40代人妻探偵の性欲、不妊治療失敗で他の男にハニートラップを… #2

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2024-01-05 13:08
投稿日:2023-12-29 06:00

女性を楽しませる愛撫テク

(ン…キスだけでとろけそう)

 私がうっとり目を細めると、彼の手がバスローブの腰ひもを解いてきたんです。その際も唇や耳たぶ、首筋に軽いキスをしながら、女性を楽しませることを忘れない愛撫を続けてくるんです。

――波子さん、キレイだ…。

 バスローブをはだけられ、あらわになった乳房を見ながら、彼は感嘆のため息を漏らしたんです。

――…リップサービスでも嬉しい。ふふ。

――本当だよ。Eカップって書いてあったけど、もっと大きく見える。形もきれいだし、桜色の乳首も可愛い。

 賞賛の言葉を浴びせながら、彼は乳房に頬を寄せ、乳首を口に含んだんです。

凄まじい心地よさ

――あ…ンっ。

 私は体をのけ反らせました。生温かな唾液ともに、舌がチロチロと蠢き、全身に鳥肌が立つほど、凄まじい心地よさでした。

――感じやすいんだな。もうこんなに勃ってる。

 彼はツンと勃った私の乳首をネロリネロリと舐めながら、同時に両手で寄せあげた乳房を揉みしだいてきたんです。

――ン…達也さん、すごく気持ちいい…。

 その言葉に嘘はありません。力加減が絶妙で、決して独りよがりの愛撫じゃないんです。ちゃんと私の反応を見ながら乳首を吸い、舌先の動きに変化をつけて舐め、時おりフェザータッチで焦らしながら、じわじわと責め立ててくるんです。

 その頃には私のヴァギナに熱い蜜が溢れ、シーツまで濡らしていました」

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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