そんなえりのボスのもとにはウワサを聞きつけ、今日も悩みを抱えた女性が、ふらりと立ち寄ったようですよ。
1. ムレやかゆみが気になるけど、アンダーヘアの手入れも面倒
今回は麻子さん(37歳女性・仮名)のお悩みです。
「ちょっと言いにくいことなんですけれど……アンダーヘアで悩んでいるんです」
恥ずかしそうに視線をさまよわせ、麻子さんは言います。
「私、アンダーヘアの毛量が多いような気がするんです。生理のときにすごく蒸れるし、夏場になると、かゆみが出るし……。でも、毎日忙しくてゆっくりお手入れもできなくて」
「VIOゾーンのセルフケアって、けっこう大変なのよね。自分ではムダ毛チェックしにくい部分だもの」
深刻そうにうなずいている麻子さんに、えりのボスが提案しました。
「VIO脱毛をするのも、ひとつの方法だと思うわ。アンダーヘアが薄くなるから、ムレやかゆみの予防につながるわよ」
「VIO脱毛……デリケートゾーンの脱毛のことですよね? でも、べつに水着を着るわけでもないし、わざわざ脱毛なんて……」
「あら。脱毛の目的は、美容だけじゃないのよ? 最近はVIOゾーンを衛生的に保つために、VIO脱毛をする40代以降の女性も多いんだから」
「そうなんですか?」
えりのボスはにっこり笑って、言いました。
「それじゃあ、今日はVIO脱毛のことをお話しするわね」
前のめりの姿勢で聞き入る麻子さん。これは放っておけません!
2. 40代からのVIO脱毛も増えている
「VIO脱毛をするのは、美容が気になる若年層だけではないの。更年期前後の女性もムレやかゆみを予防して快適に過ごすために、VIO脱毛を行なうケースが増えているわ」
アンダーヘアを除毛すると、汗や経血、排泄物などが付着しにくくなるため清潔になります。その結果、ムレやかゆみ、ニオイなどのトラブルを防ぐことにもつながるのです。
「水着を着るときはもちろん、パンツスタイルのときも、ムダ毛がないからスッキリした履き心地になるわ。それに『介護への備え』という側面から、VIO脱毛を受ける人もいるのよ」
「介護?」
「若い世代には実感が湧きにくいかもしれないけれど……、『自分が介護される立場になったときのため』ということ。アンダーヘアに排泄物がこびりついてしまうと、下のお世話をする家族や介護スタッフが大変だから。『相手に負担をかけないためにVIO脱毛しておきたい』という考え方ね」
麻子さんは、納得した様子でうなずいています。
「VIO脱毛には、いろいろなメリットがあるんですね。でも、私は脱毛が未経験なので、ちょっとハードルが高いというか……」
「VIO脱毛でみんなが気になる疑問や、注意点についても解説するわね」
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