一番乗りは朝6時!? 超レアなクルミッ子、再販の可能性を問い合わせると…

コクハク編集部
更新日:2023-10-03 06:00
投稿日:2023-10-03 06:00

「イスパハン クルミッ子」争奪戦

 一筋縄では買えないだろうな。覚悟はしていましたが、まさかこれほどとは……。

 鎌倉紅谷の定番大人気商品「クルミッ子」の3日間限定フレーバーのこと。ピエール・エルメ・パリとコラボし、ピエール・エルメの味を象徴する「イスパハン」が使われた一品で発売の告知以降、複数のメディアで取り上げられ、SNSなどでも大盛り上がりでした。

 イスパハンは、ピエール・エルメ氏が開発した上品なローズ風味のするマカロン生地を使ったケーキですが、見た目もビビッドなピンク色で、とっても官能的ですよね。

 で、今回の限定品。その名も「イスパハン クルミッ子」は、イスパハンの味とクルミッ子の味を絶妙なバランスでドッキングさせたシロモノで、おいしいに違いありません。とにかくこの舌で味わってみたい!

 と、思ったわけですが……。ええ、買えなかったのです。

いざ出陣

 発売期間は、9月29日~10月1日の3日間。“戦いの場所”は伊勢丹新宿店です。

 10時開店とほぼ同時に訪れたものの、甘かった……。すでに長蛇の列ができている! と思ったら、それさえも甘かったとです。

開店2時間前に100人

 百貨店スタッフの方の説明によれば、開店2時間前の8時時点で100人近くが列をなし、560個分は整理券配布でソールドアウト。筆者の前にできた列は、通常のクルミッ子を購入するお客様たちでした。

 そう、目の前の列に並んでも「イスパハン クルミッ子」は買えないのです。

「イスパハン クルミッ子」目当ての一番乗りは、6時から並んでいたとか。10時にノコノコと買いに来たところで、話になりません(涙)。

もう買えないの?再販の可能性は?

 自分の読みの甘さは色恋沙汰だけではなかった……。

 と、ひとしきりしょんぼりしたのちに思うのが、再販はないのかという素朴な疑問。これだけの人気ですから、再販や追加販売への期待が高まります。

 販売する鎌倉紅谷さんに聞いてみました。

――「イスパハン クルミッ子」の再販の予定はありますか?

「大変な反響をいただきまして、ありがたい話ではございますが、今回限りの企画ですので……。今のところ、再販の予定はございません」(広報担当者)

 んー、残念すぎる。

 伊勢丹新宿店の新宿出店90周年を記念した今回のコラボ。また夢のようなおいしい企画が実現されるのを祈るばかりです。

 ちなみに来年2024年は、大丸東京が創業して60周年のようですが……!

せっかくなので他の限定スイーツを…

 せっかく訪れた伊勢丹新宿店。同店のデパ地下でしか買えない限定スイーツを購入しました。

 カステラで有名な文明堂の新ブランド「匠の焼き菓子 CONGALI文明堂」の「こぐま焼き」(1個216円)です。

 つぶらな瞳のこぐまちゃんをいただくにあたり、一瞬、躊躇したものの……。

こぐま焼き、ペロリ!

 小豆の皮をとりのぞいた皮むき餡が包まれた人形焼きは、ひとくち食べただけで幸せな気分に。なめらかな舌ざわりのこしあんは優しい甘さで、これまた一瞬でペロリと平らげてしまいました。

 毎日15時~の店頭販売のみ。おやつの時間を狙って、また買いたい!

(編集O)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

フード 新着一覧


「鶏ハツのガーリック炒め」香ばしさと食感がたまらない
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新宿の居酒屋「のぶ太郎」の金漢奎さんにガッ...
5分炊くだけでほっこり「水ナスのぬか漬けと桜エビの煮物」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は埼玉県・浦和の懐石料理「日に日に新」の木下泰司さ...
「かすべのレモンソース」ひと手間で軟骨がぐっと柔らかく
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は北海道・小樽のロードレストラン「シルフィード」の...
朝仕込んでおけば夜は焼くだけ「鶏モモ肉のソテー香草風味」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は大阪・福島のフランス料理店「ミチノ・ル・トゥール...
コンビニのサラダチキンでお手軽ヘルシー「蒸し鶏のマリネ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・西荻窪の創作居酒屋「じんから」の堅谷博さん...
お手軽な「ムサカ」 クミンシードでエキゾチックな味わいに
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・外苑前のワインビストロ「アミニマ」の阿部真...
“かえし醤油”の風味がお酒にピッタリ「そば屋のお新香」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・築地のそば屋「そば処 築地長生庵」の松本憲...
おもてなし料理にもなる「コンビーフのリエット仕立て」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・浅草のフレンチ「ガンゲット・ラ・シェーブル...
冷凍でもOK! 網で焼くだけで美味しく簡単な「焼き甘エビ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は福井市の寿司屋「昌冨ずし」の楠さんにエビが主役の...
「焼きなすとアボカドのタルタル」夏バテ防止にも効果アリ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座のフランス料理店「サロン・ド・テ アン...
お酢を使わないから野菜が甘い「トマトとタマネギのサラダ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・赤坂のアフリカ料理店「SAFARI」のワン...
いつもの冷ややっこが焼き肉のタレで大変身「辛いやっこ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は横浜の焼肉店「そうる肉食堂 承」の三原承達さんに...
生青唐辛子の風味でお酒が進む 中国・湖南料理「咸鮮辣」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・三軒茶屋の「香辣里 (シャンラーリー)」の...
余り野菜がごちそうに「季節の野菜とベーコンのキッシュ風」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は北海道・札幌の居酒屋「澤」の西澤一暢さんに、野菜...
まるでフォアグラのようなコクとうまみの「半生鶏レバー」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新宿の海鮮居酒屋「よしだ海岸」村瀬文吾さん...
「アスパラの肉巻き」今が旬の食材でおいしく疲労回復を
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・千駄ヶ谷の和食店「台楽おおた」の今井恵子さ...