マッチングアプリの既婚者男性、真の目的と女性が騙されない有効策を聞く

内藤みか 作家
更新日:2023-11-23 06:00
投稿日:2023-11-23 06:00

お小遣いが欲しい

 なかには「お小遣いが欲しいから」マッチングアプリに登録したと語る男性もいます。

 奥さんが厳しくてお小遣いをほとんどもらえないような困窮している既婚男性にそうしたケースが見られます。

 そういった男性はお金を持っていそうな年上の女性を探しているのです。

 33歳男性は「年齢よりも若く見られます! 可愛がってください!」とプロフィールに書いて、年上女性に集中的にいいねをして回ったと言います。

 おしゃれなデートやディナーをするお金もないので「年上の女性に色々なところに連れて行ってもらいたい」と願っているのです。

なぜ既婚者と明記するのか

 多くの男性は、既婚者であるのをプロフィール欄で伏せています。

 理由を聞くと「既婚者だと書くと明らかにマッチング率が落ちる」と言います。それは当然です。

 恋人や結婚相手を探しているのに、わざわざ既婚男性を選ぶ女性などほとんどいないでしょう。よっぽどルックスが好みでないと既婚者にいいねを返したりはしないはずです。

 しかし、一部には「既婚者ですがよろしくお願いします」と明記する男性がいます。これはなぜなのでしょう。

 35歳男性に理由を聞いてみると「『既婚者です』と書いておけば、既婚女性がコンタクトを取ってきてくれるだろうと期待しているから」と答えました。

 なるほど「実は私も既婚者なんです」といった女性とのマッチングを夢見ているからなのですね。

 確かに独身女性は既婚男性を敬遠しがちですが、既婚女性なら「お互い既婚同士だから都合がいいですね」と近づいてきてくれるかもしれません。

 マッチングアプリ内のレアキャラ同士で結びつこうとする作戦だったと知って、妙に納得できました。

 秘密を持った者同士なので、家族にバラされるリスクもなさそうです。

既婚者撃退法とは?

 そして既婚男性から「既婚男性とマッチングしないコツ」も教えてもらいました!

 まずプロフィールにはっきりと「既婚男性お断り」と書く。そうすれば既婚男性もアプローチしてこないそうです。

はっきり「NO」を伝えて自衛を

 改めてマッチングした際に「既婚者じゃないですか?」と確認する。そして既婚者だと明かされたら、「奥様から慰謝料を請求された場合は、あなたが全額支払ってくれるという念書を書いてもらえますか?」と厳しく追及する。そんな用心深い女性はそっとブロックするそうです。

 好きになってから「実は既婚者で……」と伝えられた場合は、ドロドロの修羅場に発展ししまい、女性が深く傷つきます。

 マッチングアプリで怪しいなと感じた男性には独身かどうかしっかり確認し、既婚者の場合は深入りしないほうが安全です。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

ラブ 新着一覧


新種「プレゼン合コン」で彼氏を作れる? 現場潜入レポート
 春の訪れを感じさせる3月末日、東京・東池袋にて「プレゼン合コン」なる聞き慣れないイベントが開催されました。情報をキャッ...
しめサバ子 2019-04-13 06:00 ラブ
わずか7日で構築された支配のパターン 美沙さんのケース#1
 最近、30代~40代の女性にまとわりついて苦しめるモラハラ男が増えています。  女の稼ぎをアテにするヒモ男や、女に依...
神田つばき 2020-01-11 07:08 ラブ
一見ハイスペでも…結婚できない「乙女おじさん」のタイプ
 一見すると、結婚相手として条件が揃っているような中年の男性が独身である場合「乙女おじさん」である可能性も潜みます。独身...
並木まき 2019-04-10 06:00 ラブ
45歳バツイチ男に“オバサン呼ばわり”されたアラサー女の悲劇
 女も30を過ぎるとシビアな婚活情勢をひしひしと感じるようになって、それまで目もくれていなかった「バツ有り男」も一気に視...
田中絵音 2019-04-09 06:00 ラブ
上品だから好き 年下男性が焦がれる熟女の“3種の神器”はコレ
 超年上を好む年下男子が増加中です。若くてイケメンでも30代や40代の女性とデートしたがるという不思議な現象が起きていま...
内藤みか 2019-05-29 16:39 ラブ
恋愛強者になるための最強の学問は“PDCA”と“統計学”である
 ビジネス書の世界では「PDCA」と「統計学」が大流行しています。PDCAとは、Plan(計画)、Do(実行)、Chec...
しめサバ子 2019-04-11 13:49 ラブ
【お菓子作り編・下】持参するエプロンには注意が必要
 もたもたしてる間に、幼なじみは結婚して子育てするなど教科書のような人生を歩み始めた――。アラサーに突入して焦燥感が高ま...
高輪らいあん 2019-05-13 16:24 ラブ
男性との食事で財布を出す? おごられておくべき相手とは
 気になる男性とのデートの際、どうしてもソワソワしてしまうのがお会計の時。財布を出すか出さないか、「どうするのがベスト?...
孔井嘉乃 2019-04-05 08:29 ラブ
夫は激怒…鬼嫁が放った姑にまつわるアンビリバボー語録3選
「鬼嫁」と呼ばれる妻たちは、夫や親族に対してアンビリバボーな発言を浴びせる人も少なくありません。一般的には、妻が気を使う...
並木まき 2019-04-04 06:00 ラブ
結婚相談所でうまくいかない女性が見直すべきポイント3つ
 結婚相談所でありがちなのが、「お見合いをこなせばこなすほど、うまくいかない」という事態。結婚相談所のブラックホールにハ...
孔井嘉乃 2019-04-03 06:00 ラブ
高級外車男と高級時計男…女性にとってヤバいのはどっち?
 皆さんの周りにも、おそらく一人くらいはいるのではないでしょうか?やたらと高級品を身に着けたがる「高級○○男」。彼らの中...
しめサバ子 2019-04-11 16:42 ラブ
【お菓子作り編・上】ファビュラスな男性はいるのか?
 もたもたしてる間に、幼なじみは結婚して子育てするなど教科書のような人生を歩み始めた――。アラサーに突入して焦燥感が高ま...
高輪らいあん 2019-05-13 16:25 ラブ
彼もその気に…イケメンを綺麗な“男の娘”に変身させる方法
 最近は女装をたしなむ男性も増えてきました。華奢な体つきの男性が女装をすると、女性が負けたと思うくらいの美しさを放つこと...
内藤みか 2019-04-01 07:13 ラブ
元嫁は疫病神? “離婚”で人生が好転した男性のコクハク3選
 離婚を推奨する気は毛頭ありませんが、世間には、離婚したことにより、結婚していたころよりも、明確なハッピーを実感している...
並木まき 2019-03-31 14:04 ラブ
あげまん学入門 #1 感情のコントロールで「キレない」女子に
 せっかくお付き合いに発展しても、男性にとって「この女、ないわ」と思われてしまうのは避けたいところ。どうせなら、付き合っ...
しめサバ子 2019-03-30 06:00 ラブ
不倫が怪我の功名に? 夫の罪悪感を吹き飛ばす“妻の奇行”
 浮気をする男だって、人間ですから「妻への罪悪感はない」と言えば嘘になる人が大半。しかし世間には「妻の言動をキッカケに、...
並木まき 2019-03-29 06:00 ラブ