恋愛リアリティー番組 ここに注目すれば“恋愛上手”になれる

内藤みか 作家
更新日:2019-06-24 06:00
投稿日:2019-06-24 06:00
 恋愛リアリティーや恋愛バラエティーなどと言われるコンテンツが人気です。一緒に行動するうちに自然と恋愛感情が芽生える様子を、視聴者はあれこれツッコミを入れたくなりながら観察するというもの。実はこれらの番組、実は恋愛上手になれるヒントが満載なのです!

恋愛リアリティーはなぜ人気?

 恋愛リアリティー番組は民放の「あいのり」や「テラスハウス」、それにネット放送の「バチェラー」「今日、好きになりました。」などが有名です。最近はamazonの有料チャンネルで海外の恋愛リアリティー番組が配信されるようになるなど、まだまだ広がりを見せそうです。

 こうした番組はなぜ人気なのでしょう。台本がないリアルな展開がスリリングだからかもしれません。登場人物も多いので、あの彼はどの女性を選ぶの? この2人は結ばれるの? などとあちこちに気になる伏線が次々と仕込まれるので、目が離せないのです。普通の恋愛ドラマに飽きてきた層が、本音むき出しの生々しい番組を求めているのかもしれません。

相手に近づくタイミングを学ぶ

 せっかくの恋愛ショーなので、ただ見ているだけではなく、せっかくなら、出演者のふるまいを見て恋愛テクを学び取りましょう。番組のなかにはいくつもの注目ポイントがあります。そのひとつが「相手に近づくタイミング」。これが実はかなり大事なのです。彼が他の女性と楽しそうに盛り上がっている時に近づいてしまったら、お邪魔虫のように思われてしまいかねません。

 タイミングをしっかり見ている女性は、ほんのわずかな彼の隙を見逃しません。ドリンクが空になった瞬間に「おかわりいりますか?」と声をかけてみたり、女性に絡まれて困っている時に、さりげなく助けに入ったりなど、彼が「来てくれてありがとう!」と思わず言いたくなってしまうナイスタイミングで突撃しています。これをするためには、ずっと彼を見つめている必要があるので、実践できているのはかなり根性がある女性かもしれません。

脱落理由を分析してみる

 恋愛リアリティー番組のなかには、チェックポイントごとに誰かが脱落していく仕掛けが用意されているものがありますが、これも見逃せない大事なシーン。彼はどうしてあの女性を選ばなかったの? と不思議に感じる選択をする男性がいたら、それこそが男心と女心のズレかもしれません。しっかり分析し、男性の行動の裏に潜む本音を探るといろいろなことが見えてくるはずです。

 たとえば、美人タイプの女性は、中盤までは当然のように勝ち残ります。しかし中盤以降は苦しい戦いとなっていき、なかなかゴールインまではたどり着けません。恋愛や結婚というものは、毎日のようにお互いにやり取りをする関係になるので、やはり必要なのは日々の疲れが薄れていく癒しパワー。それが足りない女性は、男性の本命になりづらいのです。

最後の1人に選ばれるポイントとは?

 では、大勢のライバルの中を勝ち抜き、見事彼のハートを射止める女性のポイントとは、どういうものなのでしょうか。それは、意外かもしれませんが、自分から男性にボディータッチをしない女性が多いのです。じっと彼を見つめ、彼が思わず彼女に触れたくなるようなムード作りの達人が勝者になっているのです。男性は相手にアプローチされてお付き合いするよりも、「自分で落とした」という感覚を優先したいのかもしれません。

 あまりおしゃべりなタイプではないことも特徴のひとつかです。自分ばかり話し続けてアピールするよりは、彼の話にうなずき続ける聞き上手テクを持っています。なので癒しパワーもたっぷり持っているのです。毎日の暮らしは、楽しいことばかりではありません。時には疲れたり、苦しい思いをすることもあるでしょう。そんな時に優しく黙って寄り添ってくれるような女性を男性は最終的に選ぶのではないでしょうか。

 男心を巧みにくすぐるためにも、恋愛リアリティー番組でたくさんの恋テクを学び、しっかり自分のモノにして、恋の勝者を目指しましょう!

