48歳人生初のラブホへ。セラピストは「ここからタメ口で話してもいい?」と言った。

mirae.(みれ) ライター
更新日:2024-09-09 06:00
投稿日:2024-09-09 06:00
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。「このまま死ぬまでセックスしないなんて嫌!」と、48歳で意を決して女風を予約しました。
 初めての風俗にドキドキしながら新宿の待ち合わせ場所に行くと、マッシュルームヘアの“今どき”な30代前半男性セラピスト・O氏が現れました。Xデーはどうなる?

イケメンセラピストと手をつなぎ、人生初の“ラブホ”へ

 予約時にリクエストとして出した容姿の条件、「ジャニーズ系のかわいい顔、身長170cm以上&体型はやせ型、短髪のさわやかな見た目」をほぼほぼクリアした、いや、なんなら想像以上のイケメンが現れ、戸惑う48歳処女。

 しかもこれからエロいことをする相手だと“確定”しているわけで、ドキドキが止まりません。そんな心境など知るよしもないO氏は、

「さ、行きましょうか」

 と促します。

「どこへ?」

「何言ってるんですか、ラブホテルに行きましょう」

 きょとんとした顔の私にあっさり。“ラブホ=セックスをするためのホテル”というイメージしかなかったので、その言葉を聞いただけで、股間が濡れてきます。

「手をつないでもいいですか?」

 とO氏。“48歳の私がこのイケメンと手をつなぐなんて恥ずかしい”と思いつつも、「はい…」と答えると、優しく手を握ってくるのでした。

【こちらもどうぞ】私が48歳まで処女だったワケ。30代日本人女性の3人に1人が性体験なし

休憩で6,000円のラブホへ

「初めてだから、ラブホは僕が決めたところに行きましょう」

 エスコートされ、言われるがまま…。O氏が選んだラブホは昼間からギラギラした雰囲気で、ロビーだというのにはためにはスタッフは誰一人見えません。何か隠さなきゃいけないような、オトナが悪いコトをするような、シティホテルではない空気感が漂っています。

 興味津々にロビーを見回していると、目に入ったのは部屋を選ぶパネル!

《あ! ドラマや映画でよく見たやつ!》密かに大興奮です。各部屋の写真が並び、大きなベッドがど真ん中に鎮座する様子を見るだけで艶かしい気分になり、ドキドキが止まりません。

「この部屋にしましょう。お風呂もあるし」

 O氏は慣れた様子でパパッと決めてフロントへ。誰もいないと思っていたロビーには、小さな窓から手だけを表すフロントスタッフがいたのです。

「休憩で6,000円になります。フリータイムなので20時まで滞在できますよ」

 と伝えられ、私が6,000円を支払い、部屋へ向かいました。

「ここからタメ口で話してもいい?」

 部屋の中に入るとクィーンサイズくらいの大きなベッドが目に飛び込んできます。このベッドでたくさんのカップルがセックスしているのね…。

《これがラブホなのね!》と心の中で味わうように復唱し、目をギラつかせていると、O氏はそそくさとバスルームへ行き、お風呂の準備を始めました。

「カウンセリングと簡単な性感マッサージ施術の説明をしますね」「ここからタメ口で話してもいい?」

 打って変わってカジュアルな雰囲気でカウンセリングと説明を進めていきます。

「予約の際に“処女”だって書いてあったけど、緊張してる? 怖い?」

 私が小さくうなずくと、O氏は笑顔で、

「大丈夫。mirae.さんと同じように40代で初めての人はたくさんいるから」「優しくするから安心してね」と、目を合わせて伝えてくれました。

mirae.(みれ)
記事一覧
ライター
アラフィフのフリーライター。ライター歴は15年以上。いろいろこじれて48歳で処女卒業。現在は性に奔放で貪欲に、独身生活を謳歌中。
X

