「夫がセルフプレジャーにご執心…」許せない42歳レス妻、別居計画を企てる

並木まき ライター・エディター
更新日:2024-12-14 06:00
投稿日:2024-12-14 06:00
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。

42歳、レス歴は10年以上

 由香里さん(仮名)は、夫とのレスに何年も悩み続けていると話す42歳の主婦。夫であるトシカズさん(仮名)は妻よりも7歳年上です。

「レスになったのは、下の子が生まれてからなのでもう10年以上ですね…。

 最初のうちは解消しようと努力をしたのですが、実らずに終わりました。

 夫婦仲はレス以外は普通なので、まぁこのままレス人生を歩んでも仕方ないのかな、諦めようかなって自分に言い聞かせてきたのですが、最近になって夫が“ひとりで励んでいること”を知ってしまい、複雑な気持ちです」

一人で楽しんでいたなんて…

 由香里さんが、ある日夫の部屋を掃除をしていたところ、大人のおもちゃやセルフプレジャーグッズがたくさん隠してあったのを見つけたそうです。そのときのことを話しながら、だんだんと不快感をあらわにします。

「ありえない! って思いました。

 私はずっとレスに悩んでいました。今でも頭の片隅にずっとくすぶっているのに、夫はレス解消には努力をせず、ひとりで楽しんでいたなんて…。

 妻として侮辱された気分になりました。夫に対して不信感というか、お小遣いをそんなものに使い果たしているのかと思ったら、ムカついて仕方ありませんでした」

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並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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