“夫はATM”と語るママ友の危うさ…それはいつか故障するかも

インリン タレント、表現者
更新日:2019-08-17 06:00
投稿日:2019-08-17 06:00

「夫のことはATMとしか思っていないから……」

 私自身、結婚して子供が生まれて、ママ友の輪にも飛び込んだことにより、初めて世間の妻たちの考え方を知りました。世の中にこうした考え方をする既婚女性が多いことに驚きもしました。夫になる人の条件に、“ATM”の質で選ぶ女性が多いことは、時代や国は関係ないようです。

 夫の経済力を求めるのは安定した家庭を保つのにある程度は必要ですが、しかし全て夫の経済力に頼るのは危険だと思うのは私だけでしょうか?

頼りの“ATM”が消えたら生活費や育児費は?

 もし夫が突然病気や事故にあい、急に働けない身体になったらどうしますか? もし夫が暴力を振るう人だったらどうしますか? もし夫が不倫してあなたと家族を裏切った時、もし夫が離婚をしたいと言った時、あなたはどうしますか? 頼りの“ATM”が突然消えたら生活費や育児費はどうしますか?

 結婚後、もしものことは起きてほしくないけど、人生は突如として何か起きるかわからないのです。心が苦しくなるだけでなく、生活まで苦しくなり、どん底に落ちてしまうかもしれません。そんな人を私は今まで何人か見てきましたた。あるいは“ATM”に依存せざるを得ないから夫の暴力を我慢し、子供まで犠牲に……という悲しい結果になることもあります。

インリン
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タレント、表現者
日本育ちの台湾人。過去にエロテロリストとして日本社会を賑わせていた。その後日本人男性と国際結婚し、現在台湾在住。3児の母として奮闘する傍ら、台湾の中華料理資格、美容資格を取得。主にブログで台湾情報、美容情報を発信するほか、2019年よりフォトグラファーとしても表現の場を広げている。(撮影:Куратано)
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