関連キーワード

ラブ 新着一覧


幸せな再婚をするために…事前に考えておくべき3つのこと
 離婚する夫婦が増えていますね。現代の日本では、再婚は珍しいことでもありません。しかし、一度目の結婚で現実が分かっている...
東城ゆず 2019-07-01 06:13 ラブ
新婚なのにケンカが絶えない 悩める夫婦が試すべき3つのこと
 新婚といえば、甘いラブラブな雰囲気を想像する人も多いはず。しかし、これまで違った環境で過ごしてきた男女が、一つ屋根の下...
東城ゆず 2019-06-30 06:00 ラブ
アイツと経験した女子はNG…男子のお付き合いフィルターとは
 女子の皆さん! 要注意です! その男とは関係を持ってはいけません! 関係を持つとあなたの今後の恋愛活動に悪影響を与えて...
しめサバ子 2019-06-30 06:00 ラブ
モテ女子に学ぶ上手なボディタッチの方法!効果UPのひと工夫
 モテ仕草の定番でもある「ボディタッチ」。「気になる人と話すだけでもドキドキするのに、触るなんてとても無理!」なんて思っ...
夫の父親である「舅」をたぶらかし…意のままに操る鬼嫁たち
 あざとい性分のお嫁さんには、夫の父親である“舅”をたぶらかし、世の夫や姑をモヤモヤさせている女性もいるようです。  ...
並木まき 2019-06-29 06:00 ラブ
彼女と結婚しよう…彼氏が決意するちょっと意外な4つの瞬間
 周囲の友人たちが結婚していったり、出産ラッシュを迎えると、なんとなく焦る人も多いですよね。それほど、結婚への憧れは強い...
東城ゆず 2019-10-24 20:44 ラブ
いざ結婚もフタを開けたら…国際結婚は想像以上に大変だった
 私自身を含め、日本夫×台湾妻による夫婦間の文化のずれは、それぞれの家庭や性格によって様々なのですが、今回は私や友人ら約...
インリン 2019-06-28 06:01 ラブ
愛情なんて込めません!鬼嫁たちの知られざる食卓事情とは?
「鬼嫁」と呼ばれる妻たちには「夫に愛情を込めた料理なんて、食べさせるつもりはない」とばかりに、手抜きしまくりの食事になっ...
並木まき 2019-06-28 06:00 ラブ
“恋愛あるある”から学ぶ「恋愛で幸せになる」女性の考え方
 好きな人ができた、なんと彼と両思いらしい。誰もが有頂天になる瞬間です。これからの甘い恋を想像するだけで、自分が満たされ...
東城ゆず 2019-06-28 06:00 ラブ
ダメなら諦める? 返信を待ち続ける女が取るべき最終手段3つ
 LINEに既読がついているのに、待てど暮らせど彼からの返事が来ない。そんな時、いつまでも待ち続けてしまう女性がいます。...
内藤みか 2019-06-27 06:09 ラブ
重い女性と一途な女性の違いはたった1つ! あなたはどっち?
 あなたは「重い女性」と「一途な女性」の違いを挙げるとしたら、なんと答えますか? この2タイプの線引きはとても難しいです...
孔井嘉乃 2019-06-27 06:00 ラブ
夢みたいな新婚生活に落ちた黒い影…志穂さんのケース#1
「あれって結婚だったのかなと、今でもよくわかりません。ただ、当時の日常を思い出すとムカムカして、吐いてしまうこともあるん...
神田つばき 2020-01-11 07:03 ラブ
都会暮らしの普通の女がいい女よりもいい出会いを増やす方法
「都会の女は出会いが多いでしょ」。田舎の友達からそう言われることはあるけれど、「良質な出会いがあるわけじゃない」と、そう...
ミクニシオリ 2019-06-26 06:00 ラブ
男女の喧嘩で話し合いが失敗するなぜ? 最新脳科学にヒント
 男女の違い……それは、人類が理性を獲得してからの永遠のテーマです。そこに起因した“すれ違い”がとくに顕著となるのが、男...
しめサバ子 2019-06-26 10:10 ラブ
「私の何が悪いの?」婚活がうまくいかない原因は思考にある
 山本早織の「結婚につながる恋コラム」第8回は、婚活が上手くいかずこのまま諦めた方がいいのでは……と悩んでいるあなたへ、...
山本早織 2019-06-25 14:06 ラブ
私とどっちが大事?筋肉男子と付き合うメリット&デメリット
「筋肉にうっすら浮かんだ血管が好き♡」「割れた腹筋に顔を擦り付けるのが刺激的で好き♡」と、男性の筋肉を愛する女性は増加傾...
しめサバ子 2019-06-25 06:00 ラブ