「東京に帰したくない」南国美青年のペニスの猛威に溺れ尽くして #5

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2023-09-15 06:00
投稿日:2023-09-15 06:00

激しい連打が続き

――聞いているだけで体が火照ってきますね。続けてください。

「どれくらい抜き差しが続いたでしょうか。しばらくすると、彼が切迫した声を上げてきたんです。

――ミクさん……そろそろ……。

 差し迫った声音から、射精が迫っていることは明らかでした。

――私もイキそう……来て。

 その返答に安堵したように、彼は私のヒップを引き寄せ、激しい連打を見舞ってきたんです。

 パンパンッ、パパンッ!

 肉ずれの音が響き渡りました。

――ああっ……すごいっ……いいわ!

 彼に穿(うが)たれるまま、私は尻をくねらせました。衝撃に耐えようと、気づけば両手でしっかりバルコニーの柵を握っていて……。

 苛烈な抜き差しに四肢を震わせながら、ペニスの猛威と快楽を全身で受け止めたんです。

いよいよ絶頂へ

――ミクさん、イク……出ます……ッ!

――私も……イキそう……中に出して!

 次の瞬間、ひときわ激しい一撃が見舞われたんです。私はエクスタシーで朦朧となりながらも、膣奥深くで脈打つペニスの感触に意識を集中させました。

(ああ、ユウマ君のエキスが私の体に注がれている……)

 脳裏には、昼間のドラフェラで口内発射した濃厚なザーメンの味がよみがえりました。ひざがガクガクして今にも崩れ落ちそうになりましたが、彼がずっと後ろ抱きしてくれて……幸せでしたね。

 月光を浴びながら、私は至福の時間を噛みしめました」

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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