平野紫耀から杉咲花に「翠ジンソーダ」キャラクターわずか1年でバトンタッチのナゾ…平野ファン大混乱

更新日:2025-03-02 17:03
投稿日:2025-03-02 17:00

 2月22日からスタートした、サントリージン「翠(SUI)」の新CMからNumber_iの平野紫耀(28)の姿が消えたことに、SNSでは《新しいバージョンを楽しみにしていたのに…どうして?》《あんなに売り上げに貢献したしょうをポイ捨て?》《退所して、まず手を差し伸べてくれたのはサントリー、1年間ありがとうございました》と賛否両論の声が渦巻いている。

 平野が「翠」のCMに出演したのは、Number_iが「GOAT」で世界配信デビュー後の昨年2月のこと。当時、渋谷区の宮下公園に突如現れた巨大なポスターは、ファンがスマホで記念写真を撮る“聖地”にもなった。

 平野の訴求効果は凄まじく、新CMがオンエアされて2週間で同商品の出荷数は、前年比約230%増という驚くべき数字を残した。ところが、このほど、サントリーは「翠」のキャラクターを貢献者の平野から杉咲花(27)と中島歩(36)にチェンジした。

「サントリーはジンの生産力増強を目的に、大阪工場へ55億円の設備投資を発表していましたが、今年は更に10億円の追加投資を決めています。平野の起用で“20代から30代後半までの女性購買層がジン市場に定着した”と判断したからのようです」(アルコール飲料業界関係者)

 見えてくるのはサントリーの戦略だ。平野では獲得できなかった年代層へのアピールの強化を狙って、杉咲と中島の起用ということになりそうだ。

「杉咲と平野は1歳違いですが、杉咲の支持層は平野とは重複しない30代後半から40代の女性層と、性別年齢を問わず役者としての杉咲にひかれている層が多いとされています。中島の方も実は広告業界ではかなりの注目株です。デビューは2013年で遅咲きといえるかもしれませんが、24年1月期のTBS系『不適切にもほどがある!』で、吉田羊にプロポーズする中学校教師役を堂々とこなし、来年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』にも出演するネクストブレークナンバーワンの役者。彼の起用で『翠』の購買層がどこまで広がるのか。大きな可能性を秘めていると思います」(同)

 わずか1年の起用で終わった平野の“勇退”を残念がる声が多いのは事実だが、バトンタッチする相手が杉咲&中島になったことをネガティブに捉えるコメントは不思議と聞こえてこない。

 特に杉咲は18年4月期のTBS系「花のち晴れ~花男 Next Season~」で平野と共演しているだけに、あどけない2人の残像とともに懐かしく覚えているファンが多いからかもしれない。

 さらにサントリーでいえばもうひとつ、「トリス」のキャラクターが15年ぶりに、吉高由里子(36)から永野芽郁(25)に代わったことも話題を呼んでいる。これは単純に“新たな若年層への取り込み”とも考えられるが、「『トリス』といえば吉高」という愛飲家への14年間のすり込みはそう簡単に消えなさそうだが、大胆なキャラクターチェンジの結果は吉凶どちらに出るのだろうか。

(芋澤貞雄/芸能ジャーナリスト)

エンタメ 新着一覧


城田優「だんまり戦法」に見え隠れする“面倒ご免”の大人事情
 俳優・城田優(36)が出演する「キンキーブーツ」のビジュアルが24日、公開された。  今年10月に上演されるブロ...
櫻坂46渡邉理佐 卒業ライブで欅坂46の封印曲を解禁できた訳
 渡邉理佐(23)が今月21日、22日に東京・国立代々木競技場第1体育館で行われた自身の「卒業コンサート」をもって、櫻坂...
こじらぶ 2022-05-26 06:00 エンタメ
眞栄田郷敦の強みは誠実!マッケンより普通にゴードンが好き
「NHKさん、ありがとう!」  思わず叫んでしまいました。  16日スタートの夜ドラ「カナカナ」(NHK総合...
広末涼子“今でも需要”は「脇役でもコツコツ出演」の賜物
 女優の広末涼子(41)が、5月いっぱいで自身のインスタグラムのアカウント閉鎖を発表した。4月14日に初のエッセー本「ヒ...
神尾楓珠“ワイプ芸”を刮目せよ!「3年A組」出世頭の演技力は
 神尾楓珠が凄いことになっています。水曜22時「ナンバMG5」(フジテレビ系)、金曜23時30分「青野くんに触りたいから...
平手&長濱“欅坂46両雄”ドラマ界本格復帰記念にプレイバック
 元欅坂46の平手友梨奈(20)が今月10日、22年7月期放送のドラマ「六本木クラス」(テレビ朝日系)に出演することが番...
こじらぶ 2022-05-14 06:00 エンタメ
吉高由里子主演「光る君へ」NHK&民放MIX“イケメン再演”の目
 NHKは11日、2024年に放送予定の大河ドラマについて、タイトルは「光る君へ」で、主人公の紫式部を吉高由里子(33)...
神木隆之介は元子役クズ説を覆す男、女性の噂も皆無だけど…
 元人気子役というと悪い印象しかないのは、間違いなく坂上忍と杉田かおるのせいでしょう。  子どもの頃あんなに可愛か...
松下洸平“低視聴率”でも高評価 ゴチで得た天然ポンコツの座
 5月1日に俳優業デビューから12年を迎えた松下洸平(35)がノリに乗っており、ツイッターでは「#松下洸平12周年」のお...
ディーン様は浮世離れしていてナンボ!お宝シーンよもう一度
「あいわらずお美しいこと!」  そう言わずにはいられないのがディーン・フジオカ(41)、通称おディーン様です。4月...
浅香航大は“理想の元彼NO.1”!本人自覚ゼロでも色気だだ漏れ
 昨今、やたらと考察ドラマが多いと思いませんか。前クールの「真犯人フラグ」とか「ミステリと言う勿れ」とか「愛しい嘘~優し...
松潤・キムタク・ニノ…主演作の明暗、私生活切売りがアダ?
「ドクターX~外科医・大門未知子~」など数々の人気作を生み出してきたテレビ朝日の木曜ドラマが2クール連続で苦戦している。...
こじらぶ 2022-06-01 12:36 エンタメ
SixTONES松村が傷物に…「恋マジ」時代錯誤設定にキモイの声
 今月18日にスタートしたフジテレビ系ドラマ「恋なんて、本気でやってどうするの?」(月曜午後10時)が、女性から酷評され...
山P「正直不動産」番宣拒否報道もあったがいいやつじゃん!
「正直不動産」(NHK総合)の山下智久(37)を見ていて、山Pもずいぶん丸くなったなあと思う。  山P演じる主人公...
「芸能人二世」サバイバル! 生き残るための“最大武器”は?
 この春も芸能界は二世が注目を集めるようでーー。タレントの中山秀征(54)の長男・中山翔貴(23)は4月8日スタートのテ...
城田優「カムカム」で甘美な声も…驕る“イケメン”久しからず
 日本人と外国人との間に生まれた子どもを「ハーフ」って言いますが、「ハーフ」は半分という意味だから「ダブル」や「ミックス...