不倫相手の性癖はネトラレ。「他の男にも抱かせてみたい」と相談され… 32歳ホステスの悦び #1

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2024-11-08 15:06
投稿日:2024-10-25 06:00
 不倫相手との逢瀬は、女としての悦楽を存分に味わわせてくれる。背徳感や切なさは、時に婚外恋愛の醍醐味ともいえるかもしれない。

 だが、相手の性癖が意に沿わぬものだったら、あなたはどう考えるだろう。彼の嗜好を優先するか、自分の意志を貫くか――。

 今回、取材に応じてくれた真理子さん(仮名・32歳ホステス/独身)は、不倫相手の性癖に困惑しつつも「彼を優先した」側である。

45歳のイケオジ社長と不倫関係に

 真理子さんは語る。

「婚外恋愛の相手は亮平さん(仮名・45歳建築会社社長/妻子アリ)です。もともとはチーママのお客さまでしたが、チーママが病気で退店することとなり、以前から指名をもらっていた私が新しい担当になりました。

 彼の趣味はワインとゴルフ。細マッチョの体に洒落たスーツを粋に着こなすセレブなイケオジタイプ。本来ならお客さまと男女の関係になるのは『マクラ営業』と呼ばれて揶揄されるのですが、私は仕事抜きで好きになってしまったんです。

 チーママが辞めた背景もあって、不倫関係になりました。

 彼、いつも高級なホテルをリザーブしてくれて、食事はルームサービス。『家族は大事だけれど、仕事でも家庭でもない、自分を解放できる時間が必要なんだ。真理子との時間は僕にとってかけがえのないものだよ』と言ってくれたんです。

 男女関係になっても、定期的に来店して私の売上に貢献をしてくれますし、ありがたい存在です」

【読まれています】「処女妻」初夜の儀式 夫公認でセレブ義父母の性奴隷に… #1

不倫相手の奇妙な申し出

 でも、付き合って3カ月あたりから亮平さんは妙なことを言い出すようになったという。

「行為後、彼は私を腕枕しながら囁くんです。『真理子のようないい女を他の男にも抱かせてみたい。僕はどれほど嫉妬に狂うだろう』って。最初は『冗談でしょう?』と笑いました」

 その時は亮平さんも笑っていたというが、徐々に風向きが変わってきた。真理子さんは続ける。

「逢うたびに言われるんです。『僕の愛する真理子を他の男に抱かせたい』『猛烈な嫉妬に狂ったあとで、真理子を抱きたい』『僕の願望が叶ったら、この先、僕はもっと真理子を愛せるはずだ』って…。

 正直、怖かったですね。でも、彼が『もし相手が、真理子のタイプの男ならどうだろう? 一度真剣に考えてくれないか?』と真顔で言ってきて…。恥ずかしいんですが、好きな男性像を思い描きました。

 亮平さんはセレブなイケオジタイプですが、一方で、カッコいい年下男性も好みです。例えば流行りのボーイズグループアイドルのような、若くて爽やかなイケメン男性。そんな人になら抱かれてもいいかなって…(笑)」

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

関連キーワード

ラブ 新着一覧


恋を遠のかせる…男性に聞いた女子からの「ウザいLINE」4選
 恋のはじめの一歩は、LINEから。  忙しい現代の私たちにとっては、会えない時間のコミュニケーションもとっても大...
ミクニシオリ 2019-06-05 18:19 ラブ
全然スマートじゃない!キャッシュレス男子との残念なデート
 今やカードとスマホさえ持っていれば、一日お出かけしてもどうにかなるというキャッシュレス社会になりつつありますね。合コン...
田中絵音 2019-06-04 06:00 ラブ
本気で出会いを求めるなら…男性率が高い世界に行こう
「周囲に全然いい男がいない……」そう嘆いている女性はとても多いものです。けれど、そういう人に限って、職場と家の往復以外、...
内藤みか 2019-06-03 06:00 ラブ
あなたの友達はDVやモラハラの被害者かも…意外なSOSサイン
 夫からDVやモラハラの被害に遭っている女性ほど、周囲に出しがちなサインもあります。  しかし一見すると、そうとは気づ...
並木まき 2019-06-03 06:00 ラブ
ハリーウィンストンを結婚指輪にする人は離婚しやすい法則
 さて、最近知り合いの結婚式がありまして、ホテルはリッツカールトン、指輪はハリーウィンストン、招待客は600人と豪華絢爛...
しめサバ子 2019-06-02 06:00 ラブ
別れたくないけど別れた方がいいの?的な彼氏への対応策
 電子書籍も含めて、発売たちまち6万部突破のベストセラー『魔法の「メス力」』の著者で恋愛コラムニストの神崎メリさん...
神崎メリ 2019-06-02 06:00 ラブ
失恋して眠れない…そんな夜に試したい悲しみの乗り越え方
「失恋をした日の夜、心が痛すぎて眠れずに朝を迎えてしまった。」そんな経験を持つ女性は多いでしょう。失恋したショックは大き...
孔井嘉乃 2019-06-01 06:00 ラブ
#1 「したい側」がひとりで悩んで余計に傷つかないためにも
 セックスレスについての悩みを伺うたびに思うのは、原因も解決策もカップルの数だけあるということ。  日本性科学会の...
うかみ綾乃 2019-08-26 12:19 ラブ
結婚詐欺男に騙されないために…彼のSNSアカウント特定方法
 マッチングアプリなど、ネット経由で「知らない人」と出会うことが、ここ数年カジュアルになりました。しかし、そうした出会い...
ミクニシオリ 2019-05-30 06:00 ラブ
【原宿編】結婚できるか不安になり…占いコンにすがってみた
 もたもたしてる間に、幼なじみは結婚して子育てするなど教科書のような人生を歩み始めた――。アラサーに突入して焦燥感が高ま...
高輪らいあん 2019-06-14 18:13 ラブ
男性は耳からも恋をするんです…彼が喜ぶ効果的なセリフ3選
 結婚につながる恋コラム第6回は、意中の男性から「好きだ」と言ってもらうため、決してぶりっ子には見えず、でもしっかり女性...
山本早織 2019-05-28 06:00 ラブ
女性だって告白したい! 成功率を上げるタイミングと心構え
「好きな気持ちが苦しく、どうしても告白したい!」そんな思いに駆られている女性は多いでしょう。思い余って告白をするのも良い...
孔井嘉乃 2019-05-28 16:55 ラブ
DV夫と別れた女性が密かに傷ついている 周囲の心ない言葉3選
 DV夫との離婚が成立し、前向きな気持ちで新しい人生を歩みだしている女性に、悪気がなくとも、傷つく言葉をかけてしまう人も...
並木まき 2019-05-27 06:00 ラブ
愛人は不幸じゃない 非モテ女子は彼女たちにスキルを学んで
 昔から、なぜ「愛人=不幸そう」と思われるのでしょう?そもそも「愛人」という単語がなんとなく後ろめたい感じだったり、淫美...
リタ・トーコ 2019-05-27 06:06 ラブ
ホテル代は割り勘?おごられる? 意外だった“男女別の違い”
 ひと昔前は、デートの代金は男性がおごるもの、というのが当たり前だった時代がありました。  今は全てを男性におごっても...
深志美由紀 2019-05-26 06:00 ラブ
交際歴2年…彼氏にプロポーズさせるにはどうしたらいいの
 電子書籍も含めて、発売たちまち6万部突破のベストセラー『魔法の「メス力」』の著者で恋愛コラムニストの神崎メリさん...
神崎メリ 2019-05-27 14:25 ラブ