恋愛向きの男と結婚向きの男 私の選択は正しかったはずなのに

豆木メイ フリーライター
更新日:2023-05-02 11:32
投稿日:2023-05-02 06:00

「恋愛と結婚は違う」
 
 これは昔からよく言われているので、一度は耳にしたことのある言葉ではないでしょうか。

 筆者が結婚13年目を迎えた今、確かに恋愛と結婚は違うと感じます。

 結婚前は自分が追いかけるタイプの人間だったので、つらい思いをした恋愛経験が多かったです。

 しかし結婚したのは、それまでの恋愛対象とはタイプの違う人で、相手の方から結婚して欲しいと言われました。

 当時はやはり恋愛する相手と、結婚する相手は別なんだ! と妙に納得したものです。

 しかし、セックスレスになってしまった今となっては、果たしてあの時の選択は正しかったのか? と疑問に感じる今日この頃。

安定は手に入ったもののつまらない

 以前、職場の女性の先輩とお互いの夫婦関係について話していた時のことです。

 その先輩も私と同じ恋愛スタイルの人で、結婚するまでは刺激的な恋愛が多く、自分の方が相手をより好きになってしまう方でした。

「でも結婚したのは、それまで好きになってきた人とは全然違うタイプでさ。安定感はあるけどつまらないんだよね……」

 確かに! 私も全く同じだ! とすごく共感した記憶があります。

 今思えば、あの先輩もセックスレスだったのかも……。余計なお世話ですが。

 私自身も、夫と出会った時はそれまで好きになる人とは違い、一緒にいると安心できるなぁと感じたものです。10歳以上年上だったのもその要因のひとつだったと思います。

やっぱり結婚するなら安心感のある人?

 結婚相手に選ぶなら、気の合う人で収入が安定していて、家事を嫌がらずにしてくれる家庭的な人がいい! というような理想を女性なら誰しも持っているのではないでしょうか。

 結婚相手に求める譲れない条件5選の調査(出典元:e-venz「結婚相手に求める条件の妥協はどこまでOK?女性の婚活で知っておきたいこと」https://e-venz.com/column/7567/)では、「1位 性格・相性の良さ、2位 価値観が合う」となっていて、やはり一緒にいる時の気楽さを求めているようです。
 
 筆者も結婚相手に選ぶ男性はそうあるべきだと思っていましたし、実際に結婚した相手は条件にそこそこ当てはまっています。

 しかし先ほどの先輩が言っていたように、安定感はあるけれどなんだかつまらないんです。
 
 とはいえ、恋愛していた時にのめり込んでいたような追いかける対象だった男性と結婚していたら、今頃生活はどんな風になっていたのだろう……と恐ろしく思う気持ちもあります。

 結局、結婚相手の正解ってわかりません。

 というか、正解などないのでしょう。

豆木メイ
記事一覧
フリーライター
アラフォー2児の母。2人目の子供を出産後からセックスレスになる。各SNSでセックスレスのつらさについて発信したところ多くの方から反響をいただく。5年後離婚するために経済的自立を目指して奮闘中。趣味は飲酒。
XInstagramnoteYoutube

