まずは「色黒」になる3大原因をチェック!
そもそもなぜ「色黒」になってしまうのか、まずは、おもな3つの原因を見ていきましょう。
日焼け
紫外線による日焼けが、色黒になる1番の原因でしょう。紫外線が肌へ与えるダメージは大きいため、肌を守ろうとメラノサイトがメラニン色素を大量に生成。このメラニン色素が蓄積されることで、肌が黒くなってしまうのです。また、学生時代に屋外で部活動をしていた、など、繰り返して日焼けをすることで肌が色黒になる場合もあります。
肌のくすみ
加齢や不規則な生活習慣による血行不良や、乾燥などの外的刺激による潤い不足、また、肌のターンオーバーの乱れから「くすみ」が発生するのも、色黒に見える原因でしょう。肌全体の透明感が失われてトーンが暗くなってしまうため、どうしても顔色自体がくすんで見えてしまいます。
生まれつきの肌色
生まれつき肌色が暗めな「地黒」の方もいます。残念ながら、遺伝による色黒の場合には、美白ケアを行っても本来の肌色以上には白くなりにくいと言われています。ただし、透明感を高めて、肌内部からみずみずしい美しい肌を作ることは可能。下記で紹介するので、ぜひチェックしてくださいね。
色黒を改善! 色白&透明肌になるスキンケアのコツ
肌のトーンを明るくする「美白ケア」はとにかく根気が必要です。でも、肌の透明感を高めることは、そう難しいことではありません。内側から光り輝くような肌になるスキンケアのコツ、しっかり押さえていきましょう。
保湿ケアをして肌内部の水分量をアップさせる
肌を美しく保つために、もっとも重要なのが保湿ケア! 肌内部の水分量を高めることで、肌内部から光が反射して「ツヤ肌」と呼ばれる状態を作ることができるのです。美白ケアでは、いかに優れた美容液を使うかが注目されがちですが、実は「化粧水」こそが肌内部の水分量を高めるポイントになります。
重ね付けを行う&パックを行うのも◎。以前コクハクで紹介した「ハンドプレス美容」(→ハンドプレス美容でもち肌 プチプラ化粧水でも確実に変わる)を、取り入れるのもありですね。化粧水でしっかり肌内部の水分量を高めた後には、乳液やクリームなどの油分で蓋をしてあげるようにしましょう。
角質ケアを定期的に取り入れる
色黒に見える原因でもある「肌のくすみ」には、角質ケアが効果的。近年ポピュラーになっているのが、ピーリングや拭き取り化粧水による角質ケア。古い角質を優しく除去することによって、肌全体のトーンアップも望めますし、その後のスキンケア製品の浸透率も上がります。
ただし、過度なピーリングには注意が必要! 古い角質だけではなく、未熟な角質までもが剥がれて肌のターンオーバー周期を乱してしまう可能性があるため、各製品の使用方法をよく読んで無理なく行うようにしましょう。
美白有効成分が入ったスキンケア製品を使用する
優れた美白有効成分が配合されたスキンケア製品を使用するのも、美白ケアには欠かせないことでしょう。美白有効成分とは、厚生労働省が認めている「メラニンの生成を抑えてシミやそばかすを抑える」成分のこと。代表的なものには、「ビタミンC誘導体」、「アルブチン」、「トラネキサム酸」、「プラセンタエキス」などがあります。
ただし、肌がデリケートな方や、肌状態が良くない時に美白有効成分を使用すると、肌への刺激が強く、逆に肌トラブルが発生してしまうケースもあるため、現在の肌状態を確認しながら始めることが肝心です。
徹底したUVケアを行う
今の色黒の肌をどうにかするケアだけではなく、これ以上「焼かない」ケアを行うのも大切。春〜夏にかけての季節のみUVケアを行う方が多いですが、実は冬場にでも紫外線は降り注いでいるため、1年を通したケアを心がけましょう。
特に、真夏のUVケアは徹底的に! 日焼け止めだけでは不十分ですので、帽子や日傘、サングラス、アームカバーなどを利用して、肌を守るようにしましょう。
透明感のあるツヤ肌は作れる! トーンアップを目指そう
「美白ケア」って、女性の永遠のテーマでもありますよね。でも、「本当の美しい肌」とは、外的刺激に負けない強さ、そして、みずみずしく透明感のあるツヤ肌ではないでしょうか。
保湿ケアをきちんと行い、UVケアでメラニンを蓄積させないこと。そして何より日々の生活習慣が、将来の美肌を作ります。良質な睡眠・適度な運動・栄養バランスの良い食事、これら全ては健康で美しい体を作るために欠かせないことといっても過言ではありません。たとえ今、色黒肌に悩んでいたとしても、少し先の将来の美肌を作ることは十分可能! ぜひ、透明感のある美肌を目指して、コツコツとケアを続けてくださいね。
ビューティー 新着一覧