更新日:2025-02-22 06:00
投稿日:2025-02-22 06:00
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
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47歳、シングルマザーです
47歳の洋子さん(仮名)は3年前に離婚をして以来、ひとりで娘を育てているシングルマザー。離婚後は中小企業で正社員として働き始め、裕福とまでは言えなくても安定した生活を送っていると話します。
「元夫は、すでに再婚していると聞きました。私が気づいていなかっただけで、離婚前から浮気をしていたのかもしれないですね。別れるときには知らなかったので、慰謝料とか取れませんでしたけどね。
私は特にこれ! という能力も資格もないので再就職は大変でしたけど、とりあえず正社員として雇ってくれる会社を見つけたので、感謝しています」
控えめな外見の女を演じてます
元夫は、再婚をしたあとも取り決めた養育費も滞りなく支払い続けており、子育てへの干渉もないため、特に不満もないと洋子さんは言います。
「それで、私もそろそろ人生をまた謳歌したくて、アプリで恋人を見つけたんですよ。
私、こう見えてすごくモテるんですよね。メイクもほとんどしないし、洋服もプチプラかつ地味なデザインのものを選んでいるので、嘘っぽく聞こえるかもしれませんが、マジでモテるんです。
プチプラを愛用しているのは、相手を油断させるためなんですよ(笑)。ほら、お金がかかる女だと思われたら、その時点で対象が絞られるじゃないですか?
だからモテるために親しみやすそうな格好をしているし、メイクもほとんどしないで控えめな外見の女を演じているんです」
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