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


櫻井翔らハイブランドの巣 「慶應幼稚舎」男子の落とし方
 東京のハイスペック男子の代名詞ともなっている、慶應義塾幼稚舎。  嵐の櫻井翔をはじめ、品良く、育ちよく、お金持ち...
しめサバ子 2019-03-26 06:12 ラブ
運命の人って? ビビッとこなくても実はそばにいたりする
 若いころにデキ婚や電撃婚をするならまだしも、恋愛経験を積めば積むほど「男性をどう選んだら良いのかが分からない」と臆病に...
孔井嘉乃 2019-03-26 06:13 ラブ
ハイスペ男子に多い 交際後に豹変するサイコパス男の特徴
 付き合うまでは良かったのに、付き合った後に豹変する「サイコパス男」にこれまで遭遇したことはありませんか? サイコパス男...
しめサバ子 2019-09-09 06:11 ラブ
銀座で街コンも“階級”を間違え大惨敗…年齢の壁が分厚かった
 もたもたしてる間に、幼なじみは結婚して子育てするなど教科書のような人生を歩み始めた――。アラサーに突入して焦燥感が高ま...
高輪らいあん 2019-10-10 22:31 ラブ
狙うべき男子は…合コンを効率的に活用するための恋愛戦略
 みなさん、金曜日の夜は、合コンを楽しんでおりますでしょうか? 最近では、出会いの場としては少しおとなしくなってきた感の...
しめサバ子 2019-03-26 20:06 ラブ
ヤリモク男より危険 「すぐ付き合って系男子」の見分け方
 男性とのさまざまな出会いの中で、女子にとって避けなければならないのが“カラダ目当て”のヤリモク男子ですよね!? ...
しめサバ子 2019-09-15 06:57 ラブ
オジサンからのLINEに潜む「絵文字」に隠された本心3選
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきです。読者のみなさま、こんにちは。  今回は、不倫願...
並木まき 2019-03-21 07:22 ラブ
不倫の落とし穴教えます…彼は本当に離婚してくれますか?
 真面目で、男性に免疫のない女性ほどハマってしまいやすい不倫。既婚者の彼はほどよく肉食で、マメで、サービス精神も旺盛で…...
深志美由紀 2019-04-05 02:20 ラブ
今までの投資って…合コンで出会った普通のアラフォー男子
 親よりもヨボヨボのおじいちゃんを紹介され、笑いのネタと化したお見合いパーティーですが、他の相談所も似たり寄ったり。中高...
高齢化社会を実感…60半ばのおじいちゃまからの“交際希望”
 知り合いがココで結婚したという、お見合いおばさんが主催するパーティーに参加しました。  案内された席には、息子...
これってホントにデート? 私が90分でギブアップしたワケ
 婚活で出会った男性とデートをすることになりました。ところが、待ち合わせから嫌な予感。  待ち合わせ場所は、渋谷...
好印象だった42歳男性 LINEのやりとりですっかり恋人気分
 婚活パーティーで連絡先を交換した中に、印象のいい男性がいました。「携帯の番号を登録したらLINEが出てきたので……」と...
負のスパイラルにはまる…男性にとって“サイズ”は死活問題
 前回、相談所を介して女性を食いまくる男性がいるという話をしましたが、「お付き合いを始めても、女性側からお断りすることが...
モテないから? カラダ目当てで相談所に来る男性にご用心
 相談所で、よそに所属していた女性からこんな質問があったそう。 「あの……、いつも会って2回目には男性のお部屋に...
態度も悪ければ言葉のセンスも…女性に“逢いたい”は絶対NG
 目も合わせずたばこをふかし、婚活パーティーなのにお酒で赤ら顔……JR保線部署に勤める45歳の男性。2次会に行くと外国人...
プチモテ期がきたと思ったのに…2次会で見えた男のウツワ
 前回のパーティーでの取材を生かして、オーバー40歳のパーティーに参加。グループトークのおかげであまり話さずにニコニコし...