関連キーワード

ラブ 新着一覧


高嶺の花より手頃な花! 「絶世の美女はモテない」は本当?
 誰もが憧れるようなルックスと、それだけにとどまらない内面的にも賞賛できる女性を“高嶺の花”と呼びます。彼女たちは、常に...
東城ゆず 2019-07-11 07:26 ラブ
うるさーい! 意識高すぎる「ロジハラ男」に気をつけて…!
「最近の若いのは何でもハラスメントにしやがる……」  そんな中年男性のぼやきも耳に入る今日このごろ。セクハラはもちろん...
ミクニシオリ 2019-07-10 06:00 ラブ
男性が浮気したくなる理由と浮気をさせない女になる方法3つ
 男性に浮気されたとき、多くの女性は辛いですよね。見下されて、踏みにじられたようで怒りも湧いてくるはず。思わず「なんでこ...
東城ゆず 2019-07-09 06:00 ラブ
モテる女は顔じゃない…美人でなくても彼氏が途切れない秘密
 結婚につながる恋コラム第9回は、モテるためのスキルについて。皆さんの周りで常に彼氏がいる女性ってどんな女性ですか? 今...
山本早織 2019-07-09 06:00 ラブ
恋人と知り合うきっかけ 米国は4人に1人がマッチングアプリ
 日本ではなんらかの婚活(恋活)サイトやアプリで知り合い、結婚に至った人が約5%いるそうです(「婚活実態調査2018」リ...
内藤みか 2020-05-20 11:22 ラブ
カップルの喧嘩の原因って? 彼にムカついたら試すべき方法
 彼との喧嘩はムカつくことも多いですよね。 女性からしたら「どうして、理解してくれないの?」と思います。カップルの喧嘩は...
東城ゆず 2019-07-08 06:00 ラブ
ど本命な彼を落とすには胃袋を掴むより衝撃なメス力を養え!
 電子書籍も含めて、発売たちまち6万部突破のベストセラー『魔法の「メス力」』(KADOKAWA)の著者で恋愛コラム...
神崎メリ 2019-07-07 06:00 ラブ
運命の歯車? 鬼嫁と結婚してしまった男性の悲劇的な経緯3選
「鬼嫁」と評される女性と結婚してしまった男性には、どんな経緯があるのでしょうか。魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析...
並木まき 2019-07-06 06:00 ラブ
結婚式をしないカップル急増…若者が“あえて式をしない”理由
 筆者は二度結婚しています。いずれも結婚式を挙げたことがありません。周囲にも結婚式を挙げないことを選ぶ友人が多くいます。...
東城ゆず 2019-07-06 06:00 ラブ
別れた恋人と友達になれる? “元カレ友達”の良い所と悪い所
 私は元カレと友達になることができない女です。別れる時にはなぜか「訴えてやる!」「結婚詐欺だ」と罵られるか(注:交際相手...
深志美由紀 2019-07-06 06:00 ラブ
ハイスペ男子と結婚したい!本命彼女になるための戦略とは?
「お金持ちなハイスペ男子と結婚したい!」  結婚相手として「低依存・低姿勢・低燃費・低リスク」の4低男子の株が上が...
伊藤早紀 2019-07-05 06:00 ラブ
美女と野獣カップルはなぜ成立する? 真実の愛の探し方
 美女と野獣カップルとは、ディズニーの名作『美女と野獣』になぞらえた「綺麗な女性 & 残念な容姿の男性(以下ブサメン)」...
孔井嘉乃 2019-07-05 06:00 ラブ
旅先でレンタル彼氏を利用する女性…私も試してみました
 ひとり旅の道中、誰かと話をしたくなる時がありますよね。そんな時にその土地のレンタル彼氏を呼び出すという女性がいます。現...
内藤みか 2019-07-04 06:00 ラブ
過去の女性リストも…狂気を感じる「エクセル男子」の生態
 社会人の必須スキルともいえる、表計算ソフト「Excel」。皆さんはスマートにエクセルを使いこなせていますか? 先輩の男...
しめサバ子 2019-12-26 06:43 ラブ
泣く子どもにチッ! 男を凍りつかせた婚活女子の無意識行動
「なぜあの人は、あんなに美人で才色兼備なのに結婚できないんだろう?」という婚活女性、誰しも周りに1人はいるのではないでし...
田中絵音 2019-07-02 06:01 ラブ
結婚相手は「家庭的な女性がいい」という男性の恐るべき本音
 男性が結婚相手に選ぶ女性のタイプとして人気な家庭的な女性。よく言われるところですと「結婚と恋愛は別」という言葉が示す通...
しめサバ子 2019-07-02 06:10 ラブ