更新日:2024-12-06 06:00
投稿日:2024-12-06 06:00
30代から60代が共同生活をしながらパートナーを探すNetflixの番組「あいの里」。先日そのシーズン2が最終回を迎えましたが、若い世代からの「泣いた」という感想がSNSに多く寄せられています。
なぜ彼らはシニアの恋愛に涙したのでしょうか。
なぜ彼らはシニアの恋愛に涙したのでしょうか。
最初は物珍しさから…20代の娘がハマる
筆者は50代で、20代の娘がいます。つまり同世代なのでこの番組にハマるのは当然ですが、なんと娘のほうが番組にかなりのめり込んでいました。
最初は「こんなに年齢が上の人でも恋をするんだね〜」「何歳になっても手をつないだりしたいのかな〜?」と珍しいものを観てみようという好奇心からのようだったのです。
しかし、回が進むにつれて「幸せになってもらいたい」「頑張ってほしい」などと言い出し、最終回は更新の21時になった瞬間に私よりも先に視聴していました。
そして終わった後も「語りたい」などと言っています。自分よりずっと年上の男女の恋愛を応援していたのはなぜなのでしょう。
秘訣は過去の苦労話
娘は参加者全員を応援していました。なぜかというと、番組の中で、それぞれが過去を打ち明けるシーンがあるのです。ある人は大病を患い、またある人はパートナーとの別れでボロボロになり、壮絶な経験をしてきたことが明かされるのです。
10代や20代が多く参加する通常の恋愛リアリティー番組では、ここまで濃いエピソードはほとんど見かけません。しかし「あいの里」では、お互いの過去を知ったうえで、新しいパートナー探しの共同生活が始まるのです。
長く生きていると、つらい経験のひとつやふたつは味わってしまうものです。
悲しい記憶を乗り越えて再び幸せになろうとチャレンジする不器用なアラフィフやアラカンの姿は、そこまでの人生の深みを味わったことがない20代には衝撃的に映るのでしょう。
若い娘にとって「あいの里」は、もはや恋リアというよりは、ドキュメンタリー番組化してしまっているのです。ドキュメンタリー番組では、つらさを乗り越えて頑張る人を自然と応援しながら視聴しますが、まさにそんな感じなのです。
ラブ 新着一覧
郊外に念願の一軒家を手に入れた、1組の「パワー夫婦」。会社への通勤には少々不便な地でも、テレワークがメインの今は「少し...
いいなと思った男性が「実は既婚者だった」というパターン、よくありますよね。 実際、付き合って1年経ってから気づいたとか...
20代のころは年上男性が好みでしたが、年齢が上がっていくにつれて、自分より年下の男の子にときめくことが増えました。仕事...
家庭内で問題が勃発したときに、話し合いで解決を図る夫婦は多いもの。ところが鬼嫁には、話し合いが意味をなさないタイプも散...
付き合い方の理想は人によって異なるものですが、多くの場合、「コソコソした恋愛はしたくない」と思っているはず。しかし、カ...
告白をしようと考える時、「フラれたらどうしよう?」と、誰もが不安になるものです。しかし、待ってばかりでは二人の関係は進...
シリーズでお送りしている、地方別男女の性格や特徴&恋愛傾向!今回は、東海地方に迫っていきます。東海地方は、愛知県、岐阜...
「鬼嫁」と呼ばれる女性には、巧みな話術で、夫を煙に巻くタイプもいるようです。その中には「あなたのためだから」と言いつつも...
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。世の中、勘が鈍く察しの悪い人もいれば直感が鋭く物事の本質をすぐに察してしまう...
「モテる人」の条件は、時代によっても変化します。コロナ禍の今は、これまで以上に男女間においてのさまざまな場面における「価...
シリーズでご紹介している「男女の恋愛観まるっと調査」! 今回は、東京と大阪の中間に位置する、愛知県、岐阜県、三重県、静...
突然強い孤独感に襲われる……。今後の人生も、ずっとこのまま独りなのではないかーーそんな漠然とした不安感で眠れない夜を過...
「なんだか最近、モテてる……?」そんな素敵な状況が訪れている人はいませんか? 今まで男性になかなか相手にされなかったの...
自宅にこもってばかりで退屈な日々を送っている女性が大勢います。なかには暇つぶしにとマッチングアプリに登録する人も。けれ...
ひと昔前は、「年下の若い女性が好み」という男性が多かったのですが、最近では年上の女性に魅力を感じる年下男性が増加傾向に...
いつまでも仲良くいたくても、恋人との関係は思いがけない方法に進んでしまうことがあります。一方的に別れを切り出されること...