者は自信をもって宣言します!  顔の血色を上げ...
痩せる気はある! ダイエット言い訳あるあるを封印する方法
 これまで、あらゆる種類のダイエット方法を試してきたけれど、長続きしなかった人は多いですよね。痩せたいと思っているのにつ...
「タバコくさっ」飲み会後にも役立つ! 服の臭いを消す方法
 どんなにおしゃれで素敵な女性でも、すれ違った時にいい香りがするのとタバコ臭いがするのとでは印象が大違いですよね! でも...