「僕を応援して!」とアピった20代イケメンが女性たちから総スカン。壮大な勘違いを見抜けますか?

内藤みか 作家
更新日:2025-02-13 06:00
投稿日:2025-02-13 06:00

「何でもします」と伝えても…

 しかたなくA君は、自分から飲み屋で知り合った女性に応援をお願いする手段に出ました。しかし、どの女性にも鼻で笑われるばかりで、誰にも応援してもらえません。

「応援してくれるのなら何でもします!」と言ってみても、ダメでした。

 中には、何年もスケート選手を応援している女性もいたので「スケート選手は応援するのに、どうして僕は応援してくれないのですか」とA君は食い下がりました。すると即答で、「あなたには努力している様子が見えない」と言われてしまったのです。

努力するから応援される

 結局A君は、今日まで誰にも応援してもらえないままです。努力をしたら応援してもらえると言われても、本当はモデルになる気もないので、頑張る気持ちになれず、何もしていません。今後も期待はできないでしょう。

「熱く夢を語ればすぐに応援してもらえると思っていたけど、甘かった」とA君も現実の厳しさを悟ったそうです。

 A君だけでなく、夢を理由に女性に応援をせがむ男性が後を絶ちません。本気で頑張っているか、心底応援できそうかなど、推す側も厳しいチェックが必要になってきています。

内藤みか
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作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
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