事実婚夫の「やらされてる」感アピが許せない! 46歳女は“完全無視”作戦も視野に

並木まき ライター・エディター
更新日:2024-11-09 06:00
投稿日:2024-11-09 06:00

ネタのつもり?

「家の中だけなら、まだいいかもしれませんが、夫は外でもそんな感じ。

 仲間うちで食事に行っても『猫のトイレ掃除をさせられてて〜』とか『こっちは仕事で疲れているのに、妻は“ほうれん草を買ってこいっ”て言うんですよ〜!』などと平気で口にします。

 もちろん私は『買ってこい』なんて口調で夫に何かを頼んだことなんて、ありません!『買ってきてもらってもいい?』などとソフトな言い方で頼んでいます。

 本人はネタのつもりなのかもしれないけれど、ちっとも面白くないし、むしろ不快。本気でイラつきます。

 私が鬼嫁だと思われていないかも心配で…」

夫婦仲は悪くなる一方

 毎日この調子の夫に対して、愛情も薄れてしまったとため息まじりに打ち明ける千晶さん。レス問題にも発展して…。

「夫に対してイラつきまくりなので、当然ながら夜の生活なんて応じる気になれません。抱かれるなんて絶対嫌です。

 このままだと、夫婦仲は悪くなる一方だと思うんですよね。

 事実婚だから法律婚に比べればお別れするのも簡単なのかな? と想像しながらも、まだ調べていなくて。

 でも夫に直談判しても『俺、そんなこと言ったっけ?』や『俺の言葉に、いちいち深い意味はない』なんて言うばかりで、解決に至りません」

 こんな毎日を過ごすくらいなら、シングルのほうががはるかに快適だと思っている千晶さん。今や夫が家にいるというだけでイライラするのだとか。

更年期の影響かもしれないけど

「生理前とかでこっちも体調が悪いときには、夫の顔を見るだけで吐き気がするほど不快です。

 更年期の影響ですか? う〜ん、多少はあるかもしれないけれど。仮に更年期じゃないとしても、今の夫のような言動をする男性にはやっぱりイラついていたと思います。

 ここからどうやって快適な生活を取り戻そうか…。事実婚を解消するか、とりあえず私が家を出て行くか。それとも夫を完全無視して私の怒りを思い知らせるか…。

 どれもそれなりの労力がかかりそうで、考えただけでウンザリします」

  ◇  ◇  ◇

 快適とは程遠く、不快感が募る生活に一刻も早く終止符を打ちたい千晶さん。では夫であるトシカズさんは今の関係をどう捉えているのでしょうか。

 次回に続きます。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


超年上女性を彼女にするのはこんなタイプの男性なんです!
 最近は男性が年上の女性と交際することが目につきます。女性が30〜40代で男性が20代というカップルなど、年の差が10歳...
内藤みか 2021-04-24 08:00 ラブ
高身長男性に惹かれる女性必読 「ウドの大木」にご注意を
 結婚相談所の書類にある「身長」を書く欄。相手を選ぶ時に、背の高さを条件にする女性がいまだ多いということでしょう。でも、...
孔井嘉乃 2019-03-18 17:24 ラブ
マンネリ解消にオススメ 照れずにできるスキンシップの方法
 パートナーに「くっつきたい」と思っているのに、スキンシップのタイミングが取れないまま日々が過ぎていく。そうしていつの間...
孔井嘉乃 2019-04-12 05:55 ラブ
市川海老蔵の変貌にみる 男が遊び人から「卒業」する日
 一時期は“稀代のプレイボーイ”として連日週刊誌に話題を振りまいた歌舞伎俳優の市川海老蔵さん。 「灰皿テキーラ」と...
しめサバ子 2019-03-15 08:19 ラブ
超年の差も…女性教師と中学男子が“禁断の恋”をする時代?
 先日、驚くような事件が起きました。中学生徒とテーマパークに出かけてキスをしたとして、千葉県の44歳の担任教師が懲戒免職...
内藤みか 2019-03-15 06:00 ラブ
果たして「男はオオカミ」なのか?全ては女性次第だったり?
 先日、久々に「男はオオカミなんだから」というセリフを聞きました。でも、「本当にそうかな?」と、ふと思った筆者です。実の...
孔井嘉乃 2019-10-31 16:11 ラブ
「失礼しました」多用の女性をハイスペ男子が選ばない理由
 昨今、「申し訳ありません」の代用として「失礼しました」を多用する風潮が強くなっている気がします。しかし、この「失礼しま...
並木まき 2019-04-17 03:29 ラブ
究極のモテは「わたし、気になります!」な好奇心旺盛女子
「わたし、気になります!」  こちら、大人気TVアニメ「氷菓」のヒロイン・千反田える (ちたんだえる)の決めゼリフ...
しめサバ子 2019-03-13 15:55 ラブ
男性の脳を刺激 “香りマーケティング”は恋愛でも使えます
 結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。第1回目の「結婚につながる恋コラム」では、五感で男性を刺激する、最も効果...
山本早織 2019-03-25 07:40 ラブ
不倫からの略奪愛に長けた女性に見られる“危ない傾向3つ”
 不倫をしている女性の中には、「いつかは正妻から彼を略奪したい」と目論む女性も珍しくないようです。人の家庭をぶち壊してま...
並木まき 2019-04-14 03:08 ラブ
恋愛相談を女友達にするなら…絶対に知っておきたいルール
 恋愛中は「少しでも誰かに話したい!相談したい!」と思うのが女性です。そんな時にじっくり話を聞いてくれるのが、気のおけな...
孔井嘉乃 2019-04-13 02:02 ラブ
ナンパからの恋愛ってあり? ナンパでも誠実な男の見分け方
 ナンパ=チャラい、というイメージから「ナンパで始まる恋なんて絶対無理!」と思っている方も多いのではないでしょうか。実際...
しめサバ子 2019-04-10 03:27 ラブ
嫉妬心を消すには「逃げる」or「立ち向かう」の2択しかない
 仕事で活躍する同僚、好きな人の彼女、スタイルが良く笑顔が素敵な女友達、芸能人――。例えを挙げればキリがないほど、誰もが...
孔井嘉乃 2019-03-08 18:39 ラブ
上げ底に比例? シークレットシューズを履いた男のプライド
 ノンフィクションでお届けしている「ザンネンな恋の話」。今回は、身長168cmのモデル体型のんちゃん(仮名)が出会ったハ...
田中絵音 2019-03-28 20:58 ラブ
男性の「ちょっと距離を置こう」は何日? 結論を急ぐ女性へ
 お付き合いをしている男性からの「ちょっと距離を置こう」の言葉。「いつまでって何日!?」と、つい問いたくなりますよね。そ...
孔井嘉乃 2019-04-11 06:28 ラブ
【渋谷編・上】“いきなり恋人”からカジュアルに宗旨替え!
 もたもたしてる間に、幼なじみは結婚して子育てするなど教科書のような人生を歩み始めた――。アラサーに突入して焦燥感が高ま...
高輪らいあん 2019-04-22 23:05 ラブ