「義実家からの第二子への圧、義母の小言が止まりません…」離婚の2文字が頭をよぎる42歳女性

並木まき ライター・エディター
更新日:2025-01-18 06:00
投稿日:2025-01-18 06:00

スマホの着信音に怯える日々

「『体力的にも経済的にもそんな余裕はない』と、はっきり義母にも伝えたんです。

 でも義母は私が何を言っても黙らない人。『息子の稼ぎが悪いって言いたいの? あなたがのやりくりが下手なだけでしょ』とか『あなたが息子に精のつく食べ物を作らないから、ダメなんじゃないの?』などとデリカシーのない発言を繰り返してきます。

 聞いているだけでもイライラしますし、電話を切ったあとにはすごく嫌な気持ちがいつまでも残ります」

 夫に不満を伝えても「俺は関係ない」と逃げられてしまうのだとか。最近ではスマホの着信が鳴るたびに「また義母なのでは」と強い不安を覚えるようになった加恵さん。

「このままじゃ精神衛生上よくないので離婚も視野に入れ始めた」と言います。

同居と思い込んでいる?

「それだけで離婚を? と驚く友達もいましたけど、私にとっては大きな問題。

 コロナ禍は色々大変でしたけど、義実家と距離を置けたのは良かったですね…。

 義母はとにかく口が悪いし、性格もキツいんです。

 それに…、義母の口ぶりからは、どうも将来的には長男の息子夫婦である私たちが、無条件に同居をしてくれるものだと思い込んでいるみたい。ぼちぼち義父母も高齢なので、遠い将来の話ではないんですよね。

 同居なんて絶対にしたくないし、夫は頼りにならないし。

 娘ひとりなら、私だけでもなんとか育てられるので、思い切って離婚かなぁ…」

 ◇  ◇  ◇

 義母への嫌悪感が深まるのと比例して、夫への愛情も薄れていると話す加恵さん。では夫であるリョウさんは、妻が義実家に対して抱く不満についてどう捉えているのでしょうか。

 次回に続きます。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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